運動が苦手なシニアのめちゃニッチな筋トレ
ピンピンコロリって、最近耳にすることはないけれど、おひとり様の私にとっては、しっかり終活した後でピンピンコロリが理想の生き方(逝き方)だなと思っている。
健康診断を受けると、生活習慣に関するアンケートが付いている。(全国共通なのかな?) 喫煙、飲酒の習慣がないのはいいのだが、運動習慣もない。アンケートには、運動をする気がありますか、というような項目もある。「半年以内に始める」に丸をつけながら、「運動していない」からの「半年以内に始める」(始めたい気持ちはある)というループを毎年繰り返していた。
できそうだと思って始めたささやかな運動すら続かない。フィットネス、ウォーキング、水泳。自宅でのラジオ体操、ストレッチ、ダンベル。書き出してみると、いろいろ試してはいたんだなと気づく。
運動よりも楽で健康に良いものはないかと都合のいいことを考えて、思いついたのがピアノとボイトレ。認知症予防や誤嚥防止になるのじゃなかろうか。どちらも苦手意識があるので、始めてみたものの、まだ楽しむことはできていない。でも、できることなら最後にコンプレックスを克服しておきたいと思う。何事も続かなかったというコンプレックスも含めて。
で、今日は、ボーカルのレッスン日だった。先生は前回よりも声が出ていたとほめてくれるのだが、実感がないから「本当かな」と疑ったりする。先生の言うことを信じろよ(笑)。励ましてくださっているのだから、下手でも何でも、まずは楽しもうと気持ちを切り替えようとしている。少なくとも、習い始めの頃に比べれば、口を大きく開けられるようになってきたのは進歩だ。
下半身の大きい筋肉を鍛えることが、効率的な老化防止だと聞いたことがある。それに対して、指の筋肉とか、声帯や舌を動かす筋肉とか、なんとも小さい筋トレだ。それでも、今まで使ってこなかった筋肉を使うのは、脳の活性化にもなりそうだし、焦らず続けていきたいな。
歌うこと、ピアノを弾くことが「楽しい~!」と思えるようになることを目標にして