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塾の体験授業に行くときのポイントや注意点

塾選びの前には体験授業を受けよう

塾を選ぶにあたっては、体験授業を利用してその塾が自分に合っているかを確認することが大切です。

体験授業とは入塾前に実際に行われている授業に参加できるというもので、多くの塾では無料で利用することができます。体験授業に参加することで授業の様子や先生の教え方などを知ることができます。

通ってみたい塾がある場合にも、自分に合った指導が受けられるか確認するために、入塾前に体験授業を受けてみることをおすすめします。

塾の体験授業で見るべきポイント

授業内容やスピード

塾の体験授業に参加する際にチェックしておきたいポイントが、授業の内容や進行スピードが自分に合っているかです。

実際に行われている授業の内容や、授業が進められるスピードを体験して、きちんとついていけそうか、指導のレベルは合っているかなどを確認しておきましょう。

なるべく自分に合った指導が受けられる塾を選択するようにしてください。ついていけそうにない、自分には合わないと感じたら、別の塾にしておく方が無難です。

先生の指導のわかりやすさ

塾の体験授業では、指導に当たる先生が自分と合っているかについてもチェックしておくことが大切です。先生の教え方の分かりやすさはどうか、指導方法は自分の学力と合っているかなどを確認しましょう。

また、先生の話し方や態度などもチェックしておくべきです。接しやすい態度の先生であれば分からないことがあっても気軽に質問することができ、効率よく学習が進められます。逆に質問などがしにくいタイプの先生は避けた方が良いでしょう。

校舎全体の雰囲気

体験授業では実際に塾の校舎に入って授業を体験することになるので、校舎全体の雰囲気も感じ取ることができます。

校舎全体の雰囲気が明るく、なおかつ真面目そうな生徒が集まっているかなどをチェックしておきましょう。明るく学習しやすい校舎であれば気持ちよく学習に取り組むことができます。

また、真面目に学習する生徒が多い校舎であれば、気が引き締まって学習に集中しやすくなります。学習しづらいと感じる校舎はなるべく避けましょう。

設備の充実度や衛生面

体験授業では教室の設備や衛生環境についてもチェックしておくようにしましょう。教室の防音や空調管理がしっかりしているか、トイレが清潔かなどが主なチェックポイントとなります。

校舎の外を通る車の騒音が教師まで届いて気になったり、空調がきちんと働いておらず暑さや寒さを感じるような教室だと学習に集中することが難しくなります。

また、清掃の行き届いていないような清潔感のない校舎も気持ちよく学習ができなくなるので、避けた方が良いでしょう。

塾の体験授業の持ち物や服装

塾の体験授業を受ける際の持ち物は、塾から特に指定がない限りは筆記用具やノートなどの授業を受けるために最低限のものを持っていけば良いです。

服装についても特に指定がないのであれば、私服でも学校の制服でも構いません。学校帰りの生徒が多いので、周りの目が気になる場合には制服を着ていくのが無難です。

塾から持ち物や服装について指定があった場合には、きちんと指定を守るようにしてください。学力の参考として成績表などが求められることがあります。

塾の体験授業を受けるうえでの注意点

複数の塾の体験をする

塾の体験授業を利用する場合には、ひとつの塾だけで済ませるのではなく、なるべく多くの塾を体験してみることをおすすめします。

体験授業はあくまで塾の雰囲気を知るものであるため、気になる塾があるならすべての塾の体験に行ってみましょう。いくつもの塾から比較して自分に合った塾に決めた方がミスマッチを防ぐことができます。

体験授業で塾ごとの特徴や雰囲気について知り、どこが自分にマッチしているかで選ぶようにしてください。

緊張しすぎずにリラックスして受ける

体験授業に参加するときは、あまり緊張しすぎないことも大切です。一人で新しい環境で授業を受けることになるので緊張してしまうのも無理はありませんが、できるだけリラックスして授業を受けるようにしましょう。

落ち着いて授業に参加することで、その塾の指導や雰囲気が自分に合うかどうかを冷静に判断することができます。体験授業で参加していることは授業を実施する先生側も分かっているので、緊張しすぎる必要はありません。

お断りするときはきちんと断る

体験授業を受けて自分には合わないと感じて、入塾をお断りする場合には、はっきりと入塾しないことを伝えておくことが必要です。

お断りをする際はまずは体験授業を受けさせてもらった感謝を述べた上で、きちんとお断りをしておきましょう。

はっきり断らずにあいまいにしてしまうと、入塾するよう勧誘の電話がかかってくることもあります。体験したうえで入塾しないと決めたなら、はっきりと自分の意思を伝えておくようにしてください。