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好きではない感覚のお話。
アリス食堂です。今週も、お付き合いください。
好きについてのご紹介がしばらく止まっております(汗)これも、何かの流れ。流れのままに進むアリス食堂と、ご理解のほど、お願いします。
日々、私たちの感情は動いています。好きという感情でいっぱいだった昨日と、好きではない感情で心がいっぱいの今日もある。もしかすると、好きという感覚よりも、好きではないという感覚の方が感じやすいのかもしれません。
今回は、この好きではない感覚についてのお話。
例えば、誰かから向けられたネガティブな感情や感覚。
これまで生きていて、その様な事は沢山ありましたし、皆同じ様な体験をしてきていると思います。そして、大体の方たちはスルーするという形で終わらせます。私も同じにスルーしてきました。
スルーするとは、その出来事を受け取らないという大人な対応のように思われますが、嫌な気持ちになったり、傷ついた気持ちは確実にあって、ただ見ないように蓋をしているだけの事なのだと感じます。
蓋をしてしまう理由はなんなのか。それは、これまで傷ついた経験が私たちに見ないようにさせます。今までの傷をおおっぴらにしていたら、たまらないですものね。
蓋は自己防衛。そうやって、生きてきました。前に進んできました。でも、同時に新しく日々受ける傷が痛む感覚を麻痺させる事にもなりました。その蓋は不安や怖れでガチガチに固まっているのだけど、何かの拍子に緩みます。
その緩んだ蓋からこぼれてくる古傷はとても痛くて、どうしようもなく悲しい。一体、どの時のどんな傷だったのかも分からないほどなのです。
だけど、この傷は何かや誰かには治せるはずはなく、自分にしか治せません。だって、どんなに痛いかを知っているのは自分しかいないからです。
あなたと同じ、古傷を持っている者として、私は新しく出来た傷から向きあう事としました。
まずは、傷ついた、嫌な気持ちになった、悲しくなった、腹立たしいという、様々な好きではない感覚を持っていいと受け入れました。そして、その気持に私がいっぱい寄り添います。私が私を沢山癒やします。
私が誰よりも自分を一番に許し、愛する。
そうしたら、私の古傷は傷でないように思えてきました。愛があり、感謝さえもある。
あなたも、昨日の傷、もしかしたら、たった今感じた傷を受け入れ、寄り添う事から始めませんか?あなたがあなたを沢山愛せるように。
最後まで、読んで頂き、ありがとうございます。また金曜の夜に。
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