半径5メートル以内の人を守れる人になるために
皆様こんにちは。
情熱クラブ・千葉エリア釣り部の伊藤和典です。
できることから…
まずは半径5メートル以内の人を守れる人になるために。
会社にAEDを設置しました。
AEDとは、「自動体外式除細動器」のことで、心室細動と呼ばれる不整脈(心臓のけいれん)によってポンプとして動かなくなってしまった心臓に、電気ショックを与えることにより、元の収縮を取り戻させるための機器です。
緊急時、災害時あらゆる場面を想定してどうしたら救えるか?
まず必要なのは3つ、①119番通報とAEDの要請、②胸骨圧迫(心臓マッサージ)、③電気ショックです。
救急車を待っていては遅すぎる
心停止の際の応急処置は「秒」を争います。
一刻も早く救命処置を始めないと、助かる可能性がどんどん低下していきます。
行動を起こすことを恐れない
仮に心停止でなかったとしても、胸骨圧迫によって、状態が悪化することはありません(倒れている人が嫌がるそぶりを見せたら中止します)。AEDには、診断機能がついていて、必要のないときに電気ショックを与えてしまうこともありません。倒れた人に反応がなかったら、恐れずに行動を開始してください。
あなたの目の前で、致命的な不整脈による突然の心停止を起こして人が倒れたら、救急車やAEDの到着を待つ何分かの間に、まず胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行います。
直前まで元気だった人が、急に心室細動を起こすことがあります。
東京マラソンで倒れた人がAEDで救命されたり、野球のボールが胸に当たって心臓震とうを起こした高校生がAEDで救命された、という報道も記憶に新しいです。
まわりに人がたくさんいて、しかも倒れる瞬間が目撃されるような例では、救命できる可能性が高いです。
もし、助けたい人がいるのならAEDの使い方と心肺蘇生法を学んでおいてください。
あなたの大切な人が倒れたとき、すぐに助けることができるように。
あなたの愛する人、周りの人が一人でも救えるように…
いま日本では毎日多くの人が心臓突然死で命を失っています。 心臓が原因で突然心停止となる人は、なんと1年間で約9.1万人。 一日に約200人、7分に1人が心臓突然死で亡くなっています。
皆が毎日、目にできるような場所に置くことが望まれます。 またそれを周りの人が使えるように、日頃から訓練することも大切です。
うちの会社の前はよく学生が部活の練習で走っています。
運動中の心臓突然死もあると聞きます。
少しでも力になれるように。
また、子どもたちのいじめや自殺が増えています。
AEDや心肺蘇生法の講習を授業で行うことは、人を助けることの意義や真剣な救命行為に接することになり、命の大切さを子どもたちが学ぶきっかけになります。
救命行為を学び、子どもたちが命を粗末にする行為を行わなくなることを願っています。
将来、多くの人が救命活動を行うことができる社会、人の命を大切にする会社を目指し、
救命講習を受け自分達で地域の人達に教えられるようになるために努めたいと思います。
重複になりますが、心臓突然死で亡くなった多くの命があります。
AEDで助かった命もあります。
誰かが突然倒れたとき、そこにいるあなたが救えるかもしれない命があります。
あなたしか救えない命があります。
命の大切さと人を助ける勇気を育ててください。
一人でも多くの人がAEDと胸骨圧迫を知り、
勇気を持って実行できるよう私達にできることをしていきたいと思います。
※救命サポーターというアプリがあります。
このアプリは近くのAED設置場所を教えてくれるアプリになります。
まずはアプリをとることからはじめるのもいいかもしれませんので是非ダウンロードしてみてください。
「そこの貴方!AEDをとってきてください!」と言われたときにすぐに動けるように…
最後まで読んでいただき有難う御座いました。
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