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아리랑(アリラン)演奏曲解説@20240623

「아리랑 アリラン」は、哀調を帯びた曲調と歌詞の朝鮮民謡の代表作です。一番の歌詞は韓国人の民族感情のひとつである"ハン"の感情を表すともいわれています。また、アリラン峠という山道を越えると楽園が待っているという意味があります。

アリランは、2012年、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産として登録されました。
アリランはひとつではありません。韓国、北朝鮮を含めて全国で60種、3600曲のアリランが存在していると推定されています。

一番古いと言われている旌善(チョンソン)アリラン(江原道)、一番有名な京畿(キョンギ)アリラン、他にも珍島(チンド)アリラン、密陽(ミリャン)アリラン等、数多くのアリランがありますが、タイトルと歌詞にどれも아리랑(アリラン)が共通として入っています。

アリランの語源は、様々な説があり、確実な情報はありませんが、大きく二つの説が有力とされています。

一つ目は動詞の「아리다(アリダ)」説です。아리다はひりひりする、(胸が)痛いという意味です。歌詞は愛する人との別れと悲しみを語るものなので、胸が痛くて病気になるという心境を아리다を使って表現したという説です。

二つ目は漢字「我離娘」説です。
朝鮮時代後期である1870年頃に実権を握っていた大院君が、景福宮復興のために全国から労働者を集めました。その時、故郷を離れる労働者たちが,故郷を思って「我離娘 (アリラン:俺は愛する人から離れてしまうという) 」と歌ったのが始まりだという説です。

BTSや有名なアーティストが次々とアリランを現代の音楽にアレンジして歌っていますが韓国人としてのアイデンティティを表したい、もしくは音楽のバリエーションを豊かにしたいといった理由だと考えられます。

韓国人のアイデンティティ、精神、ソウルともいえる朝鮮民謡のアリラン、我々JYHも誇りを持って歌います。

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