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【臨時休園】台風コロッケ【年長5月】

台風の日は犬をしまってコロッケを食べる。そのイメージは、おそらく10年来の付き合いのTwitterから得たんだと思う。台風→コロッケ、という図式はもうずいぶん長い間構築されていたものの、実際にやったことはなかった。そもそも台風の中コロッケ買いに行きたくないし…。
そんな台風コロッケを、大雨警報でお休みになった本日、長男イチと作ってみた。コロッケと言っても、油で揚げずにオーブンで作ってみたので想像よりもずっと手軽だった。

コロッケランチ

材料:
じゃがいも、たまねぎ、ひき肉、小麦粉、水、パン粉、オリーブオイル

あったので使ったもの:
牛脂、粉チーズ

なくても問題ないけど、あって便利だったもの:
マッシャー、ゴム手袋

手順:
①玉ねぎとひき肉を牛脂で炒め、塩コショウとナツメグで味付け
②★ジャガイモの皮むき
③ジャガイモをゆでる(ホットクック無水茹で15分)
④★ジャガイモをマッシャーでつぶす
⑤★成形
⑥☆バッター液とパン粉をつける
⑦オーブンで焼いて完成!

 ★:イチ担当
 ☆:イチでもできたけど結局私がやった作業

オーブンに入れる前
200℃ 20分後

イチとしっかり料理をしたのは久しぶりなように思う。休日のホットケーキは火をつける以外は見守りだけでほとんどひとりでやっているし、日常的にやってもらうとしたら、卵割りくらいだ。それも最近は晩ごはんタイムアタックをしている関係であまり頼んでいない。保育園に安定して通ってくれるようになったのは本当にありがたいのだけど、しっかり料理するような時間が減ったのは少し寂しい気もしている。
子どもと料理をすると色々なことに気がつく。ジャガイモはゴロゴロと安定しにくいし、ぬるぬると滑りやすいので皮剥きが難しいこともそのひとつで、自分は一体いつからこれができるようになったんだろう、と思ったりもする。以前はジャガイモは難しくてにんじんの皮だけ剥いていたイチが、今日はジャガイモの皮を上手に剥けるようになっていたのはすごい成長だった。手が滑ったのか、ピーラーで指の皮まで剥いてしまった時にはしょげていたけれど、それもまた経験だ。「痛いよね。お母さんもそれ時々やっちゃうんだよ。わかるわ〜焦るよね〜」と言うと、「えっ、そうなの?」と落ち込んだ顔も少し元気になる。結局2枚の絆創膏が出動したけれど、しっかりと彼の仕事は果たしてくれた。

ジャガイモが茹で上がったら、マッシュして具を混ぜ合わせ、成形する。大人Mサイズのゴム手袋は5歳の手にはぶかぶかだけれど、それもまた面白いようでけらけらと笑っていた。
料理をしていてなにか形を作るとき、例えばクッキー、スイートポテト、おにぎり、餃子なんかを作ると、子どもの作るものの面白さに気づく。今日でいえば、星形やトゲトゲ、お山なんかを作ろうとしていた。私自身がコロッケは初めてだったのでせめてボール状にするようにお願いしたけれど、今にして思えばそういう形の方が楽しかったと思うので、次回があればその時は色んな形のコロッケにしてみたい。

上は母作。下がイチ作。

そういえば、年少くらいの頃にスコーンを作った際、「粘土遊びみたいにやってごらん」と言っても立体物がなかなか作れなくて驚いた記憶がある。単にイチの成長度合いなのか、年齢に応じた発達や経験なのかはわからないけれど、泥団子を上手に作るのは案外難しいことなんだなとその時知った。

料理を通して子どもを見ると、手先の器用さや力の入れ具合、姿勢など、色々成長が見えて面白い。やっぱり一緒に料理する時間はこれからも作るようにしたいなと改めて思っている。

マッシュする姿勢も一人前!

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