見た目より大切なもの!子どもの歯の矯正はいつから?
アラフォーオヤジの私には、高1の娘がいます。
突然ですが、皆さん子どもの学校の検診、把握してますか?
偉そうに言いましたが、私もぜんぜん把握してなかった一人です。
妻からいきなり、学校の歯科検診で、娘の歯の噛み合わせが悪いと診断され、矯正するからと言われました。
オイ、オイ、オイ!そんなこと急に言われても困るんですけど~
すぐに娘に「歯が痛かったのか!」と詰問をしてしまい、こんな私になんかに話をしてくれません。そんな中、妻と娘で私が知らないところで、学校での歯科検診の話はしていたらしく、専門の歯科医にも検診済みでした。
歯医者からは、お母さんだけではなく、お父さんにも一緒に話をさせてもらいたいとのことでした。何も知らなかった私でしたが、歯は大切なので、話を聞きに。
速攻で「お父さん、お母さん、娘さんの噛み合わせ、このままだと大変なことになりますよ」とのこと。
レントゲンを見せてもらい、「娘さんは、前歯でしか食べ物を食べてません。奥歯でぜんぜん、噛んでない」状態ですと・・・
実際にレントゲンを見せてもらい納得しました。
「すぐに矯正をしないと、噛み合わせどころか、身体への悪さも懸念されます」と診断されました。
診断されましたが、私も、妻も矯正の経験はなく、歯は大切なことだから、やらなくてはいけない。けど、見た目で友達からバカにされたら、どうしようってデメリットの方を考えすぎてしまいました。
私の矯正のイメージとすると、こんな感じです。
笑ったときに、歯に金具がついており、知らない子からしたら、「なんで金具が歯についてるの?」なにそれって聞かれ、それを聞いた娘はどんな思いをするのだろと。
なぜなら、心理学的から人は見た目で9割を判断するからです。
身体のためには、矯正をしなくてはいけない。それによりデメリットもある。ってことを、私、妻、娘と真剣に話し合い、優先順位を決め、親は娘のサポートにまわることに結論がでました。
大袈裟化もしれませんが、親は覚悟を決め、何があっても娘を守るって感じです。久しく忘れていましたが、生まれてきてくれた、出産時のことを私なりに思いだしました。そして守るために調べました。
子どもの矯正はいつから?中学生から?高校生から?子どものうちに矯正を行うメリット、デメリットとは
メリット
中学生は永久歯が生え揃っても、顎を含む体全体は成長過程。
歯周組織の新陳代謝が活発で、歯が移動しやすい時期とも言えます。
この時期に矯正治療を始めることで、歯の移動がスムーズに進み、治療期間も短く済む可能性があります。
また、自分の顔や見た目にへの意識が高まる時期でもあります。
高校生になると顎の成長もほとんど終了し、治療の内容もほぼ大人と同じです。
しかし顎の成長は止まっていても、大人と比べると骨や歯周組織の新陳代謝はまだまだ活発で、歯の移動はスムーズになります。
大人の矯正では、歯列を整えるため抜歯をするケースもあります。顎が小さく、歯が生える十分なスペースがないまま成長しきってしまったためです。
一方、子どもの矯正は顎の成長に合わせて行います。永久歯が生えるスペースもできやすく、結果的に大人になってからの抜歯リスクを減らすことにもつながります。
デメリット
矯正期間が長くなる場合も?
顎の成長が止まるのは、15歳前後と言われています。
したがって、顎が健全に成長するまで継続的に矯正を行う場合、治療期間が長くなる可能性があります。
子どもの生活に負担がかかる場合がある
子どもにとって、表側のブラケット矯正は見た目も大きく気になるだけではなく、口の中に異物があるという、違和感も続きます。
また、就寝中や一定時間だけのマウスピース矯正でも、子どもにとっては大きくストレスになる可能性があります。
ブラケット矯正とはなんだろう?
