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悲劇再び?!2回目のロッキング

4/6(火) ◆膝に異変が起きた日

社会人になり、ヒールをコツコツと鳴らす日々。いつも通りデスクワークをしていると、久々に左膝に違和感を感じました。立ち上がろうとした際に、何かがハマった気がしました…(落ち着け私。ここで下手に動くと、ロックかかるぞ。仕切り直そう)

立つのを諦め、座って様子をみることにしました。しかし治る気配は全く感じず、冷や汗が止まらなかったのですが、そのうち治るだろうと業務を続行しました。20分くらい耐えたあたりに、膝が痙攣をはじめました。(あぁ、これはダメなやつだ…困らせちゃうけど、先輩に打ち明けよう)

先輩に打ち明けた際、また涙が溢れてきました…( ´;ㅿ;`)本当に泣き虫。

私的には、しばらく耐えて頑張れば自力でロッキング解除できると思っていたので、「少しの間、仕事より膝に集中させてください。」と伝えたのですが、救急車を呼んだ方が良いだろうとなり救急車を呼んでもらいました。

救急隊の方に運んでもらう際、椅子から担架に移るときが死ぬほど痛かったです。前回、自力でロッキング解除したときより遥かに痛かった…。病院に向かうまでの道のりも地獄。車の振動が膝に響く。膝が少しでも動くと激痛。そんな痛みに悶えていたときに、付き添ってくれた先輩がストレッチャーを揺れないように手で抑えてくれてたんです( ´^`° )その優しさがめちゃくちゃ嬉しかったです。


~病院到着後~

泣きじゃくりながらレントゲンを撮り、骨に異常がないことを確認してもらいました。案の定、膝がロッキングしているとのことでした。そして前回同様「麻酔をし、ロッキング解除します!」と言われました。(分かってた。注射するの分かってた…でも怖い、やだ、したくない)

私「麻酔したくないです。怖いです。迷走神経反射があり、一時的に意識を失うことがあります。それも怖いんです(T^T)」

先生「麻酔をせずにロッキング解除することも可能です。でも、今と比ではないくらいの痛みを伴います。意識失っても大丈夫です。ここは病院です、なんとかします。麻酔頑張りましょう。」

私「…分かりました。麻酔お願いします。(この世にこれ以上の痛みがあるの…?いやいや、痛みにめっぽう弱い私死ぬじゃん…麻酔して意識飛ばしてるうちに、ロッキング解除してもらう方がいいかもしれない)」

麻酔するとき看護師さんが、大丈夫すぐ終わるよ~と手を握ってくれました。温かったな~(T^T)♡ 

先生と看護師さんの優しい声掛けと気配りのお陰で、意識を失うことなく麻酔することができました。そして麻酔が効いてきて、ついに動かせなくなった膝を無理やり伸ばそうとするロッキング解除の時がきました。

先生「麻酔はしましたが、かなり痛いです。解除できるまで何度も角度を変えて動かします。思いっきり叫んでもらって大丈夫です。皆さん叫びます。頑張りましょう。」

私「はい(´;ㅿ;`)(先生めっちゃビビらすやん…。1回で解除してくれ…お願いです…)」

いざ、伸ばせなくなった膝を無理やり動かされ…絶叫しました。叫ばずにはいられませんでした。待合室で待っていてくれた先輩にも聞こえていたようです。

祈りが通じたのか、1回でロッキング解除されました。先生ありがとう。

しかし、前回と違ったのです。ロッキング解除されても、脚を少しでも動かすと激痛が走るのです。曲がった状態よりは幾分痛みは軽かったのですが、それでも激痛でした。足を完璧に伸ばすことは無理で、曲げることもできませんでした。解除されたときの角度だけが耐えられる痛みでした。そのため、その角度で固定してもらい、MRIを撮りました。

その結果、「左膝円板状半月板断裂」と診断されました。前回は損傷だけだったのですが、ついにこの度切れてしまったようです。さらにロッキング解除されたと思っていたのですが、切れた半月板が関節にしっかり挟まっており角度が変わっただけで、解除されたわけではありませんでした。

歩行困難となってしまったため、手術するしかないとのことでした。手術…人生初の手術…:(´◦ω◦`):

翌日専門医の診察を受けるように言われ、その日は松葉杖を借りて帰りました。長い時間、付き添い待っていてくれた先輩。病院まで迎えに来てくれ、手持ちの足りない私にお金を貸してくれた先輩。心配して帰りに病院まで寄ってくれた先輩。ぺたんこの靴を貸してくれた先輩。本当にありがとうございました。

自宅まで車で送ってもらったのですが、なんとびっくり!!!終業時間はとっくに過ぎているというのに、先輩方がお出迎えしてくれたのですウワァァ━━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━━ン!!!!たくさんの食糧も用意してくれてました。

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こんなに愛に溢れている職場、そうそうないと思います。一人暮らしで、これからどうしようと不安になっていたのですが、私の周りには助けてくれる人たちがこんなにもいると知り、救われました。

この会社に転職してよかった。前から心優しい人ばかりの会社だと思ってましたが、ここまでだとは思っていませんでした。本当にありがとうございました。

この日の夜は、痛みでほとんど眠ることができませんでした。無意識に脚を動かそうとしてしまい、そのたびにうめき声をあげながら朝を迎えたのでした( ˙▿˙ ; )

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