短編小説「仲間殺しと家族殺しをする動物未満に死と安息を神は与える」
*2022年の日本。
*浅月浜磯(=あさづきはまいそ)は株式投資で成功して資産は数千億円になった。株式市場は殺し合いの場所だと浅月は認識したからだ。株式市場では安全に逃げ回っていると小金持ちにしかなれないからだ。
*株式市場は殺し合いの場所だという理論を浅月は現実社会にも持ち込んだ。浅月は90人程の部下を持っていた。浅月は部下たちに指示を出し犯罪を行わせた。しかし部下たちが些細な失敗をすると浅月は怒り狂ってその部下たちを殺した。
*例えば糸砂(=いとすな)と道豊(=みちとよ)は浅月に心酔していた。しかし糸砂と道豊が些細な失敗をすると浅月は怒り狂って糸砂と道豊を殺した。浅月の部下たちは自分たちが些細な失敗をしたら浅月に殺されるかもしれないといつも心配していた。
*浅月が死ぬ理由。人を含め動物は他の動物や植物の生き物を殺して食べる。しかし動物は仲間を殺さない。仲間は自分が食べる物を取ってきてくれるからだ。仲間は自分を守ってくれるからだ。動物は仲間を殺さない。つまり仲間を殺す物は動物未満だ。
*次に公務員の男である木秋鴨戸(=きあきかもと)には優秀な姉である会社員の尼時富船(=あまじとむふね)がいた。木秋は独身で寂しく不幸で貧乏だった。尼時は素晴らしい夫と素晴らしい子供を持ち幸せで小金持ちだった。木秋は尼時を羨んだ。木秋は尼時を殺して尼時が持つ素晴らしい家族と小金を得ようと謀(=はかりごと)をたくさん行った。
*木秋が死ぬ理由。動物は姉などの家族も殺さない。家族は自分の子孫を作り産み育ててくれるからだ。家族は自分が食べる物を取ってきてくれるからだ。家族は自分を守ってくれるからだ。動物は家族も殺さない。つまり家族を殺す物は動物未満だ。
*しかも浅月と木秋は繋がっていて尼時を殺そうとした。
*しかし尼時は占い師でもあった。尼時はハッキングと名付けた水晶玉で浅月と木秋が自分に行ったたくさんの謀の全てを見て記録していた。尼時は「浅月と木秋は動物未満だ。浅月と木秋は周囲の人たちを苦しめている。神よ!、浅月と木秋に死を与え浅月と木秋の周囲の人たちに安息を与えてください!」と神に祈り続けた。神は尼時の願いを聞き納得し浅月と木秋に死を与えた。2人は2023年を迎えることなく冷たくなり土の中に埋められた。浅月と木秋の周囲の人たちには安息が訪れた。この予言は古い文献にも書かれていた。
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*この作品は架空の小説です。架空の小説に目くじらを立てないでください。
*この作品は短編小説「大獅子(=おおじし)になった株式投資家」と内容が繋がっています。この作品を読んで良かったと思う方は短編小説「大獅子(=おおじし)になった株式投資家」も読んで頂けると幸いです。
*短編小説「オペラ『トゥラードット』あらすじ」も自信作です。読んで頂けると幸いです。