ブラケット矯正とは、ブラケットと呼ばれる金属やセラミックでできた小さい装置を歯の表面または、裏側に装着させて歯並びを矯正する方法です。ブラケットは矯正させる歯1本1本に装着させます。
ブラケットにワイヤーを通して、歯列全体を矯正させます。バラバラな方向に歯が生えている場合は、歯が1本1本にブラケットをつけて、ワイヤーを通すと、ワイヤーがくねくねと曲がっている状態になります。
ワイヤーは元の状態に戻ろうとするため、その力で歯が動き矯正されていくという原理です。
「歯はどのように動いていくの?」
矯正したい歯にワイヤーで力をかけることで、歯の周りの組織が少しずつ変化していきます。歯茎に埋まっている歯の根っこの部分の周りは歯根膜と呼ばれる膜で覆われています。そして、歯槽骨と呼ばれる骨があり、歯の周りの組織が成り立つ。
たとえば歯を右側に動かしたい場合、どのように歯が動く仕組みなのか説明します。矯正したい右の方向へと力を加えることで、右側の歯根膜が圧迫され、圧迫された側の歯根膜が歯槽骨に吸収される。その分歯は右側に移動できます。
一方、左側は歯根膜が伸びて左側の歯槽骨と歯根膜には大きくスペースを埋めるために左側の歯槽骨は細胞を作り出し、新たに歯槽骨が形成されます。この動きには、個人差がありますが、1ヶ月で歯が移動するのは1ミリ程度が目安です。
調べて、「あっ!」こういうことなかっていうのは、親は簡単です。それは今は、調べると分かるから~⤵ けど、娘からしたら、そんな余裕はなく、周りからどのように見られるのだろう?不安と見た目の判断は、親が思っている以上に莫大と思います。決めつけはいけません!!
ブラケットの種類
メタルブラケット
メリット
・治療費がリーズナブル。他のブラケットと比較すると、費用が抑えやすい
デメリット
・歯の表に金属を装着するため、目立ちやすい。
透明色や白色のクリアブラケット
メリット
・ブラケットとワイヤー間の摩擦が低減されるため、歯の移動がスムーズになり、治療期間も短くて済む。
デメリット
・強い力により欠けてしまう恐れがある。素材にもよりますが、メタルブラケットと比較すると、耐久性が低く、強い力を与えてしまうと欠けてしまうことがある。
歯の裏側で矯正するリンガルブラケット
メリット
・歯の裏側につけるため、人に矯正していることが分からない
デメリット
・歯の裏に付けるため、喋りづらさが出てしまう。
リンガルブラケットだけ、詳細が少ないなって思い、かかりつけの歯医者に質問しました!
どうして喋りづらくなるのですか?
歯医者の先生も「えっ!」という表情で 、でもお子さんは、女の子ですから、見た目もすごく気にしませんかって。
これは私の個人的な考えですが、今は便利になり、見た目を気にして、矯正をやらないって、という子のための対応策なのか?と感じてしまいました。
なので見た目が重要の方は、こちらもありますよって。表と裏で何が違うんですがの質問にも、あたふたした感じでした。
手間賃なのかって 、疑うこともありましたが費用を見て、やっぱりそうなんじゃねってとも思いました。これはあくまでも個人的な見解です。
あしからず。
ブラケット矯正期間とかかる費用
治療期間は症状にもよりますが、平均2年~3年程度
メタルブラケット 600,000円~1,000,000円程度
クリアブラケット 700,000円~1,000,000円程度
リンガルブラケット 800,000円~1,200,000円程度
※上記の料金は目安です。医療機関や個人の症例、治療方法、地域により異なり都市部は全国平均より少し高く設定されています。
私の娘は、歯医者さんと相談し、クリアブラケットに決めました。
調べたとおり、費用は700,000円かかると言われました。けど、みんなで話しあっての決断で、親は覚悟を決めサポートに徹したいと思います。
まとめ
子どもの歯並びを、なるべく早い時期に整えたいと思う一方で、子どもの生活、メンタルに負担がかかってしまうのではないかという心配もあると思います。
しかし、矯正治療の成果に関しては、顎の成長が止まった大人よりも、子どものうちに始めた方が、良い場合が多い。
まずは、お子さんと相談し、メリット、デメリットはあるので優先順位を決め、選択したほうが良いのではと思います。
それでは、また。
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