幻の関帝廟。熊野那智滝見寺
人生の目標に世界中の関帝廟を巡りたいと思う中、日本にある全ての関帝廟を巡ってきた。
日本最後の関帝廟は、熊野那智の滝見寺。
今は廃寺になっていて、中に入って参拝することができなくなっている。
中、観音堂
右 徐福廟
左 関帝廟
徐福廟の屋根には、龍が珍しい形で装飾されている。
左には関帝廟が、関帝廟は華僑の方々や、崇敬する人で廟が建立されることがあることから、地元の崇敬される方々が建てたのだろうか。
熊野那智の奥の院といわれていたようで、問い合わせても、滝見寺のことは宮司さんも知らないとの事でした。
熊野那智大社の境内に隣接していて、滝との景色が絵のようで、道教寺院の作り。これだけ豪華な作り、お堂に入り参拝できないのが残念。
目の前の売店の人に聞くと、もとから一般公開していなかったよう。儀式などで使用されていたとのこと。
北海道の中華会館の関帝像も、一般人では参拝することができない。京都万福寺の関帝菩薩も、一般人がお堂に入ることができない。
地元の崇敬者で守られている。
徐福伝説、不老不死を求めて、皇帝から財産と技術者、子供達などを連れ上陸し、始皇帝の元に帰らず日本の地で王になった、不老不死を手に入れていたのか、ロマンのある話。
富士山、南九州、熊野などに徐福を祀る祠や、公園、冠山など都市伝説的なものが多い。
関帝は道教の最高神という宗派もあった。関帝廟と徐福廟が共にある滝見寺は、誰がどんな理由で建立したのだろうか。御神体はどうなっているのか。
昔の仮面ライダーの撮影が、滝見寺で中の様子が少しだけ見えたが、御神体などは映らず、幻の関帝廟の熊野那智滝見寺
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