見出し画像

旅の趣旨はなんだったのか

こんにちは、さくらです。
いやぁ、もう9月なんですね。8月は怒涛の勢いでインターン、バイト、その他諸々。あっという間の1ヶ月でした。
私は1週間に最低でも1日は「完全に何も予定の無い日」を作りたい派閥の人間なのですが、逆に予定の無い日がない!
私のスケジュール帳ってこんなに埋まることあるんだ……という感動すらありました。
まぁ9月に入ってやっとこさ予定の無い日が増えてきたので友人と夏休み初の旅行に行きました。
行先は宮城県。
人生で47都道府県を制覇したいと思っているのですが、東北は秋田に続いてまだ2県目です。なんで宮城県になったのかは覚えてないのですが、名古屋はバスケのシーズンが始まってから行きたいし、広島は私が去年行ったからもう少し間隔を空けたい、福岡は冬の方が楽しそう……。そんな会話をしたような気がします。

台風が接近していたことや8月は私も友人もバタバタしていたこともあり、9月3日からの旅行の予定なのに1日になってからホテルや新幹線を取り始めるという事態。
家族にも「明日から仙台行ってくるね〜」と、さも近所に行くような感覚で報告したら驚かれました。

さてさて、今回の旅のメインは「縁結び」と「サップ」です。
「縁結び」と言いますと恋愛だけのような印象を与えてしまうかもしれませんが、人の縁もあれば進路の縁も土地の縁もあります。様々な縁があってこその私たちの生活ですので、それぞれで素敵な縁があれば嬉しいなという思いです。
まぁ、ダラダラと書きましたが一番の目的は恋愛ですけど。

日本三景のひとつでもある松島では公式の観光ホームページで「良縁を結ぶ縁結びコース」というページが存在します。今回はこちらに倣って回りました。
もし行かれる方がいらっしゃいましたら、是非参考にしてみてください。

https://www.matsushima-kanko.com/miru/detail.php?id=305

まず最初は渡月橋。
こちらは悪縁を切る橋のようです。
松島は観光地がぎゅっと纏まっているので、見て回りやすいのですが、この橋は少しだけ観光地から離れたところにあります。
なので人が少なめ。
友人が「こんなに人が少なくて松島って大丈夫なのかな」と謎の心配をしていました。
何やら松尾芭蕉に関係があるらしく、知ってる?と日本文学科の知識を期待されたのですが、なにぶん私は近世の授業を全く取らずに3年生になったもので。期待されるようなことを答えられず、ヘラヘラしていました。

続いては福浦橋に向かいます。
コースの順番と同じように回っていたのですが、渡月橋から福浦橋に行こうとすると途中で透かし橋の方が先に出逢えるんですよ。しかしコースの順番に従うことできっと良縁に繋がるのだろう、と思いそのまま一度透かし橋を無視します。
福浦橋は先程の渡月橋よりも一度スルーした透かし橋よりもずっと長い橋でひとり200円の通行料がかかります。

さて、200円を払い橋の目の前に来たわけですが、ここで大きな疑問にぶち当たります。

この橋、ただ渡るだけでいいのか?

何かお願いごとをしながら渡った方がいいのかもしれない。しかし周りにはそんなふうに渡っている人はいない。どうしたものかと思いましたが、多少の恥よりも良縁。手を胸の前で握り締めながら、頭に願いごとを唱えながら渡りました。
途中、BeReal.の通知が来たことにより近くの女性から写真を撮って欲しいと頼まれてしまいましたが、それ以外のハプニングは無く渡り切りました。
橋の先の福浦島は先程と打って変わって人がたくさん。加えて島の面積も広く、休憩所などもありました。松島の海には数多くの島があるのですが、それぞれの島の解説を読みながら外周をぐるっと回って戻りました。
もちろん、帰りの橋もお願いごとはしっかりとして。

先程スルーした透かし橋に戻り、3つの橋を全て制覇します。透かし橋は名前の通り橋の間が透けており、下が見えるようになっています。それほど高い場所にある訳では無いので、高所恐怖症の方でも大丈夫だとは思うのですが、落ちそうだなぁという不安はあります。

