Arduboyを自作しよう
Arduboy - Arduino環境で開発できる携帯ゲーム機…
Arduboy FX Special Edition — Arduboy
高い!!!
しかし、このArduboyはArduinoと同じく回路図が公開されています。
アリエクスプレスなんかで部品をそろえれば安価に作れます。
てなわけで作っちゃいましょう!
材料
メインとなるマイコンはAtmel(Microchip)Atmega32U-4搭載のArduinoProMicroを使用します。
Arduino Leonardでもいいですが、でかいので今回はこちらを使います。
続いて液晶。SSD1306のOLEDを使います。
ここで注意点ですが、必ず7ピンのSPIタイプのOLEDをつかいましょう。
よく使われている4ピンのI2Cタイプではだめです。
色は何でもいいですが、黄色+青色はお勧めしません。
ユニバーサル基板は70mmx50mmぐらいのものを使いました。
この辺はお好みでお願いします。
あとはタクトスイッチが6ついりますが、Arduinoに興味を持った方なら家にあると思います。
合計で1500円ぐらいになりました。
フラッシュカートが載ってないとはいえ、1/10の値段で作ることができます。
※Arduboyのフラッシュカートとはたくさんのゲームを入れることができるModチップのことで、最新のFXシリーズに搭載されています。
これがなくてもほとんどのゲームが遊べます。
https://community.arduboy.com/t/flash-cart/6647
回路
回路は図の通りです。
スピーカーはつけていません。つけたい方はD5番ピンとGNDの間に圧電スピーカーをつけてください。あと、フルカラーLEDも個人的に必要ないと思ったのでつけていません。
CSピンに必要なD12番ピンがArduinoProMicroには引き出されていません。
Arduboyを自作している方は何人かいましたが、どの方もCSのピンをプログラムをいじって変更していました。
しかし、CSはチップセレクトだけのピンなのでGNDに接続していれば問題ありません。(たぶん)
わざわざプログラムをいじる手間もなくなります。
作例
ゲームの書き込み
ここではゲームの遊び方しか紹介しません。
自作したい方は自分で調べてください。
まずは転送用アプリケーションをダウンロードしてください。
Releases · eried/ArduboyUploader (github.com)
インストールが終わったらゲームを探しに行きます。
Arduboyのコミュニティには多くのゲームがアップロードされています。
好きなゲームを見つけたら、左下のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。
https://community.arduboy.com/
Arduino Pro MicroとPCを接続して、ダウンロードしたファイルを開けば自動で転送してくれます。
これで自作Arduboyが完成しました!
ゲームは何回でも入れ替えることができます。
コミュニティには面白いゲームがたくさん上がっているのでたくさん遊んでみてください。
もっと興味を持ったならゲームの自作にもチャレンジしてみてください。
この記事でわからないことや、質問があればわかる範囲で答えます。
リンク集
Arduboy公式サイト:
Arduboyコミュニティ:
https://community.arduboy.com/
今回使った自作のゲーム:
https://community.arduboy.com/t/sodalite-roguelike-style-action/11356