義実家へ帰省するのをやめたら、超絶幸せ時間を確保できた。
コロナでしばらく棚上げになっていた帰省。
長期連休に、移動もそろそろ大丈夫かな。
となると、心の片隅に、帰省か~↓となる
奥様方、旦那様方もいらっしゃるのでは。
義理の両親のお家に帰省する事が辛い。
数日の事だし、子ども達が喜こぶから、
試練、我慢、忍耐で乗り切ってます。
なんていう方も、相当数いらっしゃる
のではないかと思います。
私も何年も、悶え苦しんでいた1人です。
そう。過去形。
現在は、
夫の帰省に同行する事は
完全にやめてしまいました。
なぜか。
私が全然楽しくないからです。
夫とご両親は、どこか不自然な関係で、
私がその間に入ると、
息子の代役の様な業務が降りかかって来ていました。
義母の日常生活の愚痴をひたすら聞く。
義父の自慢話をひたすら聞く。
同居されている長男さんの居場所がなくなって、
自由にできないイライラ感が伝わってくる。
数日もお邪魔していると
長男さんが怒り出す事もあり。
半日もいると私はもう疲れて来て、
数日後に家に帰る頃には、もうぐったり。
そんな状況下で、夫は何をしているか。
黙々と新聞を読んでいる。
ぐーぐー寝ている。
テレビを見ていて、全然関係ない話をしだす。
これは、私が初めて義理の実家に帰省した時から
そうでした。
実家の玄関に入るなり、適当にやっといて。
で、完全放置。
義母又は義父の機嫌が悪い時なんかは、
八つ当たりされて、息子(夫)にではなく
私に攻撃してくる訳です。
他にも、本来ならば、それは息子さんに
直接指摘する事では?
なんてことも、すべて私の方に矢が飛んできます。
もう、血だらけの私。
私がすべての受け皿になるのも
どうにも理不尽な感じがするので
「助けてくれ」と、夫に白旗を思いっきり
振ってみても、目線でSOSビームを送っても
完全に無視。
我が家に戻ってから、夫にその状況について
もう少し手を貸してほしいとお願いしてみても、
大きな変化なし。
逆に自分の両親を悪く言われて嫌だ。
と言われる始末。
それでも、頑張って何年も帰省に同行して
いましたが、ある年の帰省予定の3日前ぐらいから
猛烈に体調が悪くなり、
あ、これはもう限界に達したな。
身体にまで拒否反応が出ている。
と、自覚してから、
帰省するのを完全にやめてしまいました。
それから数年は、時々、うちに突然電話が
かかってきて、
(明らかに夫がいない時間に)
突然、脈略もわからないまま義父から
怒鳴られたりするようなことが数回あり、
それを夫に伝えても、
「ほっとけばいいから。」
で、片づけられ、なんのフォローもなし。
すっかり電話恐怖症となってしまった私は、
義実家からの電話も
出ることをやめてしまいました。
そして今、
私は帰省には基本的に同行しない人。
電話には出ない人。
というのが定番化され、
私に罪悪感もなければ、
おそらく義父母も、むしろ、自分の息子と孫さへ来てくれればオッケー。
ぐらいにしか思っていないのではないかと思います。
さて、では夫・子どもたちが数日間帰省している間、
家に1人残された私は何をしているのか。
私以外誰もいない家で、
何をしているのか。
ふふ、当然ですよ。
It's a vacation time!!!
ご褒美休暇に入ります。
家族分買うと金額がかさむプチ贅沢お弁当に、スイーツ、ノンアル類をサクッとスーパーで買い込み、
テレビを占有して、
ネットフリックスを見ながら、モグモグ。
お腹が膨れたら、今度は横になって、
ネットフリックスを見まくり、
気が付けば、深夜になっている!
でも、大丈夫。
明日は昼まで寝ててもいいわけだから。
自分の為だけにお風呂を沸かし、
ちょっと良いホテルでゲットした
バスソルトを湯舟に流し込み、
時間を気にせず、入りたいだけ湯舟に
浸かり。
入浴後のスキンケアも、いつもより
念入りに。
もっと起きていたい名残惜しさを
もちつつも、眠気もマックス。
でもご褒美タイムは続きます。
今日最後のご褒美タイム。
いつもは子供の達の隙間に何とか
入り込み肩を狭めながら眠るベッド。
今日はベッドのど真ん中に横になり、
マットを一人で占有して、大の字になって
眠りにつく。
(目をつぶった瞬間に即、寝落ち。)
夜中に蹴られることもなく、顔面に手が
当たる事もなく、掛け布団を奪われる事も
なく。すなわち、朝まで一度も目を覚まさ
ずに熟睡できる事の素晴らしさ。
翌日も、好きな時間に起きて、
フェイスパックなんかやってみたりして、
朝から、またしてもスイーツをバクバク。
子どもがいたらできない事を
とにかくやりまくる。
これぞ、至福としか言えない。
フリーダム
を味わい尽くすわけです。
毎日、どれぐらい自分が自分以外の事に
エネルギーを注いでいるのか、
それなのに、あれもできてない、これもできてないっていつも反省している自分だったな。としんみり思い返してみたりして。
って、いうか、私、めちゃめちゃ
毎日がんばってるやん!
自分そっちのけの日々やん!!
ほっと褒めていいんじゃない!!
とか、改めて感じる訳です。
こういう時間を持つことで、見えてくる事が
たくさんあります。
日常の多忙さで見えてこない幸せを
改めて実感する事もできます。
とりあえず、子どもが健康でありがたい。
みたいな事です。
帰省するか否か。
帰省にも、色々なスタイルがあっていいと思います。
特に、義父母のお家となると、
結婚したとたんに、数回しか会ったことがない人が急に家族になるという、なんとも無理のある関係がスタートします。
たまたま気の合うご両親だった場合を除いて、義父母のお家は、他人のお家であって、息子さんとたまたま結婚した私もまた、彼らにとっては他人です。
だんだん仲良くなるという場合もあるでしょうが、私の場合は、努力したところで、どうしても自分への負担が非常に強いと正直感じた事もあり、
ならば、自分に快適な距離の取り方をすれば
良いのだと決めてしまいました。
最初は、帰省を楽しめない原因を探しまくって悪者を探しまくっていたりしましたが、
それにも、ほとほと疲れてしまい、
今となっては、
自分がどうあるかを選択すればいい。
という結論に達して、
私は帰省に同行しない。
という事になっています。
子ども達も、なんで来ないの?
と聞く事はなくなり、
今では、
俺たちがいない間、ゆっくり休んでね~。
とか言って、ワイワイ出かけていきます。
私にとって快適な距離を持つことで、
義父母が健在である事は
本当にありがたい事だと思えるようにもなりました。
元気で毎日過ごされていたらいいな。
と心から思いますし、幸せでいてほしいと
心から願っています。
そう!気持ちが穏やかになるんです!!
この記事にたまたま出会った方、
帰省に苦しんでいる方、
いっそのこと、帰省するのやめてみても
いいかもれしません。
毎回同行していた帰省を、夏はやめておくとか限定してもいいかもしれません。
帰省をやめたら、
その時間は、
Vacation Time!!! に生まれ変わります。
妻が夫の実家に帰省同行するのが
当たり前。
夫が妻の実家に帰省同行するのが
当たり前。
さらには、台所の手伝いをするのが当たり前。
気疲れして、休めない。
なんて文化、一緒に変えちゃいませんか?
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