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夢が迎えに来てくれるまで

児童福祉施設施設の子どもさんにギターやカホンなど楽器を贈る

そんなことを20年ほど続けています。

勉強やスポーツが苦手でも
音楽ノチカラに触れることで
何か芽が出ることもある
その瞬間に何かしら救われる事もある

そう、願い信じて。

ある離島の幼き女の子は初めてカホン(打楽器)に
触れてリズミを刻み出した。
その姿に初めて触れた周りの大人たちは
驚きと共に喜びが湧き上がった

そんな経緯のあり
私の地元鹿児島にジャンベ(アフリカ打楽器)を
演奏はもちろんのこと制作されている方が
いらっしゃるから今度紹介します!
と仲間から話を頂いていました

そういう方とは、
そのうちにきっとどっかでバッタリ逢うでしょうね
‼︎

なんて会話をした記憶があります

昨日、仕事帰りあるフェリーターミナル
オレンジのスーツケースを持った女性が
ターミナルの駐車場から出て行く車数台に
何かしら話しかけていました

自分には声掛けが無かったので通過したが
すこし気になってUターンして

「 何か御困り事ですか? 」

数えきれない程大型スーツケースを片手に
津々浦々仕事をした経験が自分にもあり
観て見ぬフリは出来ませんでした。

【このエリアに行きたいのですが
 そちらの方向に行かれませんか?】

「そのエリアなら通り道なんで
 この車で良かったらどうぞお連れしますよ」

実のところは反対方面に用事があったが
そう答えました

狭い車内で行き先を聞いた

「大丈夫ですよ。
 通り道から100メートルくらいの寄り道なんで
 スーツケースあるし目的地まで行きましょう
 帰省か何かですか?」

【いいえ。ジャンベを制作している方がいて
 その方のちょっとお手伝いで来ました。】

ジャンベ製作者の方と逢い
自分のこどもたちへの活動とエピソードを話して
ガッチリ握手

僅か出逢って数分
まるで旧知の仲間のように
この先のビジョンの話をしました

そのうちにきっとどっかでバッタリ逢うでしょうね‼︎

その時が来たのです


「銀の龍の背に乗って」という
中島みゆきさんの曲を耳にする機会が多い

その中の好きなフレーズ
【夢が迎えに来てくれるまで】

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