切り傷・三角巾講習 in 情熱八ヶ岳
9月1日は防災の日。9月は防災について考える月でもあります。災害に向けた避難用の物を用意する必要もありますが、災害が起きた場合に怪我をしてる人達を助けるための知識も必要です。
私は普段病院に勤めており、医療物品があり準備された状態で仕事をしています。
しかし、災害の時は何もない中で人助けをしなくてはいけません。手や足から出血している人達がいれば、どうすればいいのか分からなくなってしまうのではないでしょうか。
そこで、八ヶ岳では医療介護福祉班が情熱メンバーに向けて講習を行いました。
まずはじめに、切り傷についての講義を行いました。「切り傷とは?」という病理学、生理学的な説明に加え、切り傷の処置、主に圧迫止血について説明しました。
次に三角巾講習では、医療介護福祉班のメンバーと一緒に三角巾を広げながら説明と実演を行いました。三角巾は、圧迫止血をした後の傷の保護や骨折などをした場合の、創部の固定の役割があります。三角巾をネクタイのようにする折り方や基本的な固定方法などを実際に見てもらいながら講習を行いました。
内容的にはわずかなものかもしれませんが、全国のメンバーと知識の共有ができてよかったと思いました。
災害の時など、情熱クラブメンバー1人1人が自分の身を守り、家族や子供達、また地域の方達を助けられるような存在となっていけるよう、引き続き、医療介護福祉班では知識と技術を伝えていく活動をしていきたいと思います。
医療介護福祉班 塚田史絵、松田裕香