*実は、良い悪いは始めから無いのだ
辛い状況にいるとき「どうして私ばかりがこんな目に遭わなければならないの?」と頻繁に思うことがあるかもしれません。しかし、それにも必ず理由があるようです。
人生の折り返し地点を過ぎてみると、あの時の辛い状況はこのためだったのか!?と驚かされる発見がボロボロ出て来たりします。
ただ、人生で辛い状況に陥るタイミングというのも、人それぞれに異なっている為、人生の後半になっても分からないこともあるかもしれません。それでも、辛い状況に陥るのにも必ずワケがあるのだと思います。
私の場合は、30歳になるまでの時間が、人生の中での試練と呼ばれる時期でした。それは随分と長い時間でしたが、かなり後になってから、それらのひとつひとつに理由があったことを発見しました。
どこからどう見ても「災難が上から降って来る!!」と言わざるを得ないような流れでした。物事の発端となるエネルギーの多くは、必ずと言っていいほど「因果の法則」が働いていますが、そのようなところを超越して、さらに深い深い部分から何かの意図が働いていたような感じです。
それこそ「魂の計画」というものなのだと思いました。もちろん、「魂の計画」ということについては頭で理解しておりましたが、自分にとってはあまりピンと来るものではありませんでした。
しかし、過去の状況の理由を知ってみると、ピンと来るどころか、なるほどなー!!!と深く納得せざるをえませんでした。
最初からその理由を知っていれば、辛い状況でも、もっとラクになれていたかもしれませんが、きっと、そう簡単にはいかない理由というのもあるのでしょう。
そして、その状況や、その状況の元である環境自体が、実はその人にとっての大きなプレゼントだったりすることがあるのです。
ここに気づく為には、悪いと思われるようなことにも、良い面があると捉えることが出来る意識が必要です。これはこじつけをするように促しているのではなくて、本当に物事は良い面と悪い面の2つがあるからです。
(しかし、本来は2つではなく、それらが統合された1つのみです。)このようなものの捉え方をしていると、色々な場面でラクになれるのかもしれません。
辛いと思う状況に居る時、あえてその良い面を見てみることをお勧めします。それはなかなか難しいことも私は知っております。でも、ほんの少しだけ、この状況の自分にとっての良い面は何か?と考えてみて下さい。