”手紙” この音にのせてたいせつなあなたに届いてくれたら~素敵な一人っ子エピソード集~
春らしくポカポカと暖かい日が続き、新しい生活にも少しずつ慣れてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。大人も子どもも、新しい生活に気合を入れる毎日。ちょっとお疲れも出てきた頃かもしれませんね。
新しい生活が始まると、最初は気分が高揚していても、だんだんと悩みが出てきて、元気がなくなることがありますね。そんなときは、BGMに優しい音楽を聴きながら、フッと肩の力を抜いて、コーヒーやお茶、お酒など自分の好きなものを飲み、美味しいスイーツを食べつつ、一休みしてみてください。
今日は、そんなお時間をこのnoteで感じていただけたらと思いながら、この記事をお届けしたいと思います。
☆2月20日~3月31日まで募集していた、【素敵な一人っ子ストーリー企画】☆
参加してくださった皆様の、心のこもった優しいエッセイや小説を、ご紹介したいと思います。
皆様の記事を紹介するにあたり、素敵なセリフやエピソードを引用させていただきながら、紹介する形をとらせていただきました。
引用の仕方が下手だったりしたらごめんなさい💦悩みながら、少しずつわたしなりに丁寧に紹介させていただこうと考えました。が、応募作品がどれも素晴らしくて、一部分だけ切り抜いて紹介すると、なんだか足りなかったり失礼じゃないかな?と本当に悩みました。
ですが、想いを込めて紹介しました。暖かい気持ちで読んでいただけたら嬉しく思います。
わたしのご紹介はあくまで、書いてくださった素敵なエピソードの一部です。どうか、一人一人の記事をクリックして、皆さんの想いのこもった作品をじっくりと読んでいただけたらなと思います。
このエピソード集は、一人っ子にスポットをあてていますが、わたしは一人っ子も兄弟っ子もみんな素敵なところがあることをみんなで感じたいという想いで、この企画を考えました。
ですので、どうか一人っ子と縁のある人だけでなく、多くの人に届けばいいなと願っています。
それでは、順番にご紹介します。
わたしの友人のサックス奏者、新谷 葵さんの音楽 ”手紙” を聴きながら、ゆっくりと読み進めていただけたら嬉しいです。
1 素敵な一人っ子ストーリー企画で伝えたい想い~わたしと息子のエピソード~ 🌸企画主リコ
人懐っこい息子。彼はいつでも家族の中心だ。いつもキラキラ笑っている。それは本来持っている彼の性格もあるかもしれないけれど、それだけではないはずだ。
いつも、沢山の大人や子どもと出会い、触れ合う機会があったから。どんなときでも、彼自身を見つめてくれる人たちに出会っているから。
家族だけでなく、家族以外の優しい大人たちにたくさん出会って、沢山の人に可愛がられ、愛されている。
彼を見ていて思うこと。家族構成・兄弟の多さよりも、子どもの成長にとって一番大切な忘れてはならないことは、
家族はもちろん、身近で出会う多くの大人や子どもにどれだけ愛されて育つか。身近な人を信用する心・愛されているという実感が大切なのではないだろうか。
兄弟の多さ・少なさは関係ない。すべての子どもたちがそんな環境で育つことができれば、自分に自信を持った優しい大人に成長すると思う。
そして、全ての子どもたち・大人たちに伝えたい。
あなたも誰かに羨ましがられる、素敵な人だということ。
みんな羨ましい存在、みんなみんな素敵だよ
⇒リコの記事 素敵な一人っ子ストーリー企画で伝えたい想い~わたしと息子のエピソード~ を読む
2 アイスを勝手に食べる旦那さん 🌸なちこさん
なちこさんの旦那さんは一人っ子である。そんな彼との生活で、なちこさんに驚くべき事件が起こる。旦那さんの分のアイスを4つ買っていたにもかかわらず、なちこさんのアイス2つをどちらも食べられてしまったのだ!これは大事件だ!
なちこさんは、このアイス事件から、旦那さんの性格を掘り下げていく。旦那さんは一人っ子だ。一人っ子男性の特徴を調べ、旦那さんがなぜなちこさんの大事なアイスを食べてしまうのか分析したのである。なちこさんが出会った、旦那さんも含めた一人っ子男性たちは、下記のような性格だった。
これらの分析をもとに、アイスを食べられてしまったにもかかわらず、なちこさんは旦那さんの良さを再認識。そして、一人っ子の親に向けて、
ひとりっ子のご両親さん、そのまま愛情たっぷり、のびのびと健やかに育ててください。
きっと素敵な人に成長するでしょう!
