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Oasisと名作映画が教えてくれた、背中を押す力! 


Oasis

Oasisの楽曲に救われた人は多いだろう。「Don’t Look Back in Anger」「Wonderwall」「Stand by Me」「Live Forever」「Whatever」と、挙げればキリがないほどOasisに支えられた人もいるだろう。
Oasisは、メイン・ソングライターの兄ノエル・ギャラガーとボーカルの弟リアム・ギャラガーのギャラガー兄弟を中心に、1991年にマンチェスターで結成された。全世界でのトータルセールスは七千萬枚以上を記録し、「Whatever」「Some Might Say」「Wonderwall」「Don’t Look Back in Anger」「Live Forever」など多数のヒット・シングルを持つ。バンドの核はギター及び主なソングライティングを担当したノエルと、ボーカルを担当したリアムのギャラガー兄弟。同じく労働階級出身であるビートルズを大変敬愛しており、コンサートではビートルズの曲を頻繁にカバー演奏した。ビートルズの影響は作品にとどまらず、スキャンダラスな言動も常にロック・ファンの注目を集めた。音楽メディアによって、中流階級出身のBlurとは何年にもわたって比較された。ファッションにおいては、パンク・ロッカーが切り裂かれたTシャツなど「反社会的」とされる恰好だったが、Oasisはウインドブレーカーやジャージといった労働者階級の普段着を着て、ライブやインタビューに臨んでいた。音楽性とは別に、バンド内の争いも有名であり、度々解散の噂が流れた。特に、バンドの核であったギャラガー兄弟の仲が悪い。九十年代のブリットロックやオルタナティブロックの立役者でもある。
私がOasisにハマったのは、ギャラガー兄弟の発言やファッションに惹かれたのと曲である。Oasisの曲は全てにおいて優しい。背中を押してくれる曲が多く、それはギャラガー兄弟が過ごした貧しい過去から成り上がってきた経験があるからこそ、彼らにしか書けない曲がそこにはある。特にノエル・ギャラガーのライティングセンスは凄まじい。一言で言えば天才だ。Oasisの楽曲はみんなで歌いたくなる曲が多い。「Don’t Look Back in Anger」「Wonderwall」はサビでみんなで合唱するのはたまらない。


 私が一番最初にOasisで聴いた「Whatever」という曲のレコーディングは、ウェールズにあるロック・フィールドスタジオで行われ、本作のストリングスはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団による演奏で行われている。シングル「Whatever」は、1994年に発売されたデビュー・アルバム『Definitely Maybe』と、二作目のアルバム『(What’s the Story) Morning Glory?』の間にクリスマス・シングルとして発売され、全英チャートで最高位三位を獲得し、Oasisにとって初めてトップ五入りしたシングルでもある。「Whatever」の歌詞の中には「Whatever I choose、 and I’ll sing the blues if I want」と歌っており、ロックバンドなのにブルースだって歌ってやると言わんばかりの歌詞は、中高生のアイデンティティの形成で悩んでいる頃には刺さるだろう。また、最初の歌詞「I’m free to be whatever I」が胸に刺さった。この歌詞は「自由だ!お前は何だってできる」という意味で、悩みを抱えていた僕にとっては大きな励ましとなった。閉塞感を抱えている子にはOasisのストレートな歌詞やノエルの過去に共感できる人はなおさら響くだろう。

