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コロナを今更になって罹患した話

喉の痛みが発生して4日。
発熱して3日。
コロナ陽性と診断されて2日。
私はまだまだ渦中にいる。
横になって寝たくてもフラットだと呼吸困難になるくらいの酷い咳で目を覚ます。
痰を吐き出そうとすると喉から血が滲み、脳の血管が切れそうになるくらい酸素が行かなくなる。
熱の最高温度は38.8。
平熱が35度台の私からすれば致死量の温度だった。
発熱初夜に最高温度を叩き出してからは37度台をうろちょろ。
それでも3日間微熱が続くというのは確実に体力を蝕む。ボディブローが効いてくる、といった感じだ。辛い。

とにかく辛い。

職場が入居型老人介護施設で、そこでクラスターが起こった。
熱発が増え、その中でコロナ陽性がポツポツ増え、スタッフもコロナと熱で倒れていった。1が3、3が9、9が18というように倍数で増えていく。
居室対応になる入居者達を横目で見ていた。
その波に早めに攫われた私だが、罹患した日々の中で入居者のことを思う。
ストレートに言って、これは高齢者にとって死ぬ病気だ。
体力的に耐えられない。
介護士を10年やってきているので、インフルエンザや肺炎で亡くなる高齢者を多く見てきた。
コロナも死因の上位に入ってくるだろうと感じる。

世の中的には5類に引き下げられ、規制緩和、withコロナと、
コロナと共に生きていくとされ、
マスクを外して生活を始めた。
今回病院を受診して思ったことは、『医者はコロナに慣れすぎている』ということ。
触診はなし、たいした問診もなし、検査キットを鼻に突っ込み、持病がないこと、年齢を加味して単なる風邪と同じ薬を処方。

はいコロナね。

で済まされるものではない。
と罹患して心底思った。
その後の後遺症や、まだまだ分かっていないワクチンのこと。

コロナは未知である。

もっと慎重に扱うべきである。
と思う。
職場の入居者が何人亡くなるか不安である。

私も死なないようにしなければ、と思う。
不必要に子宮が痛いこともあり、因果関係がないか調べていこうと思う。

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