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“ 願いは叶う ”って気付いた小学5年生

昭和56年
当時はビデオという物は我が家には無く
周りの友達の家にも何人かにひとりあるかないか⁈

そんな時代でした

観たいテレビ番組は「ON TIME」
つまり放送時間に“生”で観るしかないのです

特にその頃はプロレスが好きで
毎週金曜日20時の放送を楽しみにしていました

しかし、姉がプロレス嫌い
プロレスの裏番組 「3年B組金八先生」を観る

そこで私は2階の祖母の部屋に行き
プロレスを観る

ブラウン管越しにプロレスを観戦していても

幼き私は
“ トイレにも行きたくなる ”
“ 何か飲み物も欲しくなる ”

そんな時に頭の中で

トイレに行く15秒
そして冷蔵後に行く飲み物を取る20秒
それから2階のテレビの前まで15秒

そういった計画を企てる

そして一気にCMが始まると
けたたましく階段を駆け降り
計画を実行する

ほぼ無呼吸のように動き

テレビの前に座ると
まだCMは続いていて
プロレスの放送は始まっていない

だが、
この計画を立てずに
同じ行動をすると
CMは終わりプロレスの放送は始まっている

この結果の違いは何度か経験して
不思議がっていました

ある時、かなり楽しみな
プロレスの試合中継の日に

気付いたんです!

「あの時のようにちゃんと計画すれば
 CMの間に全部済ませられるはずだ
‼︎

その頃の私は

計画性
プラス思考
夢は叶う

そんな言葉は知る由もない

その頃から唯一思い続けたのは
鹿児島という土地柄そして物心ついた時から
我が家には“ 長渕 剛 ”のレコードがあった

いつしか長渕FANになっていた

『 いつか、大人になったら
  このひととお酒を呑む
‼︎   』

呑みたい!でもなく、呑む。

何故かそう想っていました

それから中学校、高校と
貧苦なささくれまくった
粗い生活をしてました

高校時代は部活のキャプテンだったこともあり
授業はそこそこ
部活だけのために通学してました

時には授業は受けずに部活のみ
そんな日もありました

たまに授業を受けても
自分の将来の年表を書いたり
『 10万円あったら何がしたい!』
なんて計画をいつもノートに書いていました

これは小学5年に学んだ
プロレス観戦CM論に基づくものでした

いつもより熱を込めて太字
【10万円あったら】を書き込んだのです

そしたら、部活帰りにバイトを終え
ひとり自転車を漕いで家に帰っていたら

小さなバックを拾いました
その中に現金10万円入っていたのです

【 神様からのプレゼント 】

“ このお金はいつか、
 何かしらの形で返すから
 今は使わせてください‼︎ ”

と良心をねじ伏せネコババさせて頂き
部員全員を定食屋さんに連れていった
17歳の高校3年

この時から
『 強く想い描いた夢は叶う 』
そんな方程式がある事を知りました

ちなみに「長渕さんと呑む」
その夢は25年後に叶いました

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