とのあたたかいメッセージ。
ぜひ、こんな風に奥様(旦那様)に愛される人に育てましょう!
⇒なちこさんの記事 アイスを勝手に食べる旦那さん を読む
3 絵が上手なお母さんで幸せだよ!蘇生から助かった娘の言葉。 nakaさん
nakaさんは、娘さんの出産で大変な経験をされた。切迫流産から始まり、病気になったり、早産の緊急帝王切開で蘇生の末、奇跡的に助かったそうだ。
つまり、奇跡の出産、娘さんとの親子の出会いは奇跡的な出会いだとnakaさんは言う。
人には言わなくても、それぞれの家庭のそれぞれの事情があり、それぞれのストーリーがある。
けれど、ときに周囲の人は、その外からではわからない事情を考えずに、言われた人が傷つくことを言ってしまったりする。
nakaさんも保育園の先生や周囲の人に言われた言葉に心を痛めた。そして、
そう、nakaさん。さまざまな葛藤、不安な気持ちがあったnakaさんに、しっかり者で優しい子で頼もしい存在という娘さんが、こんな言葉をかけた。
「私、絵が上手なお母さんで幸せ。」
娘さんへの大好きだよっていう気持ちを伝えるために、nakaさんはたくさんの絵を娘さんに描いてきた。娘さんはお母さんの絵が大好きで、いつも娘さんを想って絵を描いてくれるお母さんが大好きなのだ。
nakaさんの記事がわたしに気づかせてくれたこと。
それは、周囲の人々のどんな言葉よりも、大切な子ども・大切な誰かが言ってくれる愛ある言葉が一番大切なんだ。
目の前にいる、大切な誰かと向き合うことのたいせつさ
そんなことを気づかせてくれた。
⇒nakaさんの記事 絵が上手なお母さんで幸せだよ!蘇生から助かった娘の言葉。を読む
4 🌟一人っ子で良かったこと🌻 🌸やふーさん
やふーさんは、とっても忙しくて充実した小学生時代だった。それは、一人っ子ゆえに一人で沢山の習い事をしていたからだ。
音楽系に体育系に学習系にたっぷり!
やふーさんがやりたいと思ったことを、思う存分経験させてくれたご両親、やりたいことをあきらめないでとことん楽しむやふーさん、どちらもとっても素敵。
習い事は、身につく・身につかないよりも、好奇心の芽を育てること、やりたいことをとことん楽しむこと、そして楽しんだ過去の思い出が一生の財産になる、とわたしは思う。
だから、やふーさんのように、やりたいことをどんどん見つけて、色んなことに挑戦した経験はすごく貴重なこと。
それが習い事でもボランティアでも遊びでも…その子その子のやりたいことを精一杯やれる環境を与える事って大切だな、と改めて感じた。
やふーさんのように、好奇心旺盛な子どもに育てたいし、やふーさんの親御さんのように、好きなことに打ち込める環境を作ってあげたい、そう思わせてくれる記事。
⇒やふーさんの記事 🌟一人っ子で良かったこと🌻 を読む
5 自分が一人っ子で良かったこと 🌸修行僧一休さん
修行さんにとっての一人っ子でよかったこと。
それは、「自分の世界観を構築できる環境が整っていること」。
人生の型が家庭内になかったことから、「自分が自分の人生のパイオニアになれる」と思うようになったそう。
そんな修行さんだが、幼いころから様々な苦労をされたそうだ。
そして、辛い事を沢山経験したけれど、周囲の人に認められていると感じるようになり、辛いことも笑いに変えられる強い人になったと胸を張って生きている。
笑う門には福来たる
と修行さん。
自分を肯定し、胸を張って生きること、どんなことも笑いに変えるくらいの強さー生きていく上で大切なことなのかもしれない。
⇒修行僧一休さんの記事 自分が一人っ子で良かったこと を読む
6 てぶくろはこわいぞ 🌸鳴沢 湧さん
鳴沢さんのこちらの作品は、ご自身の息子さん(現在58歳)が2歳の頃の出来事を小説にしたもの。
息子さんが2歳のときのことー今から54年も前のお話をこうやって物語にし、可愛いエピソードを多くの人に知らせたいという親心がとても素敵。
