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30歳独身女、会社辞めました

30歳、独身、会社員。この肩書き、私にとってもう重荷に感じていました。
ついに、私は決断しました。

「私、会社を2月末で辞めます。」

そう告げると、同僚は驚いた顔をした。「え、なんで?まさか転職?」

「転職じゃないよ。もう、会社には戻らない。」

私は、会社で働くことに疲弊していた。

毎日同じ時間に起きて出社して、苦手な仕事を行い、自分の成長の限界を知った。これ以上成長を感じられないと思った。

人間関係もそこそこで、ストレスが溜まる一方だった。

入社して数年は、仕事を捌くのに必死で残業しまくりだったが、

早く成長したいと思っていたし、仕事自体にやりがいも感じていた。

その後、年次が上がるにつれてパワハラ上司にあたったり、

仕事の多い部署にあたり残業続きで自分の時間が取れなくなったりした。(もちろん少なくとも良いこともあったが。)

周りの同僚たちと比較したときに、私って仕事できないなどと劣等感を感じることも多々あった。

みんなが卒なくこなせてる(ように見える)ことを、私は必死に頑張らないとできなかった。

頑張って仕事をしているので疲弊し、家に帰ったらろくに家事などできなかった。

どんどん仕事に対する苦手意識が強くなるとともに、自己肯定感が下がっていった。


私がこの会社に対して感じる魅力は、福利厚生以外なくなっていっていった。


「このまま会社にいても、何も変わらない。何かを変えなければ。」

幸いにも、私は彼氏なし独身、子供もいない、結婚予定もなしで身軽だった。

そう思った私は、思い切って会社を辞める決意をした。

この会社に勤めて7年目だった。


辞めることを決意したものの、不安は尽きなかった。経済的な不安はもちろん、周りの反応も気になった。

「30歳で仕事辞めて、大丈夫なの?」

親や友人の言葉は、私の心を揺さぶった。





・・・・と言いたいような流れではあるが、

実際は、そうではなく、意外にも好反応だった。

・何かやりたいことがあるの?
・海外研修に行って何か変わったの?
・まだ30歳、まだ若いからどんどん挑戦しなね。
・仕事辞めれて羨ましい。

などなど。

ちなみに父親は、

「やりたいことをやった方がいい」と。

母親は

「絶対辞めたらダメ」とのこと。

母親にはまだ辞めたことを言えていない・・・


それからは、自分と向き合い、未来について真剣に考える日々だった。

本当にやりたいことは何か
自分は何が幸せか



会社を辞めて、私は自由になった。

これから何をしたいのか、じっくり考える時間がある。

私は、絵を創作・販売する個人事業主を目指したいと考えている。

少なくともこれまでの社会人経験を活かし、自分だけのビジネスを創り出す。

もちろん、不安もある。

でも、私は挑戦することを恐れない。

いつか、仕事辞めて良かった、と言えるように今から行動していきたい。

新しい道へ進むことに、ワクワクしている。

自分らしく、自由に、楽しく生きていけるよう努力し続けたい。


2024年人生ビンゴの目標である辞職、達成!




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