https://youtu.be/r8OipmKFDeM?si=0_E7Y37HmoS59kaw


「Don’t Look Back in Anger」では、作詞、作曲、リード・ボーカルともにノエル・ギャラガーによる。ノエルがシングルのリード・トラックでリード・ボーカルを担当したのは本作が初めてである。ライヴでは、ノエルのギター弾き語りというスタイルで演奏されることもあった。コード進行はビートルズの「Let it Be」、ジョン・レノンの「Imagine」同様、名曲作りの決め手といわれる「カノン進行」である。Oasisがアルバム『(What’s the Story) Morning Glory?』世界有数の伝説的バンドになる前、あるライブで演奏後、ノエルは雨降る夜のパリのホテルに戻り、この曲を作った。1995年四月十八日の火曜日であった。四日後の四月二十二日の土曜日、それまで小さな会場でライヴを行っていたOasisにとって初の大舞台となるシェフィールドアリーナでオーディエンスに初披露された。ノエルのアコースティックセットで「Take Me Away」と「Talk Tonight」の間に挟まれた演奏であった。歌詞未完成のまま、夜のシェフィールドアリーナ公演を控えたサウンドチェックでノエルがこの曲を演奏していたところ、リアムには「Sally can wait」と聞こえたことにより、それがコーラス(サビ)の歌詞となった。ノエルはアコースティックギターを弾いていた。近寄ってきたリアムから新曲を歌っているのかと訊かれたノエルはサビが決まっていないなどと言いながら適当に仮歌を歌った。その歌を「Sally can wait」と聞き取って歌い出したリアムのことをノエルは天才だと思った。ノエルは楽屋に入り一気に歌詞を仕上げにかかった。タイトルは「Don’t Look Back in Anger」に決まった。夜に新曲を披露した。
この曲はイギリスの第二の国家とも言われており、2017年五月にOasisの地元マンチェスターで発生した自爆テロの際には、この曲が再びiTunesチャートでランクインしている。事件翌日にも、マンチェスターの音楽学校で歌われたり、アリアナ・グランデが開催したOne Love Manchesterでも、コールドプレイのクリス・マーティンとアリアナ・グランデが一緒に「Don’t Look Back in Anger」をファンのみんなと歌った。この曲を聴くと励まされるだけでなく、さすってくれるような優しさを感じる。まさに「Don’t Look Back in Anger」のように、怒りに変えてはいけないことを表すような歌である。Oasisのようなストレートな歌詞とバンドの色合いが、思春期の子のモヤモヤとマッチするのだろう。

https://youtu.be/bb6e2Brz9Nw?si=kQjHJkSy7XF4ibOO

映画スタンドバイミー


映画スタンドバイミーは一九八六年より公開されたアメリカ合衆国の青春映画。スティーブンキングによる小説の映画化である、少し脚色を加えた作品であり、青春映画の「傑作」「金字塔」などとして、高く評価された。アカデミー賞の脚色賞、ゴールデングローブ賞のドラマ映画賞と監督賞のニ部門にノミネートされた。

映画スタンドバイミーの内容として、一九五九年の夏、オレゴン州の田舎町。十二歳の四人、性格も個性も異なっていたが仲良しで、いつも一緒に遊んでいたメンバーで行方不明の少年の死体が線路上に放置されているとの噂を聞きつけ、体探しの旅に出かける。途中で喧嘩をしながらも、少年たちは助け合いながら、鉄道の線路に沿って冒険のような旅を続ける。青春映画の作品である。
ここでは、主人公四人の大人に言えない悩みや強がってるが心の中にある誰にも言えない悩みを仲間にだけ打ち明けるシーンがある。そのシーンは中高生に響くことが多いだろう。特にとクリスのゴーティ二人が森で語るシーンでクリスが泣くシーンは感動できる。
不良のクリスが泣くのは、仲間思いの一面と意外と自分だけの心に秘めているものをゴーディに話すのは学生特有の言ったら楽になるのに、言えなくて悶々としているのを表していると思う。だからこそ、今でも、スタンドバイミーは人気なのである。

映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』



『フォレスト・ガンプ 一期一会』は、一九九四年公開のアメリカのコメディドラマ映画。監督はロバートゼメキス、主演はトムハンクス。日本公開は一九九五年で、配給収入三十八億円のヒット作品となった。第六十七回アカデミー作品賞や第五十二回ゴールデングローブ賞、ドラマ部門作品賞などを受賞した。 
ストーリとしては、母子家庭で育ったフォレスト・ガンプは、知能指数は人に劣るものの、並外れた足の速さと誠実な人柄の持ち主。激動の時代の中、その俊足と優しさで周囲の人たちを助け、また自身も助けられながら、彼は波乱に富んだ人生を駆け抜けていく話である。
この作品は学生のみならず、どの世代からも人気が高い。私がこの作品を好きになった経緯として、人は助け合いながらしか生きていけないことに気付かされたからである。
どんなに変わってても、馬鹿にされても自分の信念を貫き通す大切さをこの映画で学んだし、学生はこれから「自分」を確立していくため絶対に見た方が良い一作であると考える。

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