やる気がない私とオランダ人留学生
最近、何をやるにしても気力が足りない。何かやろうと思うのだが手も足も全く動かないのだ。やらねばならぬことは知っているのだ。うん。
就活というものは持久走であり時に短距離走であると思っているから、きちんと休息を取る時間も大切にしている。
でもそれにしても1日中就活のことを考えない日もしばしばである。
私はもしかしたら、とんでもない社会不適合者なのでは無いかとも感じているが、これは世界中の誰しもがチョットは感じたことがある感覚なのだろうか。
そういえば昨日面白いことが起こった。大学の図書館に本を返しに行って適当な椅子に座って本を読んでいたらオランダ人の男性に声をかけられた。
彼はどうやらこの春から留学してきたらしい。マジのマジで英語とか無理と思っていたがカタコトだが会話のラリーを続けた。英語はできないだけで好きなのだ。
気づけば私は3時間くらいキャンパスを案内しながら、彼の話を聞いて笑顔でリアクションをとっているだけだったが、なんか人間同士何言ってっかわかんなくても通じていた。面白かった。
世界はうまくできているんだなと感じた。
これを友達に話したら不審な顔で「それ何かの勧誘じゃない?気をつけなよね。」と言われた。確かに私はその友達よりも国際交流の経験が少ないので危機意識が足りていなかったかもしれない。
しかし、はるばると単身ジャパンにやってきてワクワクしているオランダジェントルメンに、ジャパニーズレディは不親切だと思われるのも嫌じゃないか。(ちなみにジェントルメンと呼んでいるのは、ヨーロッパの男性はみんなこうなの!?と驚くくらいレディファーストだったからだ。)
というか、こんな経験滅多に無いと思った私の好奇心が危機意識に勝ってしまったのだから仕方ない。
「海外の人」とかいう扱いではなく、1人の人間としてもっとラフに関わり合いたいものだなと思った。勿論危機意識is大事。
最後に、彼との会話の中でハッとしてしまった言葉をここに残す。
”Just challenge.”
多分会話の流れで私が弱気なことを言った。だって昨日はやる気がなかったから。
「チャレンジするんだ」
どこにでもあるこの言葉、遠い国からやってきた留学生の彼に言われたら何だか背筋が伸びた。きっとチャレンジしているうちにやる気は出てくる。
なんか、頑張ろうと思えた。ありがとうMr.ジェントル。それだけの日記。