物語は、ながちゃんの「手袋が怖いよ」という一言から、お父さんが何が怖いのかと考える推理場面、そしてながちゃん行方不明事件が描かれ、「ながちゃんどうなるの?!」とドキドキしながら読み進めることができる。
可愛い2歳の男の子とお父さんのエピソードから、子どもは可愛いよということを伝えてくださった素敵な作品。
ながちゃん(2歳)とてぶくろのお話ーぜひ読んでみてください。
⇒鳴沢 湧さんの記事 てぶくろはこわいぞ を読む
7 君をいつでもおんぶできる 🌸きよこ|より善く生きるを探求中さん
「お母さん、おんぶぅ」
きよこさんのもうすぐ7歳になる娘さんの可愛らしい口癖だ。
娘さんをおんぶしているとき、心の深いところからくるぬくもりを感じているそうだ。
それは、幼いころの自分がしてほしかったことを、いま娘さんにしてあげていることへの幸福感に包まれるから。
しっかり者で優しいお姉さんだった幼いころのきよこさん、娘さんをおんぶしながら、そのころの可愛いきよこさんもおんぶしているのだ。
「自分で自分を育て直している」
「お母さん、それって愛だよ」
きよこさんは、ドラマ【義母と娘のブルース】の義母と娘のやりとりと自分を重ねて、娘さんへたっぷりの愛情を注いでいることを感じた。
自分がしてほしかったことを自分の子どもにしてあげられる幸せ
そうか。それってすごく幸せなことなんだ。そう感じさせてくれるエッセイ。
⇒きよこさんの 君をいつでもおんぶできる を読む
8 一人っ子の私が、一人っ子を語ってみます
🌸ayu @読む着る食べる、考えるさん
ayuさんご自身が一人っ子。一人っ子であることに寂しいとか思ったことはないそうだ。それは、ayuさんにとっては、家庭内に子どもが一人、その状況が普通のことだから。
大人になるまでに一人っ子であることに悩むことはなかったけれど、大人になりお父様の死や子育てをしていて考えることもあったとか。(記事参照)
一人っ子だからこその様々な想いや、考えと向き合いながら、良いところも悩むところも書いてくださった。
物事には必ず、色んな面があることを改めて考えさせられる。
そして、ayuさん、周囲の一人っ子たちを見て、ある共通点に気づく。
それは。
人見知りをしなかったり、周りの雰囲気を察知する力があったり、明るく振舞ったり、基本的に牧歌的、平和的なところなど。
なるほど。これは、さきほどのなちこさんの旦那様の分析と重なるなと思った。大人だけの家庭内で育つということは、子どもである自分の存在と自然と向き合う時間が多いのかもしれない。
『仲間を大切に、そのために自分のことを大切に』
ayuさんのお父様の言葉ーayuさんはその言葉が自分だけに向けられたものであることに幸せを感じているそうだ。
とても素敵な教えを残してくださったお父様。そして、それを大切にしているayuさん、とても素敵な親子だなと感じた。
⇒ayu @読む着る食べる、考えるさんの 一人っ子の私が、一人っ子を語ってみます を読む
9 天国へとつながる画面 たご | あおきえんさん
これは、たごさんの実話のような実話ではない話(ほぼ実話)を元に書かれた小説。
シノさんという男性との出会いから始まった優しくてあたたかい物語。
たごさんは、生きづらさを感じることもあるけれど、そんな生きづらさを感じる人にも、「大丈夫、みんなついているよ、応援しているよ。」という気持ちを伝えたいとコメントでもおっしゃっていた。
そんな優しい想いも込めて、書かれた小説。
たごさんの想いにふれてみてください。
⇒たご | あおきえんさんの 天国へとつながる画面 を読む
10 【企画参加】一人っ子にしてしまったことを後ろめたく思っている親が一人っ子で良かったと思うこと#32 🌸squirrelさん
子どもの頃から子どもは2人はほしかったというsquirrelさん。同じような思いを抱えている一人っ子親は多いと思うし、わたしも共感だ。
けれど、様々な理由により(記事参照)一人っ娘が確定したそうだ。みんな色んな理由があって、兄弟が多かったり一人っ子だったり、その状況ができる…みんな色んな考えや理由がある、
