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第3回 一般臨床医学 2021.4.16
皆さんこんにちは(^^)
かなりのんびりやらせてもらってますが、先週の歩行についての解説を月曜からやっていきます。
では早速問題です!
といきたいところなのですが、実は前回の一般臨床の回でまとめています。以下を参照してください!
といいつつ1問ずつみていきます...
問題1.歩行時に健側の骨盤が下がるのはどれか。 2008(第16回)
1.はさみ脚歩行
2.間欠性歩行
3.失調性歩行
4.トレンデレンブルグ(Trendelenburg)歩行
健側の骨盤が下がるのはトレンデレンブルグ歩行の特徴です。
健側の骨盤が下がる=患側で身体を支えられない。
と考えるのも正しいかと思います。
答えは【4】です。
実際に歩行をみてみるのが一番良いと思いますので、リンクをはっておきます。
問題2.バージャー(Buerger)病の特徴的な歩行はどれか。2011(第19回)
1.はさみ歩行
2. 間欠性跛行
3. 突進歩行
4. 失調性歩行
バージャー病や脊柱管狭窄症ときたら間欠性歩行ですね。
答えは【2】です。
上の図の様に前屈みで休むと楽なのは脊柱管狭窄症です。
なので、症状のきつい方には手押し車や自転車を押す様に勧めています。
バージャー病の場合、姿勢に関わらず休めば症状が落ち着くことも覚えておいてください。
最後の問題です!
問題3. 一側性の錐体路障害でみられる歩行はどれか。2019(第27回)PM26
1. 鶏 歩
2. 突進歩行
3. 間欠性跛行
4. 分回し歩行
錐体路障害とは脳梗塞や脳塞栓などの脳血管障害でみられます。
脳血管障害では分回し歩行や草刈り歩行といった特徴的なものがありましたよね?
なので答えは【4】です。
以上です!
復習しておいてください!!
今日もゆっくり休んで明日も元気に行きましょう(^_^)