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パニック発作は毒だしなのだ。

パニック発作。

脳がぞわぞわ~っとしだして、
心臓がバクバク~っとしだして、
身体が硬直してくるやつ。

もう何度となく繰り返し起きて、
七転八倒を繰り返し。

治そうと苦戦して
   ↓
治らないから自分を責めて
   ↓
ヘトヘトになって寝込んで
   ↓
泣きじゃくって
   ↓
体力が戻ってきたら、また治そうとして。

この繰り返しを延々と繰り返して
身も心もボロボロになりつくしました。

脳がどうなると発作がおきるとか知識を詰め込み、
食生活を見なおすとか
運動不足がどうとか
色々調べて、すべてやってみて。

でも発作は起きる時は起きる。

そしてやってきた
諦め。

治すことを辞めました。
一生、薬を飲んだままでも、生活できればいいや。

薬に依存?
いいっすよ。それで快適に生きられるなら。

と思えるようになりました。

それでもやっぱり発作は起きる時は起きる。

一方で、

発作が起きても、それがすーっと引いていく経験も
増えてきました。

だんだん
パニック発作に対するイメージも変わってきて。

パニック発作は、脳が悪さをしているのではなく、
脳にたまったストレスを吐き出す作業。

発作は、今自分をキレイにしている作業中。

毒だしともいえるし、浄化ともいえる。

それが終わると勝手に収まる。
ルンバのごとく、
掃除が終わると勝手に戻って充電に入る。

先日も、クローゼットの整頓をしていただけなのに
脳がじわじわ~っとしてきて。

ここで、ヤバい。と思うのをやめて、

はいはい、来たね。
どうぞ。好きなだけ。

そう思う事にしてみました。

そしたら、疲れる前に
あのゾワゾワが消えて、頭がすっきり。
今日も、毒をだしたわ。

発作が出れば出るほど、
私の脳はキレイになっていく。

パニック障害になるというのは、

得たいの知れない重くて苦しい何かがいつも
どこかにへばりついていて、混沌としていて。

そんな苦しみから、
自分メンテナンスが始動しだした、
泥沼から抜け出すスイッチがついに押されためでたい日で。

どんどん、身軽になっていく。
どんどん、キレイになっていく。

たくさん発作が出ている時は
本当に死ぬほど苦しいばかりだけど、
自己嫌悪する必要は全くなく、
むしろ、
発作を起こすだけの自分のエネルギーを
褒めたたえる。

そんなイメージもいいかな。と思って。

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