母の愛は5kg
◆5/29 (土) 久々の一人暮らし
「怪我してよかった」
今なら、心からそう思えます。
今日のお昼に母が帰りました。本来は4月末には帰る予定でしたが、たくさんの方のご配慮により、今日までお世話してもらうことができました。
母を見送り、一人の部屋に戻るのがなんとなく嫌で、ゆっくりお散歩しながら戻りました。家に着き、誰もいない部屋を眺めていたら自然と涙が出てきました。
さらに一人暮らしのときはガラガラだった冷蔵庫が、作り置きとか食材でいっぱいになっており、本気で泣きました。
母が来てくれた当初は純粋に嬉しかった。一緒に居る時間が増えてきた頃は、一人になりたくてイライラもした。ここ一週間は、もう母と過ごす日々が当たり前になっていた。そして今、泣いている。
ただ前に戻っただけ。一人暮らしに戻っただけ。それだけなのに。
私は自分を追い込むのが好きで、特にケガをする直前はとても追い込んでいた。仕事後は、筋トレして、夜中まで勉強して…超不健康なダイエットもしていた。
ケガをして筋トレができない、ウォーキングもできない、試験は受けられるか不安、仕事もいけない、…思うように動かない身体にイラつきを抑えられなかった。せっかく絞ってきた身体がぷよぷよになっていくのも耐えられなかった。その結果、ご飯を用意してくれる母へ「ご飯食べたくない!」なんてひどいことも言った。常に情緒不安定だった。
イライラをぶつけてしまうたび母に謝ったが、母は毎回「仕方ないよ~今一番つらいのは自分なんだから!お母さんはできるだけ楽になるようにお手伝いするからね~どんどん使って!」と笑って言ってくれた。
食べなくてもいいからね~って言いながらも毎回きちんとご飯を作ってくれた。食べたくないって思っていたけど、やっぱり母のご飯は美味しくて、大好きな味で…食べることにした(笑)
振り切ってめちゃくちゃ食べることにした!今思うと、ストレスを食で発散していたんだと思う。
その結果、1ヶ月半で5㎏増えた(꜆꜄•ω•)꜆꜄꜆体脂肪もすごくなった(꜆꜄•ω•)꜆꜄꜆
でも後悔していない!母とたくさん美味しいものを食べた!気になっていたものも買って食べた!私が笑っていると母も嬉しそうだった。
今回母と過ごすことができ、自分を嫌というほど見つめなおすことができた。母から、性格が変わったと言われた。せっかちになったと言われた。その言葉に、ハッとさせられた。いつからだろう、こんなに心に余裕がなくなってしまったのは…。最近「ありのままの自分」とは?と考えることがあり、答えを出せないでいた。
のほほんと過ごす母を見て、私も昔はそうだったな~と感じた。
冒頭の写真は、母がスヌーピーのぬいぐるみに私のパジャマを着せていたものだ。時には、上下着せてベッドに寝せていたこともある(笑)
追い込むことは悪いことではないが、自分のことでいっぱいいっぱいになり、周りが見えていないことにも気づいた。恥ずかしくなった。
いろんなものを見失いかけていた。それを気づかせてくれた半月板にありがとうと言いたい。あのまま突っ走っていたら、自分を取り戻せないでいた気がする。
『親に八つ当たりしてしまうのは、育ててくれた感謝が足りないからだ』と指摘されたことがあるが、本当にそうだと思う。自分の中で親だからしてくれて当たり前と思っていたのかもしれない、親だから大丈夫と思い込んでいた。この環境があるのは当たり前じゃない。どんなときも味方でいてくれ、応援してくれる素敵な家族が私にはいる。今の私が在るのは、親のおかげだ。
まだまだ恩返しができていない。
『一生かかっても恩は返しきれない』
きっと私はまだ気づいていないことだらけだ。だけど、親への恩返しはしきれないと思えたから、今から恩返しを本気でする。足りなくてもできることはする。このことを教えてくれた師匠にも心から感謝している。
せっかちな自分も嫌いじゃないけど、本来の自分を取り戻したいと思う。その方が人生楽しそうだから:*+.(( °ω° ))/.:+
半月板の治療記録ではないが、どうしても今日の気持ちを残しておきたかった。最後まで読んでくれた人、ありがとうございます。
今回は母への感謝を綴ったが、他にも感謝している人が大勢います。
また、のんびり更新していきます( ᐢ˙꒳˙ᐢ )
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