肩インピンジメント症候群のスカッと症状の取れた例
柔整5年生のSHINです。
今日はある患者さんの治療例です。
転倒し、地面に左肩を強打した患者さまです。
ペインフルアークサイン陽性。
エコー観察下で、棘上筋腱が烏口肩峰アーチ下で微小損傷確認済み。
いわゆる典型的な腱板損傷ですね。
自動運動で挙上、外転はなんとかフルレンジ動く。
けど、ペインフルアークサイン陽性なのでもちろん途中で痛みは出ます。
その他、最終可動域ではかなりしんどそうにしています。
ルーキーの柔道整復師のみなさんならどう治療しますか?
棘上筋を中心にロテーターカフに手技を施しますか?
それで結果が出ればそれで正解です。
しかし、僕が見てきた経験則から言うと、
それだけだとそこそこの効果はあるけど、患者さんも施術者当人もなんだかなぁというヌルっとした感じで気持ち良く治療を終了できず、また明日状態を教えて下さい。という感じでしょうか。
僕もルーキーの頃にこういう経験はたくさんして、今でもあります。
だから、考えるのです。
アプローチは十分だったか?
それとも間違っていたのか?
まったく見当違いだったのか?
ルーキーの時はそれすらも分かりません。
ちなみに今回の患者さんもロテーターカフを中心に施術してましたが、ヌルッとしたのでまったく違うアプローチをかけたら、激変!
患者さんがクルッとこちらを向いて、
先生!まったく痛くない!全部あがる!
と言い放ちました。
こう聞くとすごく怪しく詐欺っぽく聞こえるのですが、事実なのでそのまま書くしかありません。
ちなみに、キーワードはアライメントです。
続きはまた書きますね!
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