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自然農法の師匠はファンキーだった🌈✨
私達は揃いも揃った、農業ど素人集団である。
その名も✨✨ミナイカシ✨✨
そんな凄くカッコいい、グッとくる名前の、
土地も、
機械も、
知識も、
経験もゼロからの…
正真正銘の✨✨農業🔰マーク✨✨
しかし、一丁前にヤル気と夢だけは半端無く持ってる。
それが私達✨✨ミナイカシ✨✨
◇
初夏の頃、
『農業やろうぜ!半農半Xだ!!』
なんて言って、不思議なメンバーが集まり、意気軒高に会議を繰り返していた私達だが…。
どんなに頭を捻り回そうが、想いが熱かろうが、いや、会議すればするほど、なんだか頭がこんがらがり、私などは『もう無理じゃない…⁈』と思い始めていたぐらいだった。
しかし、そんな訳の分からない私達を、まるでピカピカのロケットに“乗れよ!”と言ってくれたみたいに、未知の世界へと導いて下さった方がいる🚀✨
私達の自然農法の師匠
『ファンキー・やぶ田師匠』だ🌈✨
あまりに、言う事やる事がヤンチャでファンキーなので、私が付けたあだ名が
『✨ファンキーやぶ田師匠✨』
我ながらセンス良しと気に入ってる🌈✨
師匠は、その道ではかなり有名な方らしい。
でも、失礼ながら、私はこれまで師匠の事を全く存じ上げて居なかった。
初めてお会いした時、師匠は、あの飄々とした風貌と、あの静かで落ち着いた声で、淡々と土や微生物のお話をして下さった。
私には、その内容のほとんどが、“分かったけど分からない”、(私は“自然農法アルアル”だと思うのだが)、そんなお話をされていた。
どんな質問にも、事もな気に、
『これだけや。簡単や』と、ポイッと言われる中に、“この人は多分、相当インテリだぞ”という、頭の良さと品の良さを感じた。
『いっぱいモノを知っているけれども、
余分なモノは持たんでええんじゃ』
私の中で、師匠はそんなイメージだ。
(初めて師匠のところへ伺った日)
◇
さて、これは師匠が、日報として残していて下さった記録である。
何の事やらきっと分からないだろうが、私達ミナイカシにとっては、とても貴重な資料である。
何はともあれ、私は7月1日に、代表の堀ちゃんと共に、師匠の元を訪れている。
堀ちゃんの、
師匠に出会えた喜びは大きく、
師匠がお話をされている間中、湧き上がるワクワクと興奮をグッと抑えた微妙〜な顔面に✨
向かいっ側でそれを見ていた私は
『ああ、これはもう、やるしか無いのね』と思って覚悟を決めた。
帰りの車の中で、
『あの人の話し、あと何時間でも聴いてたい!!』と、大興奮だった堀ちゃんを思い出す。
でも、その時には、まさかここまで師匠にお世話になる事になるとは思っても居なかったのだが…。
ミナイカシは遠慮をしない。
特に私は遠慮をしない。
他のメンバーもそうだが、ダメ元で、教えて貰いたい事、貸して欲しいモノがあった時には遠慮なく周りに相談する。
とりあえず当たって砕けろなのだが、今のところ、まだ砕けた事は無い。
と言うのも、図々しい私達がビックリしてしまうぐらい、ファンキーやぶ田師匠は気前がいいお陰である。
『あ、それあるよ。貸すよ』
『あ、それ、うちで作っとくわ』
『あ、持ってるで』
機械でも、光合成細菌を作る時でも、果ては長靴やカッパにいたるまで、師匠はサラリと『あるで』と貸して下さる。
これは当たり前だが簡単な事では無い。
こんなに親切で思い切りのよい人は、私は見た事がないし、もうとにかく感謝しか無いのだが、
やっぱりファンキーな人だ…と思う🚀✨
そんな師匠に、借りる予定の荒地を見に来て頂き、恐る恐る『ここでも大丈夫でしょうか』
と聞いてみたらば、
その後何度も何度も聞く事になる魔法の言葉
『大丈夫👌出来る』✨と言って下さった。
そして本当に具体的に、私たちが“今何をどうすれば良いのか”を指導して下さる毎日である。
それまで、“不思議な仲間たち”と、同じ所で足踏みしていた私達の前に、見る見るうちに“本物の畑”が出来上がっていった。
有機申請の仕方から光合成細菌を作るハウスから何から何まで、“本当にいいんですか⁈”と、こちらが驚いてしまうぐらいに気前良く、
『これも使え、あれもあるぞ』と。
ファンキー藪田師匠。
心から感謝してます。
私ももっともっとファンキーになっていきますね🌈✨