様々な経験があり、兄弟がいたらなと思うこともあるけれど、一人っ子のよいところもたくさんあるとsquirrelさん。
エピソードを交えて書かれている上記の一人っ子でよかったこと。
一人の子供に集中していると、それが子供の友達にも伝わって、子供の友達とも向き合えるーそれはとっても素敵なことだ。
親が子供の相手になる。そうなのだ、子供と1対1あるいは2対1で遊ぶ遊び相手になっていることが多い。わたしも、息子と戦いごっこをしたり、ゲームをしたり、横につきっきりでピアノを弾いている所を見たり…ときに兄弟のように振舞い、遊び相手になっている。
自分の時間が持ちつつ、子育てできる。suirrelさんのメッセージは、一人っ子の親もこんなにいいところあるんだよってことを教えてくれた。
⇒squirrelさんの 【企画参加】一人っ子にしてしまったことを後ろめたく思っている親が一人っ子で良かったと思うこと#32 を読む
11 いちばん近いのに、まったく飽きない人。
🌸糸崎 舞|読む女・書く女さん
「襟付きのシャツを私服で着る人って男の子にもいるんだぁ」
舞さんが出会った彼ーのちの旦那様は、舞さんが今まで出会ったことのないタイプの青年だった。
ピアノをかっこよく弾きこなし、おっとりとした佇まいの彼。
おっとりとした佇まいとは裏腹に、ものすごく積極的にアプローチしてくる彼のギャップにやられた舞さん!
そんな旦那様のよいところ。それは
どんなコミュニティのどんな集まりであっても、リラックスして誰にも気を遣わせずに『自然にそこにいる』こと。
あぁ、いいなぁ、そんな風にただそこにいれる人でありたい、って誰もが憧れるような旦那様。
それは、元来の彼の性格だけでなく、おっとりと育ったことが影響しているのでは、と舞さん。
舞さんと旦那様の強い信頼関係を感じ、これを読んだら、こんな夫婦素敵だなと思えるエッセイ。心のあたたかくなるお話だ。
⇒糸崎 舞|読む女・書く女さんの いちばん近いのに、まったく飽きない人。 を読む
12 私は4人兄弟の長女だけど… 🌸ららみぃたんさん
ららみぃたんさんは、4人兄弟のお姉さん。けれど、周りの一人っ子を想像しながら、兄弟っ子にも一人っ子にも愛のあるエッセイを書いてくださった。
まず、お母様の連れ子であり、8歳まで一人っ子だった弟くん、最初はわがままな子だったそうだが、大人になりとってもいい人に育ったそうだ。
そして、ららみぃたんさんの親戚の子どもたちの、気遣いができたり、大人に対しても屈託のない笑顔で話せたりする素敵なところをたくさん紹介してくださった。
大人は子どもたちに1人の人として尊重して対応すること、そして甘やかすのではなく、甘えさせてあげること。
それは、兄弟が多いとか、一人っ子だとかに関わらず、どんな環境においての子育てでも大切なことなのではないかと。
最後に、ららみぃたんさんは、全ての人に優しいメッセージを。
体調が優れなかったり、憂鬱になったりすると、物事を悪く考えてしまいがち。それはきっと誰しもあること。そんなすべての方に。
⇒ららみぃたんさんの 私は4人兄弟の長女だけど… を読む
13 リコさん企画!素敵な一人っ子ストーリー募集のイラスト描かせていただきました🎨 🌸こたつぶとんさん
この【素敵な一人っ子ストーリー企画】にぴったりと合う素敵なイラストを描いてくださったのは、こたつぶとんさん!
こたつぶとんさんのイラストは、優しく懐かしさを感じる暖かいイラストが多く、ファンもとても多いのではないだろうか。
そんなこたつぶとんさんが描いてくださったのは、女の子がピアノを弾いている絵と、男の子とブロックのある部屋でボールをもって遊んでいる絵。
それぞれの子どもが、自分の好きなことに打ち込んで楽しんでいる絵で、そこにはゆったりとした楽しい時間が流れいる気がして、とても素敵なイラスト。
さらに、こたつぶとんさんは、娘ちゃんの前に現れたまるで王子様のような一人っ子男子のエピソードを綴っている。
大型遊具の前に現れた素敵な王子様とは…?!
