ありのままのママを見て~絵本を読もう
わたしは子どものころから本が大好きだ。
電子書籍で紙の本を買わないで、タブレットやスマホで本を読む人が増えたけれど、わたしは紙の本が大好きだ。
まだ誰も読んでいない新しい本を手に取ったとき、心からわくわくする。
本屋さんや図書館に行ったら、何時間でもそこにいれそうだ。
ネットで本を買うときは、中身やストーリーをよくチェックして買えるけど、本屋さんで買うときは表紙を見て、タイトルを見て、「これだ!」と思ったものを買う。あらすじや中身は拡大読書器がないと読めないので、本屋さんでは気にしないのだ。
子どもが生まれてからは絵本を買うことが増えた。
絵本も表紙とタイトルを見て、「これだ!」と思うものを買ったり、子どもに選ばせたり、有名なタイトルの本を買ってみたり…
3歳までは毎日3冊の絵本を読むことを日課にしていたので、図書館でもよく本を借りてくる。
買った本なら顔を近づけて読む。
子どもは絵が見えないと顔の位置をずらして工夫してくれる。
ときどき、絵が描いてあるところに、文字があるときなんかは
「ママ!そこ見たい!」
と息子にほっぺを膨らませられる。
わたしが読んで、息子に絵を見せる。そしてまた読む。
借りた本なら顔を近づけるのは気が引けるので、拡大読書器に入れて読む。
子どもは画面を見るときもあるが、拡大読書器の下の絵本を見てくれたりする。
ほかのお家では見られない絵本タイムの光景。
これがわたしと息子の思い出の1コマになるのかな。
顔を近づけて、ときには拡大読書器で…弱視であることをありのまま息子に見せている。
絵本だけでなく、子どもが思う存分絵を楽しめる、紙芝居も我が家の定番。
そして、絵本の影響か、わたしの作ったお話を聞くのも息子の大好きな時間。
「ママ、お話聞かせて」
この言葉をいつまで聞けるかな。
わたしと息子の絵本タイム、長く続けたいな。
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