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【マッチングアプリ日記】12月:心が躍った出会いとその後の波乱


出会いのはじまり

先月下旬、僕はペアーズで出会ったある女性との初めてのデートに胸を弾ませていた。彼女は四国出身で、2年前に当時の彼氏の就職に伴い東京へ引っ越してきたという。27歳で、僕より1歳年下。
プロフィールからは、洋服やカフェ巡り、雑貨が好きだという情報が伝わり、そのお洒落なライフスタイルに興味を惹かれていた。

12月に入り本格的な冬が到来。
そんな12月入ってすぐに、僕たちは中目黒でカフェ巡りをすることにした。彼女は噂通りのセンスの良さを感じさせるファッションで現れ、その瞬間、僕の中で期待が一段と膨らんだ。気さくで、笑顔を絶やさない彼女との会話は驚くほど自然に弾み、すぐに打ち解けた。

会話が弾んだひととき

カフェでの時間は、まるで時間が止まっているかのように感じた。
話題は洋服や雑貨の話だけでなく、お互いの価値観や将来の展望にも及び、それがとても心地よかった。普段は慎重に考えて言葉を選ぶ僕でも、この日ばかりは言葉が自然と口をついて出てきた。

彼女もまた、話をするたびに頷き、共感の笑みを浮かべていた。
「ここまで話が合う人がいるんだ」と心の中で驚きつつ、楽しい時間が過ぎていった。約束していた2〜3時間はあっという間に過ぎ、気づいたときには3時間を軽く超えていた。

惜別と次の約束

彼女との時間は心地よく、帰り際に「時間が足りなかったね」と彼女の方から言われた瞬間、心の中で嬉しさが弾けた。そして、僕たちは次回のデートの約束を自然と交わした。これほど話が合う相手とはなかなか巡り会えない、そんな気持ちで胸がいっぱいだった。

帰り道、心が弾む中でスマホにメッセージが届いた。「無事に家に着いたよ」と彼女からの連絡。そして、続けて彼女が作ったという夕飯の写真が送られてきた。シンプルだけどセンスが光るお皿の並べ方や料理の彩りから、彼女の丁寧な性格が垣間見えた。
僕はその写真を見て、「こんな写真を送ってくるなんて、きっと今日のデートで好意を持ってくれているに違いない」と思い、心がさらに浮き立った。

突然の沈黙

しかし、その夜から流れが変わった。翌日、彼女にメッセージを送っても既読がつかない。1日、2日と過ぎても反応はなし。どうして? あの時の笑顔や会話は何だったのかと、不安が募っていった。4日が経過しても返信はなく、心の中の期待は少しずつ失望へと変わっていった。。。

そして、6日目、意を決してLINEの状態を確認すると、なんとブロックされていた。一瞬にして目の前が真っ白になった。「あれだけ楽しい時間を共有したのに、何が原因だったのか」。その答えは永遠に知ることができないままだった。

消えたクリスマスの夢

もしあの日、何事もなく順調に進んでいれば、今日この12月25日(水)は彼女と一緒に過ごしていたはずだ。イルミネーションに照らされた街を歩き、笑顔を交わしながらディナーを堪能する素敵な夜を想像していた。
しかし、今こうして一人で過ごしている現実が、心に静かな痛みを残している。

みなさんへ

みなさんのクリスマスはどんな日ですか?好きな人や愛する人と一緒に過ごす温かな時間でしょうか?
それとも僕のように、過去の思い出にふける夜でしょうか?

年内まだまだ会う方と予定があるので、めげずに後悔のない2024年にしたいです!


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