3つの橋をクリアした先に待っているのは最後の目的地、円通院です。おそらく、このお寺が縁結びのメインだと思います。
松島ではこけしも有名らしく、こけしに願いごとを書く場所もありました。院の中にはバラ園などもあり、生憎バラのシーズンではありませんでしたが、落ち着いた雰囲気の中ゆったりとした時間を過ごすことが出来ます。

まぁまぁまぁ、ここまではほんの前座です。
縁結びのメインと言えばやはりおみくじ。
おみくじ自体は入口付近にあったのですが、お祈りをしてから引いた方がいいだろうという気合いの入れよう。本殿だけでなく、院全体を見て回ってから挑みました。

結果は【末吉】
あまりにも微妙すぎる。
理想の人物像なども書いてあったのですが、

血液型:A型がよい
年齢差:男性が5歳以上上の方が上手くいく
干支:最も相性がいいのは巴(へび)歳
星座:天秤座、射手座いずれも良いが、牡牛座は避けた方が無難

いやおらんて、こんな人。
そもそも私は歳が4つ以上離れている人はちょっとな、という感じなのですが、5歳以上上で尚且つ干支が巴歳となるとほとんど一回り離れていることになります。

(このパート、推敲してて気付いたんですがXとかだと炎上しそう。まぁあくまでも個人の好みということで)

とりあえず都合のいいところだけ信じようと思い、最近は巴歳の2歳上の人を探しています。

友人も引いたおみくじには納得いかなかったらしく、2人で文句を垂れつつ笑いながらホテルに帰りました。

こんな感じで縁結びパートは終了です。
今後縁結びに何かしらの成果がありましたら、またブログにてご報告したいですね。
あれば、ですけど。

続きましてサップです!
もうこれがめちゃくちゃ楽しかった!!

まずサップとは何やら、皆さんご存知ですか?
サーフボードの上に乗ってボードを漕ぎ、ヨガや潮風を楽しむマリンアクティビティです。
これは8月半ばに私が「マリンアクティビティをしたい!」と騒いでいたのを友人が覚えており、出来るらしいよ、と提案してくれました。
私たちは松島から少し下がり馬の背辺りで行いましたが、松島でもやっている人を見かけたので、割と宮城の海沿いならどこでも出来るのかもしれません。

私たち2人の他には2人組と3人組の女性。それからスタッフの方2名の計9人で行いました。
ひとり1本ずつオールを貰い、初めはサーフボードの上に座って漕ぎ始めます。
もうこの時点でだいぶ楽しい。海で泳ぐのはあまり好きではないのですが、マリンアクティビティはめちゃくちゃ好きなんです。わりとアウトドアも好きなタイプの人間なので、身体を動かしてる間隔が楽しくてぐんぐん漕ぎ進めます。
慣れてきたら立っていいですよ~と言われ真っ先に立ち上がりどんどこ漕ぎます。友人はどちらかと言うとのんびり安全に楽しみたい派の人間なので終始座って漕いでいたので、楽しみ方は人それぞれです。
2人でひとつのボードに乗っても良いとのことだったので私は2人で立って写真を撮りたかったのですが、友人は断固拒否。何とか立たせたくて
「彼氏が一緒にサップやって立ってくれなかったら蛙化するでしょ!!」と言えば
「それはそうだけど、私はお前の彼氏では無い!立つと(海に)落ちる!」
とキッパリ断られてしまいました。
なので写真フォルダには立っている私と座り続ける友人の写真が溢れています。

私たちはヨガはやらなかったのですが、スタッフのお兄さんがボードの上から宙返りを決めて海へ飛び込む、と言ったアクロバットも見せてくださり、他の組の方はボードの上で前転をして見せるなどまさに三者三様の楽しみ方でした。

あまりにも楽しくて終わったその場で関東でもサップが出来る場所を調べていました。
サップ、趣味にしたい。
以前ダイビングをした時も同じことを言ってたような気がしますが。

帰りは仲良くなったお姉さん方が車で駅まで送ってくださり、宮城県の人の優しさに触れました。
スタッフの方も優しくてあまりにも楽しかったので、勝手に宣伝しておきます。



今年の夏の初旅行でしたが、適当に場所を決めたわりに大満足の旅でした。
今回は伊達政宗のゆかりの地など全く回らなかったので、今度はそちらの方も行ってみたいです。