ジャズピアノ日誌 Bebop奏者になりたい（３）スローなConfirmation
こんばんは。３連休の中日、いかがお過ごしでしょうか。昨日は、名古屋の両親の顔をみてから、東京に戻り、投資家６人と茅場町で勉強会をしてから懇親会で打ち上げ。この勉強会、かれこれと５年ぐらい続いています。
４人の息子たちも末っ子が大学生になって、わたしの子育ては一段落。いま、歩いて５分のところに長男夫婦と孫が住んでいます。二人とも勤務医なので、超多忙。とはいえ、やはり彼らは令和の価値観です。わたしのように頑張って成績を上げて全力で努力するという価値観ではなく、家族優先の生活。多忙な中でも、病院と掛け合い、しっかりと権利を主張して、子育ての時間をしっかりと作っています。何事も雇用主とのタフな交渉が肝心。孫は５月で３歳になるのですが、動画を一切、見せずに絵本で子育てしているのです。テレビも見せていません。絵本で想像力が増すんでしょうね。孫は、大人には見えない、いろいろなものが生き生きと見えるようです。わたしも見えるフリをして一緒に想像の世界を楽しんでいます。
名古屋の父は５月で９０歳になりますが、認知症が進み、昨日は「運動会の審判をやらなきゃならないからでかける」と朝早くから目覚ましをかけていた。もちろん、想像の世界です。いまでは、そうした想像の世界を否定せずに、父とは運動会の話で盛り上がりました。父は昔、２０年間ほど、自治会の会長をしていたことがあり、地域の運動会に長く携わったから、認知症になっても、そのときの世界観が残っているのでしょう。
人の一生は、もしかしから、夢幻のごとく、なのかもしれないですね。それならば、自分に正直に、本音で生きて、一刻一刻を楽しみたいものですね。
わたしは結婚が１９９５年ですから、明後日、結婚して３０年。「花キューピット」は便利で、お花の宅配です。明後日、子育ての感謝を込めて息子たちの母親にお花を贈る手はずを整えました。３月初旬は母の誕生日なのでこちらも「花キューピット」で手配。土日に家族向けサービスは、まとめて計画します。５月は父の９０歳の誕生日で、これは盛大にやらなきゃ。父もそれを望んでいます。
ピアノに向き合えたのは、１年半前で、結局、ジャズミュージシャンを諦めた１９８６年から２０２２年の間、ピアノは縁遠いものでした。いや、そうでもないかな。結婚する前に９４年から９５年までは、フルート奏者と２人でデュオコンサートやったりしていたから、ちょくちょくとピアノには向き合うことができていたと思うのです。
話が飛びまくりましたが、何もできない時期がありました。それは子供が小さいときで、特に長男、次男の野球コーチをしていたときは、土日は終日、野球でつぶれていました。いま思えば、きつい週末でした。
それでも、わたしは、集中して働き、仕事を終えると真っ先に家に帰る父親でありたいと思い、午後７時には家に戻るということを課していました。
子供たちは夜寝るのを嫌がりますから、絵本を読んだら電気を消すというリズムを作り早寝早起きを徹底させました。４人のために、４冊の本を毎晩読むので絵本を読み始めるのは８時30分から。4人分は1時間を目途に頑張ります。子供は文字を覚えるより先に、音でストーリーを覚えます。気に入った本では、いつも、決まった場所で、げらげら笑います。だから、その箇所が近づくと場の雰囲気は期待で満ちたものになります。いま、振り返ると、絵本を毎晩読んだことが、わたしの人生の財産なのかもしれないなと思います。
いま、ようやく、子供たちが巣立って、自分の趣味を再開できることをうれしく思っています。
1年かけてBebop奏者になりたいという思いで、このノートを書いています。今日は、ゆっくり目にConfirmationを弾いてみました。自分の言葉で絵本を読むように弾いてみたつもりです。
YouTubeは、もう少しまじめに、収音マイクやオンライン録音や編集をやりたいのですが、なかなか時間がなく、忙しさにかまけてしまっています。この南流山研修所には、ゲストを招いて、自然食の食事会をしているのですが、お酒が入った後に、わたしの伴奏でカラオケをすることがあります。３週間ほど前に、「歌謡曲のすべて 上」という本を買い、昭和歌謡を中心にカラオケ奏者もやっています。
勤務先の大先輩がラブユー東京を大変な美声で歌ってくださいました。
友がきて、ドラムをたたいてくれました。
前回も紹介したOn the Sunny Side of the Streetです。ドラムがあるのですが、このドラムは長男が置いてくれました。長男は小学校4年からずっとドラムを習っています。いま、長男はジャズドラムを余暇に勉強中です。いつか、長男と一緒に演奏したいと思っています。孫にもドラムをやってもらいたいと願っています。孫の結婚式で息子とデュオしたいものです！！