こんな素敵な優しい子に出会ってほしいな、わが子にもそうなってほしいな、そう思える一人っ子のエピソード。続きは記事へ!
⇒こたつぶとんさんの リコさん企画!素敵な一人っ子ストーリー募集のイラスト描かせていただきました🎨 を読む
14 一人っ子はいいよ 🌸数理落語家 自然対数乃亭吟遊さん
ブロック遊びをしながら一人何役にもなり、役を演じ分けながら楽しそうに遊ぶ娘さん。そんな娘さんの邪魔をしないようにと、でも耳を傾けつつ、優しく見守る。
今までインプットしてきた沢山の言葉を、一人遊びでアウトプットし、磨いている娘さん。
一人時間を楽しむこと、一人時間を充実させることができる一人っ子。
人との関わりの重要性が叫ばれる世の中だけれど、人と関わる場所は世の中に溢れていると数理落語家 自然対数乃亭吟遊さん。一人の時間から学べる沢山のことがあり、それもまた重要なことなのだと。
その環境のよいところに目を向けることー子どものよいところに目を向けることーそれがとても大切なことなのだと気づかされた。
⇒数理落語家 自然対数乃亭吟遊さんの 一人っ子はいいよ を読む
15 【企画参加】#曲から短歌#素敵な一人っ子エピソード 🌸沙々良まど夏 /宇宙杯 予選投票は28日です✨さん
まど夏さんは、一人っ子親・一人っ子に向けて、世間があれこれ言うことがあるというわたしの文章を引用したうえで、ご自身も沢山あれこれ言われた経験があることから「ほんとそれな!ほっとけよ!!うっせーんだよ!!!」と胸の内を吐き出した。
うんうん、共感!と多くの人がまど夏さんのおかげですっきりしたにちがいない。
それは、一人っ子であるとか一人っ子親であるとかに関わらず、様々なシチュエーション・立場の人が、種類は違えど感じたことのある感情ーそんなこと言わないでほしいな…という感情なのではないだろうか。
言われて嫌だったこともあるけれど、まど夏さんは自分に胸を張って生きている素敵な大人になられた。
そして、まど夏さんは、まど夏さんの親御さんも含めた一人っ子の親御さんに向けて感謝の気持ちを伝えたいという想いで、メッセージを書いてくださった。
たくさんの想いのつまったありがとうと。
一人っ子親に向けての優しいメッセージ。記事の方にまど夏さんの優しいまっすぐな想いがつまっているので、ぜひ読んでみていただけたら。
⇒沙々良まど夏 /宇宙杯 予選投票は28日です✨さんの 【企画参加】#曲から短歌#素敵な一人っ子エピソード を読む
16 【企画参加】私の母 🌸チカミチさん
チカミチさんのお母様は、一人っ子、個性的でおもしろい性格をしているそうだ。
声が大きくハッキリしていて、笑うと周りがパァっと明るくなるような
エネルギッシュさを持っていたり。
テレビを前にキレのよい踊りを披露する一人宝塚劇場を家族に見せたり。
子どもたちのことを、ルンちゃん♩と呼んでみたり。
想像するだけでもなんとも楽しく明るく素敵なお母様だ。
チカミチさんは、こんな風にマイワールドをもったまま大人になったのは、一人っ子ゆえに周りを気にする必要がなかっただろうと分析している。
明るく楽しいお母様だけれど、しっかりとNO!と言える強さもあって。
チカミチさんが出産後に大変な思いをされたときの、ドクターとのやり取りを見て、改めてそう思ったそうだ。
その芯の強さは、きっとお母様の子ども時代に家庭内で様々な苦労があったなかで、ひとりで家庭環境を乗り越えてきたからだとチカさんは言う。
NOと言える芯の強さがありながら、楽しく明るく周りを太陽のように照らすーわたしはまるで朝ドラのヒロインのようだな、と思った。とても素敵なエピソードだ。
チカミチさんもいま子育て中ーきっとこんな素敵なお母様に育てられたチカさんだから、お母様のような明るくたくましい素敵な母親になる気がした。
⇒チカミチさんの 【企画参加】私の母 を読む
17 62.企画参加「一人っ子として生きる」 🌸tamtamさん
tamtamさんは、おばあ様・お母様・tamtamさんと続く三代目一人っ子だ。
tamtamさんが一人っ子であることを意識し始めたのは小学生になってから。周囲の友達に兄弟がいる子が多く、一人っ子について「淋しくないの?」などと言われるようになってからだそうだ。そう言われると寂しいような気もしてきたそうだ。
人に言われることで、そうなのかな?と思い込んでしまうのが人なのかもしれない。tamtamさんは、一人遊びや大人たちと遊ぶことを充分に楽しいと感じていたのだ。
そして、一人っ子に対する世間のイメージは、なぜか負のイメージが多いのが現実だが、tamtamさんはそんなイメージに合致する一人っ子に出会ったことがない。
明るくて朗らかで一緒にいて居心地がよかったり、周囲に気配りのできる人だったり、tamtamさん自身も周りに良いイメージで見られているようで、一人っ子のイメージを覆しているのだ。
さらに、tamtamさんは一人っ子は幸せだと言う。
自分自身は楽しく幸せであっても、誰かに心にひっかかる言葉を言われると、自分がかわいそうに思えてくる。そんなこと皆さんもないだろうか?
