はじめての台湾旅行記録

台湾旅行に行ったので記録に残すよ!!

Day1. 桃園空港に到着〜夜市へ

シンガポール航空のLCC スクート航空で桃園空港へ。
台北駅舎。建物は皆シンメトリーで四角くて大きい。

初日は夕方にホテル到着だったので、夜市だけは行っておこうと直ぐにMRTに乗り松山へ。


悠遊カード(日本で言うSuica)は形も種類も様々。コンビニにあったセーラームーンをチョイス。
オタク的に気になるラインだったが最後まで乗れず。
松山慈祐宮はすぐ前を車がガンガン通るところがサイバーパンク。

台湾の寺院はどこもギラギラして格好いい。台湾全体(中華文化圏全体?)が、赤!金!とゴージャスであることに一切の怯みがなく素晴らしい。寺院の看板が電光掲示板だったり屋根が電飾で装飾されていたりは、同じ仏教でも(というかこれは道教か)日本ではまず考えられないので刺激的。個人的に派手好きなので、私の趣味にも合う。ギラギラしたいよな…人生!

松山慈祐宮のすぐ隣なので饒河街夜市へ。
台湾一食目は胡椒餅!スパイシーでもちもちで美味しかった。
権利関係があやしすぎる麻雀ビンゴを体験。

日本でも夜市や原宿の様な場所は権利関係まっくろだが、台湾もパチみの凄い日本キャラクターが満載で、しかも妙にクオリティが高くて愉快だった。
夜市では店員との一対一麻雀に挑む予定だったが、ドラえもんのシートにポムポムプリンの牌がイカれた麻雀ビンゴをやることに。一列ビンゴさせることが出来、巨大な麻雀牌のクッションをゲット。
余程日本人が訪れるのだろう、店員さんは「きゅーまん、ちーそう」と日本読みで麻雀牌を捌いてくれていた。

ビンゴで獲得したクッション。手前の忘羨ぬいが着ているうさみみニットは、飛行機の中で友達が編んでくれたもの。天才。
夜市で食べたお肉の麺。スープの余りの美味しさに震える。

台湾の食事は全部優しい味で、量も小盛りで、食べ歩き天国そのものだった。日本で食べるものは全部味が濃くてしょっぱいし量も多いと思う様になっちまった。

ホテルのロビー。金ピカでクール。

この日は夜市だけで終了。3泊4日、翌朝からが本番なので。

Day2. 九份と十分へ

この日は九份も歩きたいし十分の瀑布も見たいし天燈あげもしたい!と全部盛り願望を叶えるべく事前に半日バスツアーに申し込み済。天気は良い、良すぎる、なんと最高気温26℃。日本を出る時は6℃で、アウターを持っていきたくない故にヒートテック二枚重ねでホッカイロ貼りまくりだったのに…。

まずは朝食を食べにホテルの近所の有名店へ行く。
揚げパンの入ったしょっぱい豆乳が美味しすぎる!!幸福!!

四海豆漿大王
所在地:No. 29, Chang'an W Rd, Datong District, Taipei City, 台湾 103

中山は表参道の様なお洒落街ですね

台北駅集合で、kkdayのバスツアーへ出発。
ガイドさんは英語/中国語のみの対応だが、非常に簡単な英語で喋ってくれるしAI自動翻訳を通して日本語でも案内してくれたので、何の問題もなく快適。kkdayを選んだ理由は他のツアーの半額程度と格安だったからだが、終始丁寧で安いからと言って雑なことは全然なかった。おすすめ!

