麻雀の符計算纏め
〇はじめに
麻雀を進めるにつれて、まずぶち当たる壁が符計算。確かに難しいですし自分もかなり躓きました(というより放置してました。)
なので、ザックリですがその内容をまとめたいと思います。
前提としてですが、役は全部覚えているという状況でお話しさせていただきますので、その点はご容赦ください
〇麻雀の点数のザックリ概要
麻雀の点数を計算するうえで、必要になってくるのは役(翻数)と符です。
この組み合わせによって、以下のように点数が決まります。
はい、気持ち悪いですね。。覚えきれないよという方もいらっしゃると思います。
〇よく出るところを覚えよう
上記のように全部覚えるとなると、大変気持ち悪くなってきますのが、以下の表ではいかがでしょうか。
まぁまぁ頑張れそうじゃないでしょうか?実際に麻雀で出てくる点数の半分くらいはここなので、ここを抑えてしまえば大丈夫でしょう。(70符とかになったときは近くの人に聞けば何とかなります。)
親の点数は子のおおよそ1.5倍と覚えておけば、大丈夫です。
なので、こいつは丸暗記してください。
ここからは具体的な計算方法です。
〇麻雀符計算に必要なもの
麻雀の符計算に必要なものは以下の通りです。
①アガリの形
②待ちの形
③暗刻・槓子の数
④雀頭
⑤切り上げするか否か
この4点を足し算し、最後に⑤の処理をしていけば、符計算完成です。では、それぞれについて解説していきます。
〇アガリの形について
麻雀においてアガる形は以下の4通りしかなく、それぞれに基礎点が付きます。
・メンゼンロン:30点
・メンゼンツモ:22点
・鳴きロン:20点
・鳴きツモ:22点
以上のとおりです。とりあえず、ツモは22点、ロンはメンゼンなら30点、鳴きなら20点と覚えましょう。
〇待ちの形
麻雀ではご存じのとおり様々な待ちの形があり、その待ちの形でそれぞれ点数が付与されてます。
・両面、シャンポン:0符
・カンチャン、ペンチャン、頭(単騎待ち):2符
分かりづらい人は待ちが1種類の時は2符、それ以外の時は0符と覚えましょう。
〇暗刻・槓子の数
暗刻・槓子にはそれぞれ符が付与されており、アガった時の手牌にどれだけこれらが入っているかで点数が加算されます。また、それぞれの形・鳴きで以下の通り点数が付与されてます。
対々和や暗槓の時には計算が難しくなるので、要注意です。これらは簡易的な覚え方はないので、この表を体感で覚えてしまったほうが楽です。
〇雀頭
見落とされがちですが、実は雀頭にもそれぞれの種類で符が付きます。
・三元牌(白・發・中)、風牌:2符
・ダブ東、ダブ南:4符
・その他:0符
〇切り上げについて
先ほど上記4つの足し算と言いましたが、符には2-32符まで、複数の種類があるため、足し算をすると1の位が中途半端になることがあります。そのような場合は1の位を切り上げとして計算します。
例えば、全部足して24符であった場合は1の位の4を切り上げ、30符として計算します。0の場合は切り上げは起こりません。
つまり、1の位が0以外の時はワンランクアップと覚えておけばOKです。
〇纏め
前述の4項目を足し算していけば、符はおのずと判明します。確認のため、計算式をもう一度まとめて記載しておきます。
アガリの形+待ちの形+暗刻・槓子+雀頭=符
です。
ここに役(翻数)を加味していくと点数が完成します。
と言われてもわかりづらいと思いますので、例題です。(子のロンアガリとして計算してください)
まず翻数を計算しましょう。發、ホンイツの3翻ですね。
次に符を計算すると
鳴きロンのためアガリの形20符、字牌(發)の暗刻(鳴き)の4符、ペンチャン待ちの2符
20+4+2=26符 1の位切り上げで30符ですね。
なので、このアガリは3翻30符となりますので、3900点となります。
〇例外
さて、ここまでのことご理解いただけたでしょうか。それでは最後にこの例外を2つご紹介します。
①七対子
七対子は例外として強制的に25符となります。点数は以下の通りです。
これらは例外として、丸暗記してしまいましょう。これをシステム化するとややこしくなってしまいますので、例外として覚えてください。
②平和ツモの時
ネット麻雀を打っていて、ピンフツモの時だけやたらと点数が低いと思ったことはありませんか?
リーチ、タンヤオ、ピンフ、ツモ4翻だから7700(あるいは満貫)だと思ったら、5200だったといったケースです。
実はピンフツモの時限定で、翻数が20符まで落ちてしまうんです。
これの覚え方としては以下2通りあるので、覚えやすいほうで覚えてください。
①それぞれをすべて覚えきる。
これができればベストです。どう考えても正しいわけですし。
②1翻下の40符の点数と考える。
上の表を見ていただければ、お分かりいただけるかと思いますが、20符は1翻下の40符と点数が同じ(例えば4翻20符と3翻40符は同じですね)なので、ピンフツモは1翻下がった40符と覚えてしまうのも1つの手です。
これらの例外と今までの計算を覚えてしまえば、ほぼすべての点数計算ができますので、あとは実践で打ちながら、これは何翻何符といったように考えながら打っていけば自然と身に付きますので、ぜひやってみてください。