きっとー誰かに言われなければ、言われたとしてもそれを気にしないようにして、胸を張って堂々としていればー自分が楽しんで生きていること、幸せであることに気づけるのかもしれない。
⇒tamtamさんの 62.企画参加「一人っ子として生きる」 を読む
18 蝶よ花よと、ひとりっ子 🌸Shinさん
Shinさんは、小さいころから周りの人に「一人っ子は寂しいでしょ?」などと沢山言われ、自分でも一人っ子は寂しくて不幸なのかな?と思い込むようになっていったという。
実際の家庭での生活は、決して不幸ではなく、だれがどう見ても羨ましくなるほどのめいっぱいの愛情を大人になるまでずっと一身に注がれ続けていたそうだ。
だから、寂しいというのは、周りに言われたから、ただただ自分が普通じゃないと思い込み、普通になりたいと思ったから。
いつでも家族と一緒にお出かけをしたり勉強を教えてもらったりして、色んな経験をさせてもらって、行きたい学校に行かせてもらって、大人になってからもずっと大切に大切に愛され続けてきたというShinさん。
ご両親の愛情深さーその愛情をちゃんと感じることができたからこそ、しっかりと自分の道を歩み、すくすくと育ってきたShinさん。
わたしには、Shinさん親子は、本当に強い信頼関係で結ばれていて、とっても素敵な理想の親子だと思った。
大人になって出会った人にも、「蝶よ花よと育てられたんでしょ?」と言われるほど、大切に大切に育てられた。一番仲の良い同僚に「真っ直ぐに、真摯に、芯のある生き方をしている。」とも言われたそうだ。
親子の信頼関係ーこれさえあれば、どんな家族構成であろうと、子どもはまっすぐに育つのだ。
そして、Shinさんは大人たちからの一身の愛情を受けている息子くんを見て、「案外、ひとりっ子は幸せなことなのかもしれないなぁ。」と思ったそうだ。
愛情をしっかりと注ぎ、受け取る。それが何よりも幸せを感じることにつながるのだと、そんなことを感じさせてくれるエッセイ。
⇒Shinさんの 蝶よ花よと、ひとりっ子 を読む
19 素敵な企画に出会えました 〜私が思う一人っ子でよかったこと〜 🌸eRukaさん
aRukaさんは、一人っ子。一人っ子でよかったことは、
家族からの愛情をたくさん感じながら育ったeRukaさん。たくさんの例を出して、もらって嬉しかった愛情を綴ってくださった。
あげたらキリがないほどの愛情を感じて育ったと胸を張れること、とっても素敵だし、そう思わせる子育てをした親御さんは素晴らしいなと感じた。
きっとそんな風に愛情をしっかりと注いだご両親の元で育ったeRukaさんだから、3つ目の一人っ子ならではの子育てもきっと楽しいものになるのではないかな?と思った。eRukaさんならではの子育て。
と、eRukaさん。兄弟姉妹がいた場合もまた、わくわくしながら子育てをえきるのではないか、とも言っている。何事もそうだけれど、様々な経験があって、より色んな角度から物事を見れるようになれるのかもしれない。
一人っ子として育った家庭に愛情をしっかり感じ、自分が作る家庭も暖かい家庭にしようと願うeRukaさんだから、きっとこれからも幸せに歩んでいくのだろうなと、そう思わせてくれるエッセイ。
⇒eRukaさんの 素敵な企画に出会えました 〜私が思う一人っ子でよかったこと〜 を読む
20 【企画参加】一人っ子にしてしまったことを後ろめたく思っている親が一人っ子で良かったことを考える 🌸しちさん
しちさんは、11歳の息子さんを育てているお母さん。
二人目も迎えたかったけれど、様々な事情により一人っ子になったことで、一人っ子にしてしまってごめんねという気持ちを抱えているという。
これもまた、多くの人が共感することだと思う。わたしもまた、息子に兄弟姉妹がいたらいいのになとずっと思ってきたことだから、しちさんのお気持ちすごくわかる。
良いところってどこだろう?わたしにも、心のもやもやがあるからこそ、良いところを考えるのって実は難しかったりする。けれど、良いところも必ずあって。
悩みながらも、一人っ子でよかったことを考えて書いてくださった。
