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連日の猛暑と期末テスト・課題に苦しめられているみなさま!


毎日お疲れ様です。私は今期、期末テストのある講義が一つしかなかった&乗り越えまして、それはもう晴れ晴れした夏休み気分です!まぁ、期末レポートの提出は残っているのですが…何とかなるでしょう!悲観的になっても仕方がないですし、元気よく行きましょうという気持ちです。


 さて、今日は最近私がハマったとあるアニメをご紹介したいと思います。


その名も「ハズビン・ホテル」。アメリカで制作された大人向けインディー・ミュージカル・シチュエーション・コメディアニメです。現在YouTubeでpilot版が公開されており、むしろこの一話しか公開されていないという中、人気を誇る異色な作品です。


 人口過密で最悪の治安になっている地獄を舞台に、地獄の姫であるチャーリーがこの問題を円満に解決すべく悪魔を更生させる施設として「HAPPY HOTEL」を設立します。当然、地獄の悪魔たちは更生を掲げるチャーリーを馬鹿にし、まともに取り合いません。しかし、そんな場所に自身の興味・愉悦のためとある」悪魔が近づきます。


「HAZBIN HOTEL」として多くの悪魔を巻き込んだ騒動になっていくはず…なのです。


 というのも先ほど述べたようにアニメーションとしては一話分しかなく、紹介するなどと言いましたが、私自身はこれ以上ないほどのにわかです。それにもかかわらず、心奪われてしまう「ハズビン・ホテル」恐るべし。


 「ハズビン・ホテル」に出会ったきっかけは「Insane」という楽曲です。YouTubeで音楽を適当に聞いていたとき、流れてきたのがこの曲でした。「Insane」は「ハズビン・ホテル」でも人気のキャラクター、アラスターをイメージして作られた所謂二次創作の楽曲だそうです。リズミカルでお洒落なビートにのせて、地獄の中でも悪名を轟かすアラスターの怖いけど憎めない魅力が存分に表現されており、耳にも心にも衝撃を与える楽曲に心を奪われました。


 楽曲から入り、ここで知ったのもなにかの縁、とアニメを視聴してみたところ見事にどハマりしました。大人向け、とあるように子供には見せられないなかなかにハードなネタがあったり、グロテスクな描写も多少あったりしますが、アニメーションの可愛らしさとコメディに相殺されるので、世界観にどっぷりつかりたい派の方にはピッタリの作品ではないでしょうか。ミュージカル調に楽曲が入ったり、個性豊かなキャラクターが一話の時点でも多く登場していたりするところも推しポイントです。


 ちなみに、私のお気に入りのキャラクターは、エンジェルという悪魔です。彼は、地獄の中でもちょっとした有名人で、「HAZBIN HOTEL」で更生した悪魔として広告塔を担っていました。まぁ、冒頭から悪事を繰り広げて大暴れし、主人公チャーリーの計画を第一の挫折に追い込む張本人ではあるのですが。


 常におちゃらけた態度の彼は、何を考えているのか分かりにくい一面があり、とても魅力的です。公式が出している「Addict」という楽曲MVではエンジェルにも何か暗い過去があるのではないかと思わせられるシーンもあり、ますます彼のことを知りたくなってしまいます。


今日はそんなエンジェルのちょっと考えさせられる台詞(和訳ver.)をお届けします!


『地獄じゃ良いことの100倍悪いことがある 言うほど最悪でもないだろ?』

「ハズビン・ホテル」エンジェル・ダスト)


 この台詞は大暴れしたことを責められたときに放った言葉です。悪いことなんて日常茶飯事で、それを前向きにとらえる姿は少しだけカッコよさを感じてしまいます。元凶なので実際言われたらいい気分にはならないでしょうが、そんなところも含めてエンジェルの魅力です。


 この「ハズビン・ホテル」、どうやらコミックスがあるらしいので、どうにかして読んでみたいです。興味を持った方がいらっしゃいましたら、ぜひ観てみてくださいね。


(内容に関しては本当に過激な部分があるのであしからず!)


それではまた。


ゆづき