絵を描く。
旧Twitter(何らかの因果で現在はXと名乗るSNS)でふと呟いたことから、
Noteにまとめておこうと思い立って記している。
書かねば、事象も記録も画像も消えてしまうかもしれない。という電子の時代にデータを投稿するのは贄にも似ている。
さて、前置きはここまでにして
Twitterのフォロワーさんより
「こんばんは☾⋆。°✩ どの絵師様にも思っていることですが、その作品がどのようにして産まれたのか、構図や画材のこだわり等々気になることばかりです。」とコメントいただき(ありがとうございます!)
この場でお返事いたします。
「作品がどのように産まれるか」
これは2つの分岐があり
① 創作物語を軸にして挿し絵的な立場の作品
もしくは 物語から派生した文章で表現しきれない部分の補足的補助作品
主に小説『好日来来と夢路をたどる』を中心として、旅人ノアールや帽子屋ブラン、白兎コキノを描くことが多いです。
ちなみに小説はwebでも読めます。現在は途中までの公開です。
#カクヨム #小説 #ファンタジー
『好日来来と夢路をたどる』
②女性の肖像画には、これといった本編がない。かなり個人的な感情になるので詳細は省きますが、彼女たちには自由に、その子たちが思うように歩ませてあげたいのです。
なので、物語の作品よりも感情表現が強いものとなっています。
余談:描き方(メイキング)
メイキングといっても、うまく文字で説明できないので
画材の専門家の方々のブログとか見てください。2019年の塗り方は今の2023年の私には再現できる気がしない
構図
ひとくちに構図といっても、これが一番難しい。
先ほどあげた「① 創作物語を軸にして挿し絵的な立場の作品 」
にしても、
・どの場面を切り取るのか?
・誰を描くのか?
・誰の視点から見た景色なのか? 等々
例をあげたらキリがないのだけれども、小説を書いている時点で実はすでに頭のなかで映像化され(小説編もNoteにまとめよう)そこは「舞台」になる。
落書きは描きやすい自分(描き手)から左向きばかり描いてしまいがちなのですが、展示会のときはなるべく人物の向きなど同じものにならないよう気を付けて…。
他の絵描きさんたちと構図が似てしまうのがこわいので、展示会タグは数日前~前日まであえて辿ったりしていません。奇跡的に被ったということはないです。今のところ。
SNSばかりみると不安になったりするので、程よい距離感で。ね。
どうやって思いつくのかというより、創作の子がいるときは勝手に動いてくれるので、それを私が写し取るという感じです。
いわゆる「降りてきた」と似た現状かもしれません。
女性のときは完全にインスピレーションなので、もはや説明できない。
画材について
① 透明水彩
主に使っている 絵の具(50音順)
#ウィンザーアンドニュートン
ウィンザーブルー(グリーンシェード)の青で一目ぼれした初期メンたち。
https://www.bonnycolart.co.jp/subbrand/detail/4/
#クサカベ 主にハルモニアシリーズ
#シュミンケ ホラダム 変わった色と分離色ばかりもっている。
#ターナー水彩 基本の12色。
https://www.turner.co.jp/brand/watercolor/
#ダニエルスミス 癖しかない色(分離色)がいい。
#マイメリブルー 美しい発色。
#ホルベイン かわいいふんわり系~しっかりカラー
②不透明 画材
#墨運堂 絵墨 明(めい)・淡(たん)
https://boku-undo.co.jp/images/product/catalog.pdf#page=87
③アクリル絵の具
#ターナー色彩 アクリルガッシュ 和シリーズだいすきです。https://www.turner.co.jp/art/gouache/
#リキテックス リキッドとソフトとベーシックをよく使ってます。
パレットはこんな感じです。
(なんか恥ずかしい・・・生活感みたいな・・!)
パレットで色は作らず、別なペーパーパレットや紙コップなど使って混色してます。多くの色は、塗りながら紙の上で重ねていきます。余白なくなってきたから、そろそろ新しいの買おうかな。と思うこの頃。
好評のときは、パート2も記事かくかもです!
よろしくお願いします。