岡山防災訓練🔥命を繋ぐ救命講習
先日行われた岡山防災訓練から、今回は救命講習についてご紹介します!
前回紹介した訓練の様子はこちらをご覧ください。
今回、岡山県で活動している防災士のメンバーを普通救命Iの講師として参加していただき、山陰山陽四国、近畿6府県、大阪、愛知エリアのメンバーが普通救命Iの資格を習得するために講習を行いました。
人が倒れていた時にとる行動は、
①、周囲の安全確認
②、意識の確認
③、助けを呼ぶ 119の要請、AEDを持ってきてもらう
④、呼吸の確認
⑤、胸骨圧迫開始
の流れになります。
胸骨圧迫は、自分の手が傷病者の心臓のポンプの役割となり血液を循環させ、AEDの効果を高めたり、脳への後遺症を少なくさせることが目的となります。
胸骨圧迫は、正確に行う必要があります。
成人の場合は、胸の左右真ん中にある胸骨の下半分を、重ねた両手で自分の体重をかけ、真上から垂直に約5cm沈み込むように、強く!速く!絶え間なく圧迫!
圧迫を緩める時は、十分に力を抜き、自分が心臓のポンプの役割になってることをイメージして引く。
押すだけではなく引くことも忘れずに‼️
小児は体格に合わせて両手か片手で、乳児の場合は、両乳頭を結ぶ線の少し足側を目安とした場所を指2本で行います。
圧迫の深さは胸の厚さの約3分の1を目安に、押して引くのは成人と一緒です。
また小児や乳児の場合、呼吸停止から心停止になる場合が多いので、人工呼吸がもしできるのならしてあげましょう。
救命講習Iは成人の救命講習だけですが、子供達の命を守るためには子供達の救命処置についても知っていてほしいです!
講習中、胸骨圧迫を実際にやってもらい押し加減が分からなかったり、テンポが速くなったり、1人で長い時間胸骨圧迫をやってもらいましたが、「まだやるの?」と言う反応が見られたり疲労感も見られました。
今回は1分くらいやってもらいましたが、実際は救急隊が到着するまで続けてもらうことになります。(約8〜9分)
もし倒れている人を見つけた時、助けるのは自分しかいません!
命を繋ぐために、自分が助ける側の行動を起こせるように意識し、知識や技術を身につけてこれからも活動していきます🔥
大阪エリア
医療介護福祉班 松田裕香
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