十分に到着、快晴すぎるって
線路で天燈揚げをする
皆の願いを込める場所でふざける気は毛頭なく、殺伐とした世の中だから本当に正義に生きたいと願っているのだ、私は。
物凄いスピードで空に舞い上がっていった。
そのまま瀑布へ。横長の滝はかっこいい。
虹もでかい。

急に快晴の夏を体感し、頭痛と眩暈という軽い熱中症の症状が出始め焦る。暑さに弱い人間なので半袖でもキツい。植物も鳥もフルーツも湿度もとにかく南国。そりゃそうだ、沖縄よりもっと南なんだもん。次に来る時も冬を選ぼう。

バスで九份へ。さっきまでの快晴はどこへ…

九份へバスで移動するとびっくりするほどの濃霧に包まれていた。快晴で見晴らしの良い景色を期待していたが、まさかのサイレントヒル状態。

何も見えない。
映えだなあ。
有名フォトスポット、阿妹茶樓。

ここまで台北では東京の様なオーバーツーリズム的人混みに苦しめられることはなかったが、九份はやばかった。特に阿妹茶樓へ行く狭い路地は身動きが取れずちっとも前に進めない程の人で、群衆雪崩待ったなしといった感じに恐怖を覚えた。階段だし。土日に行く人は覚悟した方が良さげです。

九份にも"お土産屋の剣"が売っていた!修学旅行生が買うのかな!
濃霧の中光る寺院。
霧に包まれて…何も…見えない…(ルナシー)

台湾はバスもタクシーも運転がワイルドスピードで、人が行き交う一般道でも濃霧の山道でも爆走するので怖面白かった。そもそも法定速度が日本とは違うのかもしれないが、タフネス…。

観光地で名前を探すあれの漢字名字verを見つけ浮かれて購入。泣くほど犬が苦手なキャラに犬のお土産を持ち帰る鬼畜オタク。
生ピージョウと言う漢字と響きがかっこいい。ネオンカラーのビールを飲んで就寝。

台北飲酒事情だけど、台北駅周辺のコンビニやスーパーでは日本風の缶チューハイ類は安くはなかった。缶チューハイめっちゃ飲むのって日本人だけなんだろうな。安缶酒を自宅で煽る限界飲酒中年である私だけど、この旅ではさほどお酒は飲めず仕舞いでした。次は地酒にもチャレンジしたい。

Day3. 台北で買い物day

この日の朝食は台湾おにぎり。

3泊4日を通して一番美味しさに感動したのがこれ!!!
青島飯糰のおにぎり!!!軽い気持ちで行列に並び15分、一口食べてあまりの美味しさにうひょ〜〜〜となった。ご注文の際はぜひ「総合(そうごう、と日本語の発音で通じます)の紫米(これもむらさきで通じる)」をお勧め。
おかか、そぼろ、揚げパン、青菜、ザーサイ、ツナ等色んな具が入ってるんだけど、全く喧嘩することなくこの上ないハーモニー。それを熱々もちもちの紫米で包んでいて、一見かなり大きく見えるサイズを食べ切るのもあっという間。爆烈おすすめ、狂おしい程におすすすめ。 朝しかやってないから早起きしろ。

断面図。見た目の100倍美味しい。

青島飯糰
所在地:No. 13, Qingdao W Rd, Zhongzheng District, Taipei City, 台湾 100

この日最初の観光はタクシーで故宮博物院へ。漢字を別の読み方で運用しているが故、中国語の読み方を把握しないままタクシーに乗り込んでしまったがAI翻訳が出来るのでテクノロジー万歳。タクシー代が安くて助かる!

消しゴムマジックで人を消したので歪な写真。

故宮博物院は人も多すぎずゆっくり間近でお宝を拝見出来るので最高だった。ミュージアムショップも充実していて良かった。東京は美術館や博物館まで人が多すぎるいい加減にしてくれ、地元への嘆きが募る。
紀元前からとんでもない美術品を作っている中国の歴史に感銘を受けたり、うちらが遣唐使やった頃だねとうちらサイドから見たり、とてつもない神技巧の翡翠細工を堪能し清王朝の栄華に想いを馳せたりしたのだが、この日は白菜が台中の別館へ貸出中…角煮だけだったのが心残り。

ポツンと角煮。この石、角煮みたいな層してるな!と思って堀り始めたんだろうか。
裏被りで番組に出られないタレントの様なパネル白菜。
林檎ちゃん!と思わずテンションが上がったロバ。
本物の牀榻だ!と思わずテンションが上がった…オタクってかなしいね。

