第4回千葉エリア勉強会「消火訓練2」
こんにちは
情熱クラブ千葉エリアの淵上優樹です。
千葉県では、生きるための「使える知識」を習得し、「伝える側」になることで一人でも多くの人を助けられるよう、定期的に勉強会を行なっています。
今回は、消防署の訓練施設をお借りして、避難訓練と以前行った「水消火器」の取り扱い、消火能力の高い「屋内消火栓」、道路等に設置されている「消火栓」の取扱い訓練を実施しました。
この回は消火訓練の様子を紹介します。
↓以前行った消火器の訓練内容は下記を参照して下さい。
避難訓練の様子はこちらを参照して下さい。
皆さんは「屋内消火栓」をご存知でしょうか?マンションやホテル、百貨店等に設置されていて、一度は目にしたことがあるこちらです。
「見たことあるけど、これって消防の人が火災の時に使うものでしょ」と思っていませんか?
実は火災時に皆さんが使う設備なんです。
でも、「実際に使ったことないし、使い方がわからない」という方が多いと思います。それではせっかくの設備も無駄になってしまうし、いざという時使えません。
そのような不安をなくすため、訓練を実施しました。
屋内消火栓は二人で操作するものと、一人でも操作できるタイプのものがあります。
使い方は
①起動スイッチを押す(押すとベルが鳴動し、ポンプが起動する。押さないと水はでません。一人で操作できるタイプは押さなくても水を出すことができる。)
②扉を開け、ホースを火災現場までのばす。
③バルブを開けると水が出ます。
初めて使う方が多かったですが、「操作手順が意外と簡単」、「思ったよりも水量があった」、「今回体験できたので、有事の際(火災)に落ち着いてできそう」と皆さんにとっていい体験になったと思います。
もし使い方がわからなくなってしまっても、扉の裏側(表の場合もある)に操作方法が記載されていますので、慌てず落ち着いて使用するようにして下さい。
続いて「消火栓」についてです。
消火栓は道路や歩道に設置されていて、主に消防隊が使う設備になりますが、自治体によっては資機材が配られており、使用することができます。水道管の水を使用するので、水量が確保でき、とても消火能力の高い設備になります。車道に設置されていることもあるので、蓋の上に車を停車させると有事の際に使用できなくなってしまうので、運転される方は注意してください。
最後に、火災現場は非常に危険です。設備を使えば消火できると過信せず、炎が自分の背丈、もしくは天井まで広がってしまったら、消火は諦め直ちに避難して下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また、素敵なイラストを描いてくださったメンバーの「かな」さん、ありがとうございました。
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