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20231005『元検事が”木原問題”を徹底解説 その5 2006年当時の捜査の問題点を探る!』を見て

・20231006金子吉友・元検察の弁護士が分析する2006年当時の捜査における4つの問題点と遺族側がとれる最終手段に思わず納得/大塚署は遺族に解剖の結果をいまだ説明していない警察の不誠実さに驚愕

・20231005『元検事が”木原問題”を徹底解説 その5 2006年当時の捜査の問題点を探る!』リスクマネジメント・ジャーナル 第180回

ポイント

●1 安田種雄不審死事件、未だに送致されていない。


姉:世田谷署員から「まだ、事件は検察に送致されていない。」と聞いた。※事件は未決で、不起訴にもなっていない。この事案について露木警察庁長官が「事件性は無い」と発言したことは、越権行為である。

●2.司法解剖の結果が出る前に、担当の警察官は、事件性が無いと家族に伝えた。 

 
事件性の有無は具体的、客観的な事実を元に行われる。   
司法解剖しなければ、死因は特定できない。
何もなしで、警察官が判断できるはずが無い。
種雄父の証言:2006/4/10事件現場から大塚署に遺体が運ばれ、翌日に司法解剖を行うと警察から説明があった。
4/10午後、未だ司法解剖をしていないのに、担当刑事が何も事件性が無いと種雄父に伝えた。
---司法解剖をするかどうかは、東京地検の検察官が行う。
検察に連絡>事件番号を付与する>東京地裁に令状を請求する。>検察が令状を受け取り>警察を通じて司法解剖を嘱託依頼をする。
種雄姉の証言:司法解剖に関して、警察から未だに解剖結果の説明受けていない。

●3 現場に検視官が来ていなかった

●4 X子の家族は、現場検証の前に、現場に立ち入っていた。


種雄氏の兄の証言:事件発生の数日後、現場検証が始まる前にあちら(X子)の家族は、事件現場に立ち入り荷物を運び出したり整理していると聞いている。※兄が何処から聞いたかは未確認。
現場検証ための現場保存ができていない状況であった。
自由に出入りできれば、現場から持ち去ったり、付け加えたり、指紋の拭き取りがなされることになる。
立入禁止のところに何故、立ち入ることができたのか。
現場保存をしないという判断は係長ではできない。上位の課長、署長の判断が必要になる。
X子の父親と大塚警察署の人間関係、不利益な事実が出ては困るという内部からの働きかけがあったのか。

◆1 村上氏が捜査するとすれば


X子の父親の捜査をする。携帯電話の通話記録、警察関係者との関係

◆2 遺族が行える最終手段


検察は毎年、事件監査をしている。もみ消し、放置
警察はやらない言っているので、警察に言っても動かないだろう。

検察に、ご遺族ないし代理人が種雄氏の死因の説明を求める
検察は1両日中に回答
警察にも担当の検察官がいるはず。死因の説明を求める。

検察の対応が悪ければ
検察庁に内部通報できる。
遺族は書面で、検察庁に内部通報できる。
検察の通報で、再捜査の道も開ける。

遺族は刑事告訴している。

■不審死事件の経過


●第一局面
2006年の警察の初動捜査の杜撰さ、不誠実さ。警察内部の隠蔽
2006/4/10 安田種雄が不審死

2008年 X子と木原誠二が交際
     A子と木原誠二が愛人関係
2014年 X子が木原誠二の子を出産・入籍

●第二局面
2018年 安田種雄不審死事件の再捜査・X子の事情聴取
2018年末 不自然な形で捜査打ち切り(木原誠二の介入疑惑)

●第三局面
2023年 文春砲・安田種雄不審死事件「俺がいないと妻がすぐ連行される」
2023/7/13 露木警察庁長官が定例会見で「(安田種雄死亡について)事件性が認められない」と語った。
(官邸の警察権への介入疑惑)
※「まだ、安田種雄不審死事件は検察に送致されていない」にも関わらず、事件性が無いというのは、越権行為ではないか


●2023/7/26 栗生どうにかしてやれよ>露木火消をしろ>重松・三者会議


日本のマスコミは何故、木原事件を取り上げないのか。何に忖度しているのか。
マスコミは権力を監視するという存在意義を放棄しているのか。

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