息子くんが生まれてから、「子どもがいるからといって何かを諦めない」を合言葉に、大人の集まるところにも、子どもの集まるところにも、色んなところにお出かけしたしちさん家族。
そのおかげで、しちさんは、内向的な性格が改善したそうだ。
また、学校生活を送る上では会うことのないたくさんの大人、子どもと接する機会を増やしたとのこと。
たくさんの人と触れ合って育ってきた息子さんは、人見知りもせず、大人とも話ができて、初めて会う子を巻き込んで遊ぶことのできる子に育っている。
親にとっても、子にとっても、きっとたくさんの素敵な出会いや経験ができて、その経験があるからこそいまのしちさんや息子さんがいるー自分のいる環境を少しでも楽しくより良くする努力や行動の大切さ、そんなことをしちさんのエッセイを読んで教えていただいた。
最後に、素敵な男の子とパパとママのイラストが添えられている。可愛くてほっこりするイラスト。
⇒しちさんの 【企画参加】一人っ子にしてしまったことを後ろめたく思っている親が一人っ子で良かったことを考える を読む
21 ひとり息子の卒業 🌸三浦直子@映像翻訳者&Kindle作家さん
三浦直子さんは、この春小学校を卒業した男の子のお母さん。
一人っ子に関するKindle本を出版されていて、記事も一人っ子子育てについて触れていたので、この企画に声をかけさせていただいた。
小学校卒業式の日、息子くんからのお手紙ー
お母さんがしっかりと愛情を注いできたからこそ、「これからもめいわくかけるけどよろしく」って言葉が出るのだと思うし、「12年間愛情たっぷりに育ててくれてありがとう」と感謝の気持ちが溢れたんだなぁ、素敵だなぁと読んでいてそう思うお手紙。
そして、小学校の卒業式は、「子どもの幼少期からの卒業」
親御さんにとっても、子どもにとっても、大切な大切な節目。成長を感じられる時。
一人っ子だと家族にとってその一つ一つの節目は、たった1度きり。
三浦直子さんの記事を読んでいたら、そんな’一度きり’を大切にしたいと思えた。
⇒三浦直子@映像翻訳者&Kindle作家さんの ひとり息子の卒業 を読む
22 大きなお世話だよ、息子が放った頼もしいひと言
🌸さくら@人生リセットする場所さん
さくらさんは、息子さんが一人っ子であることを、知らない人にまであれこれ言われたことがあるそうだ。
わたしもそうだが、マイナスイメージがあることを知っているから、一人っ子を育てている親はぎゅっと力が入る。「ぜったい、わがままだとか言わせないぞ!いい子に育てるぞ!」そう思って育てている人は多いのではないだろうか。
お義母様の言葉、とっても重みがあって、素敵なことば。
偶然つけた子育て相談番組「ひとりっこの将来大丈夫?」
こんな失礼なタイトルの番組に、息子さんはこう答えたそうだ。
息子さんのたくましい立派な言葉に、さくらさんは
困ったときに、困ったと言えることが大切
そう考えたそうだ。
知らない誰かの一言に傷ついたり、テレビ番組の専門家の一言に傷ついたりすることもある。けれど、一番大切なのは、自分の気持ち。
息子さんが大丈夫だというのだから、息子さんは絶対大丈夫だし
親やその子自身が大丈夫だと思うのなら、幸せだと思うのなら、それは周りになんと言われようと、大丈夫であり幸せなのだ。
さくらさんと息子さんが教えてくれたこと。
⇒さくら@人生リセットする場所さんの 大きなお世話だよ、息子が放った頼もしいひと言 を読む
23 freestyle 18 チョーマツ 🌸みらいさん
みらいさんは、息子さんのことを話すとき、どうしても日本人特有の謙遜をしてしまって、「一人っ子なのでわがままで、マイペースで」などと言ってしまうそうだ。
なかなかいい方ではなく悪い方に目がいきがちだったみらいさん。
子どもの頃も、「愛少女ポリアンナ物語」というお話の「よかった探し」の場面でどうにも居心地の悪さを感じたそうだ。
そんなみらいさん、いいところを探そうと考えた。
一人っ子の呼び名を変えたらイメージが変わるのではないか!?とここでひとつ皆さんに提案をしてくださったのだ!
