【あなたの趣味が大学合格への切符!?】経験者が語る志望理由書のテーマの決め方
こんにちは!ルークス志塾柏・名古屋校Web担当のななです!
みなさんは志望理由書のテーマってどう決めていますか?
テーマ決めって意外と難しくて、悩んでいる人が多いのではないでしょうか。
そこで!今回はそんなあなたに、総合型選抜の受験で第一志望への合格を手に入れた私が実際に行ったテーマの決め方を紹介していきます!
「こんな決め方もあるんだ!!」と、少しでもこの記事があなたのテーマ決めに役立つことができたら嬉しいです。
1.テーマ決めの主要ワードが「趣味」?!
急な質問になりますが、みなさんの趣味は何ですか?
スポーツ、音楽、ゲーム…などなどいろんな趣味があると思います。
わたしは高校時代、日本食と韓国料理が大好きで、友達と食べ歩きをすることが趣味でした。
上の写真は実際に私が食べたものです。
休日はインスタで美味しそうなレストランやカフェを調べては訪れてを繰り返し、食べることが生きがいになっていました(笑)
そんな中、高校3年の6月、そろそろ志望理由書のテーマを決めようかなと思った時、テーマ決めで凄く悩みました。
私は高校1年時に一年間のカナダ留学を経験し、留学中の授業で触れたマーケティングに興味を持っていたため、大学でマーケティングを学びたい気持ちがありました。
そのため志望理由書のテーマはビジネス系の内容にしようと考えていましたが、「ビジネス」「マーケティング」これらの内容だけでは周りとの差をつけられないと考えたのです。
とにかく私は
「私にしか書けない志望理由書」
を目指していたので、自分の今までの経験から取り入れられるものはないかと必死に考えました。
毎日悩んだ末に、人と違うことを書く為に「わたしだけが持つ特技、特徴」を書いてみようと思いつきました。
私の趣味は先程も述べた通り、日本食を食べることであり、日本食に対する愛は誰にも負けないという気持ちがありました。これは留学中に日本食と離れた私であるからこそ強く言えることだと考えたのです!
そして、志望理由書のテーマは「ビジネス」「日本食」+私は留学の経験や英語の資格の取得に励んでいたため、「国際性」も追加し、
最終的にテーマの要素をこの三つに絞り込みました。
2.テーマに「趣味」を取り入れるメリット
「趣味」を志望理由書のテーマに取り入れることにはメリットがいくつかあります。
後々得になること間違いなしです!
<メリット①>
自分の趣味は面接で最強のものとなる
もしもあなたの趣味について質問責めをされたとして、あなたは困りますか?
いえ、むしろ熱弁できる人が多いはずです。
このように面接で内容を深堀されたとしても、自分の趣味についてであれば、落ち着いて自信満々に話すことが出来ると私は思っています。
あなたは自分自身の趣味のプロフェッショナルなのですから!!
実際に私は自信満々に楽しく面接を受けることが出来ました。
<メリット②>
オリジナリティが出る
あなたの趣味は他の誰のものでもなく、あなただけのものです。
経験、想い、感情、あなただけがもつものが趣味の中には存在します。
これらを志望理由書に書くことで自然とオリジナリティが出て、他の生徒と差をつけることができるでしょう。
あなたの志望理由書を手に取る教授の目にも止まりやすいものになるかもしれません!
<メリット③>
軸がしっかりとした志望理由書になる
趣味やきっかけなどと結びついていると、志望理由に筋が一本通り、読みやすくなります。
また、内容の整理がしやすく、面接時に混乱する可能性が低くなります。
3.趣味をテーマへ変えてみよう
ただ趣味をテーマにすると言われても難しいですよね… 私もたくさん悩みました。
そこで、この章ではあなたの趣味をテーマに変える方法を紹介します!
<手順>
① あなたの趣味をいくつか挙げてみてください。
どんなことでも大丈夫です。あなたしかできないこと、あなたしか持っていないことを思いつく限り出してみましょう。
私の例) 日本食を食べること
② あなたが大学で学びたいこと、やりたいことを挙げてみてください。
私の例) ビジネス、マーケティング、英語を学びたい
③ ①か②どちらかに関与している解決すべき問題はありますか?
私の例)日本食レストランの海外進出と存続が難しいという問題がある。→解決すべき!
実は、ここでいう問題とは
「自分だけでなく、誰か(社会)が苦しんでいる、悩んでいる、苦しんでいる」
ということが前提です。
私の例における問題は「日本食レストランの海外進出と存続が困難な状況が続けば、日本食を世界に広めることが出来ない=多くの人に日本食のおいしさを知ってもらうことが出来ない、また日本企業の海外進出が困難になる」となります。
④ 総合的に考え、テーマを決定!
例) ①+②+③=テーマ「日本食レストランの海外進出と存続」に決定!!
「ビジネス」「日本食」「国際性」=自分が学びたいこと、趣味、自分のこれまでの実績、これらすべてを含んだテーマが完成しました!
⑤ 決めたテーマが大学で学問として研究できるかを確認!
最後に、先程決めたテーマが、あなたの志望校で学ぶことが出来るかどうかを必ず確認してください!せっかく決めたテーマが志望校に合っていなかったら、どれだけ素晴らしい志望理由書も落とされてしまいますからね…
志望学科とテーマが綺麗に繋がっていれば、あなたのテーマは完璧でしょう!
4.元受験生へアンケート調査!
実際に「趣味」を志望理由書のテーマに入れた人たちにアンケート調査を実施しました!
ぜひ参考にしてみてください。
Mさん
趣味:フィギュアスケート観戦(全国へ応援遠征に行くほど)
問題:日本ではメンタル面のケアが充実していない→選手も悩んでいる(アンケート調査より)
テーマ:フィギュアスケートオタクが、トレーナーになり選手を救いたい
大学で学びたいこと:メンタルのトレーニング法の開発
Sさん
趣味:鉄道が大好き!地方の鉄道は全部知っていて、鉄道研究部で部長を務める。
問題:四国の鉄道で日本一赤字。地域の過疎化も進んでおり、このままではその場所が発展しない
大学で学びたいこと:コミュニティ作り、経営、マーケティング、ブランディング
テーマ:鉄道✖️町おこし(過疎化が進む町)
Tさん
趣味:服がとにかく大好き!将来はアパレル関係で働きたい!
問題:ファストファッションなど、日本のファッション業界をもっと環境を考え、そして世界に発信できるような企業にしたい。
(海外だとエシカル消費が進んでいるのに、日本は遅れている)
大学で学びたいこと:環境に貢献していることを可視化できるツールや環境問題、経営、CSR
テーマ:環境問題✖️ファッション
5.最後に
いかがだったでしょうか!
特別な例だったかもしれませんが、私は実際に「趣味」を志望理由書のテーマに入れ、第一志望に合格をしました。
私が面接試験に自信満々に挑むことができたのは、「趣味」を志望理由書に入れたことで内容が一貫したものとなり、説明しやすかったことが理由であると思っています。
今、テーマ決めに悩んでいるあなたも、自分の趣味からテーマを考え出してみるのも良いかもしれませんね!!
ではまた次の記事でお会いしましょう!!