行き場がない。
標準的なルールや、できて当たり前。
という前提の場所に適合できない場合。
つまらない。
何かがおかしい。
窮屈だ。
周りと同調できない。
と感じ始めてしまうと、
もはや、苦痛となり行き場がない。
とくに義務教育中は、あまりにも選択肢がない。
全ての子ども達に教育を受ける権利を。
それは、本当にありがたい。
全ての子ども達に同じ教育カリキュラムを。
これは、もうちょっと古いんじゃないか。
子どもはすべて同じじゃない。
人間、たいてい得手不得手がある。
得手を伸ばして、
不得手は、出来る人の力を借りればいいと思う。
義務教育期間だからこそ、
バラエティー豊かなカリキュラムが必要だと思う。
適合できないと、
自分はダメな人間かもしれないと思い始める。
全然ダメじゃない。
今の教育体制があまりにも現在に追いついていなさ
すぎるだけだから。
せめて行き場があれば。
フリースクールとか、そういうのじゃなくて。
学校の中がフリーになってほしい。
現場の先生は一生懸命やっている。
しかし、私には、誰かに操られているようにも
見える。
文科省、教育委員会、等々、トップダウンの臭いがする。
がっちり決められた中でしか動きがとれないように
見えてしまう。
守るべき事が多ぎて、
やらなければならない事が多すぎて、
先生の個性すらも削がれているように感じてしまう。
学校では、ゲラゲラ笑って楽しそうな先生を
ほとんど見かけない。
お国の偉い方々の我々から見えない何かを
守ろうとしないで、
先生方を笑顔にしてほしい。
そうしたら、
子どもたちも笑顔になる。
そうすると、
お家の人も笑顔になるから。
そうすると、
社会全体も笑顔が増えるんじゃないかな。
お願いだから、
これ以上、行き場のない子ども達を増やさないで
ほしい。
お願いだから。
お願いだから。