詩「時薬」
共に語らい楽しかったあの日々は
もう追憶の彼方へ行ってしまったね
もう二度と戻らないと知りながら
君の心はまだ穴が開いたままだ
でもこのまま凹んでる暇はないよ
時間は誰もが平等に
過ぎ去っていくものなんだ
だからいつまでも落ち込んでるくらいなら
時間というものに心を委ねてみたらどうかな
時が過ぎるということは
気持ちを切り替える薬でもあるんだよ
そして新しい何気ない日常から
小さな幸せを拾い集めて
心の穴を塞いでしまえばいいんだ
それができた君はまた一つ
人生の階段を上がっていくよ