一人っ子という言葉にいいイメージがない気がするとのことで、長子ちょうしでもあり末子まっしでもあるのだから、いっそ長末子ちょうまっしにしてはどうかと。
「うちの子、チョウマッシなんですよ」
ユーチューバーにいてもおかしくないし、コントが始まりそうで面白そうだというみらいさん。おもしろいっ!
noteの企画から生まれたチョーマツ。今年の流行語大賞を狙えるかもしれない?!
一人っ子あらためチョーマツ。みらいさんの息子さんのメッセージ。
素敵な息子さん。
世間のイメージなんて関係ない。なによりも大切なのは、本人と家族の気持ちなのだ。
⇒みらいさんの freestyle 18 チョーマツ を読む
おわりに
23人分の素敵な一人っ子エピソード集、いかがでしたでしょうか。
自分が一人っ子、お子さんが一人っ子、旦那様が一人っ子、お母様が一人っ子、親戚の子が一人っ子、身近な人が一人っ子…さまざまな視点からのエピソードが届きました。
そして、日本のどこで暮らしていても、年齢や性別が違っても、似たような境遇のなかにいると、同じようなことを言われたり、経験したりして、悩みながら生きていることがわかりました。
でもそれは、立場が違うと、相手の気持ちをなかなか知る機会がなかったりすると思うのです。
わたしは、その立場にいない人にも、ほかの立場の人の素敵なところ・良いところをたくさん知ってほしい。
「あぁ、こんなにいいところあるんだ!知らなかった!」
って、気づけることがあると思うのです。
同じような立場にいても、良いところに目を向けられなくて、気づけなかったりもします。実際に、わたしも皆さんの記事を読んで、気づけたことがたくさんありました。
今回のテーマは一人っ子の良いところだけれど、兄弟がいる子の良いところもたくさんある。
どっちの立場にいても、お互いの良いところを知ることー知る人が増えたら、「一人っ子は寂しいでしょ?」なーんて言葉をかける人も減るかもしれません。
そして、今、まさに悩んでいる人もたくさんいると思います。
そんな人にも、何か気持ちが軽くなるような、明るくなるような、そんなエピソード集が出来たら素敵だなと思いました。
想像以上に素敵なエピソードが集まり、わたしの簡単なご紹介だけではとてもとても伝わりきりません。ぜひ、一つ一つのエピソードを読みにいってみてください。
読んでくださった方に、なにかが伝わる企画になれたなら、幸せです。
素敵なエピソードを応募してくださった皆様、ありがとうございました!
皆さんの記事に出会えて本当に幸せです。
また、優しい音楽を提供してくれた葵ちゃん(私の友人です)ありがとう!
葵ちゃんの音楽が大好きで、友達であり大ファンなので、多くの方に届けたいと思いました。葵ちゃん宛のメッセージをお預かりするので、コメント欄にでも音楽の感想などもいただけたら嬉しいです。
皆さんのエッセイ・小説・イラスト・音楽の感想などお待ちしております!
15000文字を超える長い長いエピソード集を最後までお読みいただき、ありがとうございました_(_^_)_
最後までお読みいただき、ありがとうございます♩ おすすめやサポートいただけたら、大変励みになります😉 いつも、スキヤコメントありがとうございます!