北陸新潟エリア ☆1つ1つから始めてみようプロジェクト☆ 第8回目(その①〜福井編〜)
皆さん、こんにちは。
いつも情熱メディアを見ていただきありがとうございます。
北陸新潟エリア 黒川智章と申します。
第8回目となりました今回のテーマは「歴史」です。
福井・石川・富山・新潟の4つの県それぞれの人がnoteを書きます。
北陸4県一帯が、古代は越の国・高志の国(こしのくに)と呼ばれ、1つの文化圏であり、全国的に見ても歴史と信仰が深い地域です。そこで歴史・文化・伝統芸能・伝承などを調べて現地に赴き、自分の地域のことを知ることで愛着と誇りを持ち、住んでいる土地や人々を守りたいという気持ちが芽生えてきたからです。
最初は福井編になります❗️
福井県は地域区分が嶺北(れいほく)地方と嶺南(れいなん)地方に分かれてますが
今回は嶺北地方を中心に発信します!
①平泉寺白山神社 (へいせんじはくさんじんじゃ) 勝山市平泉寺町平泉寺
石川県・岐阜県にまたがる白山(はくさん)の麓にあり、古くから白山信仰として栄え、この神社は、養老元年(717)奈良時代の僧、泰澄(たいちょう)によって開かれました。平安時代から天台宗の平泉寺として神仏習合となり、宗教都市として比叡山延暦寺に並ぶほど繁栄していました。
しかし、天正2年(1574)一向一揆によって全山が焼き討ちとなり、現在に至ります。
昔の出来事からは想像できないくらい、緑のこけが綺麗に生えており、静かで清らかな空気が流れていました。
境内の杉並木は背が高く天に届くかのように伸びています。
水と大地のエネルギーを感じざる終えません❗️
② 舟橋黒龍神社 (ふなばしくろたつじんじゃ) 福井市舟橋町
白山を源流とする九頭竜川(くずりゅうがわ)の川岸にある神社です。
この九頭竜川は昔、黒竜川(こくりゅうがわ)といわれており
日本古来の四大明神の1つ黒龍大明神を祀る神社です。
古くから水害が絶えないこの地域の守り神となっています。
石神様と水神様が両脇に祀られており、石(岩)の力と水の力の両方で九頭竜川が守られているのではないでしょうか。
③継体天皇像 (けいたいてんのうぞう) 福井市足羽上町
継体天皇は第26代(在位507~531年)の越前(福井)または近江(滋賀)出身の大王、今で言う天皇にあたります。当時は平原だった越前平野の治水をして稲作を発展させ、この像がある足羽山で採れた笏谷石(しゃくだにいし)の採掘を勧めました。
古くからこの地域の人々の恩恵に預かっています。
顔が大きく描かれていて、厳格な姿が感じられます!
④福井大地震震源地の碑 (ふくいおおじしんしんげんちのひ) 坂井市丸岡町末政
昭和23年(1948)6月28日16時13分 福井県嶺北地方を震源として
M7.1 深さ30㎞の内陸直下型地震「福井地震」「福井大震災」が発生しました。のちに震度階級に7を設定するきっかけとなった地震です。死者・行方不明者3,700人に上り、地震の揺れと火災によりほとんどの家屋が全壊・倒壊しました。
この場所は昭和58年(1983)の日本学術会調査で判明した震源地です。
辺りは田んぼ、道路があり普段気づかないところにあります。
地元に住む人々にとって悲惨な出来事であり、祖父母の代から語り継がれています。
また、福井市は昭和20年(1945)7月19日福井空襲で市街地全体が焼失し、
昭和23年(1948)6月28日福井地震、同年7月大洪水による水害が発生しました。
短い期間に災害が立て続けに起きましたが、
福井の市民の雪国らしいひたむきでたゆまぬ努力と強い結束により、
不死鳥(フェニックス)の街として復興を遂げ今日に至ります。
~各スポットを巡って振り返り~
意味を持って古来から残り続けてきたモノであったり、福井県が歩む歴史において県民が大切にするべきスポット。そういった場所を同じエリアの仲間達と巡ることが、とても貴重な時間でした。自分がこれまで、何気なく通っていた道にこそ、意味のあるモノは必ずあるのでしょう。今後ともこの活動を仲間達と共に継続していき、地元である「福井県」と向き合う意識を高め、より一層好きになっていきたいです。
次回は、②〜石川編〜です
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