博物院を出て再びタクシーで迪化街へ。この時の運転手さんは英語も通じず中国語のみの対応だったが、滅茶苦茶気さくで面白いおっちゃんだったので最高だった。翻訳アプリや超初級英単語を通じてコミュニケーションを取りながら、GOGOGOGO!!!とご陽気に拳をあげて現地へ向かう。

迪化街の近代レトロ建築。
昼食は孤独のグルメロケ地のお店で。
日本人向けに「五郎ちゃんセット」とされた孤独のグルメと同じメニュー。

鶏肉飯は本当にあっさりしていてダシの味、白菜やレタスはくったりまったりした味で、お肉は美味しいし、値段は安いし、とにかく満足。台湾メシにハズレなし。旅をするならご飯の美味しい国だよね…。
お洒落雑貨や母に頼まれたカラスミなどを買い漁り、バスで南へ向かう。

永樂担仔麺
所在地:No. 20, Lane 233, Nanjing W Rd, Datong District, Taipei City, 台湾 103

アニメイト。

以前、Twitterでフォロワーに台湾旅行で行くべき場所を尋ねた際、台湾在住の方から「アニメイト台北」とリコメンド頂き、そうかその手があったかと気付かされた。盲点でした。そして行って大正解!!激ハマり中の魔道祖師の特設コーナーが充実しており、ほくほくが止まらず。国は違えどオタクはオタク、店内は人も品も見慣れた実家感でした。

アニメイトで買ったぬい…ぬい?背面にファスナーが付いているが用途不明。かわいい。
すぐ近くにあった阿宗麺線。
名物の麺線、一口しか食べられなかったけど鰹風味で美味しかった。

阿宗麺線
所在地:No. 8-1號, Emei St, Wanhua District, Taipei City, 台湾 108

歩き疲れたので飛び込みでフットマッサージ屋さんへ。私の担当は手練れの風格漂うお爺で結構痛くされたのですが、翌日足も肩もすっきりしていたので流石だったのかも。

太子殿下…?とか思って近づいてしまったやつ。
中山駅の三越にある永心鳳茶へ。 忘機茶が欲しかったんや!

永心鳳茶(新光南西店)
所在地:104 台湾 Taipei City, Zhongshan District, Nanjing W Rd, 15號三樓

中山はとにかくお洒落で若者だらけ。
閉店ギリギリ、北北車魯肉飯で夕ご飯。

北北車魯肉飯
所在地:No. 21, Lane 20, Gongyuan Rd, Zhongzheng District, Taipei City, 台湾 100

夜の台北駅。青紫でかっこいいしやっぱりデカい。

Day4. 最終日…帰りたくない

翌朝も前日と同じ青島飯糰へ!昨日のうちに明日も絶対同じものを食べようと誓い合っていた。お前を一生忘れない。お昼には空港へ向かわねばならないので次第に憂鬱が押し寄せる。
おにぎりを頬張りながら歩いて近所の二二八和平公園へ。調べたら重い歴史の慰霊碑がある公園だったが、園内はのどかだった。コンクリート作りの楼閣の様なものがあり、東家でおにぎりを完食した。

歴史的建造物でこそないが格好良い。
空港で最後の食事。

最終日はへとへとで、もう帰るだけかと思うと碌に写真も撮っていなかったので空港〜帰国は何もデータがありません。
台湾はとにかく食べ物が美味しく過ごしやすく、同じ漢字文化圏なので案内も何となく理解出来るし、みなさん親切で礼儀正しく、滅茶苦茶よかった。
絶対にまた行く!次は台中〜台南だ!と友人と誓い合ったので、早く次の機会が訪れるといいな。

旅行中一番かっこいい!と思った張り紙。繁体字の字画多いパワー凄い。
まさか左側に列を作れって書いてあるだけとは…嘘だろ…。



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