RTA in Japan Winter 2022:『弾幕アマノジャク』走者参加レポート
みそです。
RTA in Japan Winter 2022に『弾幕アマノジャク ~ Impossible Spell Card.』All Scenes No Itemsで参加しました。ここでは応募から本番までの出来事を振り返ります。本当に本当に、いろんなことがありました。
(今後ここまで熱意を向けられることはしばらくないと思ったので、備忘録でもあります)
採用
応募まで(~2022/9/7)
9/3にRTA in Japanのチャンネルをお借りして行われたイベント・Stylish Speedrun Showcase 3にてAll Scenes No Itemsを披露し、イベントでWR更新&初の1時間切りを達成。
以前にいわゆる"運ゲー"を集めたLuck Game RTAにも参加しており、各イベントで運要素と実力要素をアピールできたところで、RTA in Japanの応募の時期を迎えました。イベントで同じ画面がずっと続くプレッシャーと戦い続けた1年ですが、段階を踏んできたおかげでプレイも洗練され、当選の自信はありました。(仮に落ちても「いつでも走れます!!」って感じ)
1時間切りのこれ以上無い参考映像に若干の補足説明を加えて(読まれるかはわかりません)、目標だったEST【1:35:00】でRTA in Japanに応募しました。
目標といっても「当時の平均+25分」の設定は相変わらずなので、これでもESTは参考映像+35分程度とクレイジーな数字なのは今思えば否めません。運ゲーのイベント参加のハードルの高さを痛感します。
当落発表待ち(~11/5)
RTA in Japanの当落を待つ間に、もう一度自分一人で解説しながら走る機会が欲しいと思っていました。レイド形式で進めるイベント・レイドRTAが直近に予定されていたので応募して当選。11/5に研究発表のつもりで走りました。ちなみに応募したのは応募締め切り数秒前の深夜です(悩み過ぎ)。
しかし当落を待つ間で一番大きな出来事といえば、同タイトル・同カテゴリ・同ESTの応募をもう一つ見つけたことでしょう。締め切りの9/14が過ぎた数日後に応募を眺めていたら発見しました。最初は自分の応募ミスかと思いましたが、参考映像を見るに他人の応募。それもこの間のWRより早い。
このとき受けた衝撃の大きさは計り知れません。自分より後からの応募だし、さらに限定公開だから見つからないわけだなぁ。
ずっと一人で進めてきたRTAなので他人が改良したパターン・チャートは凄まじい刺激となり、燃え尽き気味だったRTAへのモチベーションが再燃。そしてレイドRTAへの応募に繋がり、イベントを通じてまたプレイが洗練されます。
当落発表(11/6)
後述しますが事前に採用を通知されていたため、当落発表の緊張感は以前落選したSummerと比べてほどほどでした。とはいえリストを見るまでは落ち着きませんでしたね。TwitterのTLが『弾幕アマノジャク』の話題になってたので二段階フライングで気付きつつ、リストを見て興奮冷めやらずといった感じでした。
今回は単走応募二つが組み合わさり並走採用となりました。
「同じ応募が運営判断でレース(並走)採用になる場合がある」ことはDiscord上での質問を見て知っていたのですが、まさかうちのこととは思わず。この場合は事前に運営さんから声がけを頂き、応募者全員が了承するとレースになります。おそらく重要なのはESTで、ほぼ拮抗しているようならレースでバチバチにやりあう方が盛り上がる(と思う)ことからこの対応だと思います。
レースを快諾していただき感謝しかありません。初オフイベントに更なる新要素が加わり、期待も最高潮でした。
準備期間
今回のイベントでは集大成を見せたいと思っていました。またオフ参加自体初めてで、今後しばらくその機会もないということで楽しむための準備も行いました。項目別に紹介します。
対戦相手の下調べ
自身の配信上で某東方原作トッププレイヤーからあらましを教わるまで、恥ずかしながら一切を知らなかったので下調べを行いました。
対戦相手はみすみすめたね(msm_smtn)さん。やたらたくさん名義がある方ですが、これまでの東方の経歴とRTA in Japanの参加履歴を見て、どちらの枠組みにおいても大大先輩と気付いてひっくり返りました。ちなみに弾幕アマノジャクは今年5月に初めて究極反則生命体になったとのこと。
RTA in Japanでは『マイティボンジャック』二回(3,W2021)、『鉄腕アトム』、『魔物ハンター妖子 第七の警鐘』と計四回を出場。全て視聴して、情熱をもって楽しそうに走られる姿に感銘を受けました。怖い人じゃなくてよかった。
「東方〇漏れてるぞ」の件は鉄腕アトムで見られます。個人的には魔物ハンター妖子のプレイが東方原作勢を感じられて面白かったです。
打ち合わせ
Discordでスケジュール調整と解説者応募、本番の流れ確認と三度にわたって打ち合わせを行いました。解説はこれまでに二度All Scenes No Items解説を担当していただいたカプリエムさんに今回もお願いしました。究極反則生命体RTAを通じて知り合った、TA経験者の一人です。
本番一週間に1時間半ほど3人で雑談しましたが、歴史を感じる東方話は格別でした。
記録更新(11/22)
自身のPBを【57:43】に更新しました。これが本番数日前までのWRでもありました。
このあとみすみすめたねさんも自身の更新したWRをsrcに登録し、見えない"裏記録"に震える日々は終わりました。
攻略資料作成(8/21~12/28)
これがあまりにも大変でした。
元々Stylish Speedrun Showcase向けにカプリエムさんに渡していた(完成度40%くらい)資料に手を加えて、RTA in Japan視聴者向け資料&ノーアイテム攻略資料の制作を行いました。これが計画性のNASAで出発直前まで制作が長引きました。RTAを続けていくうちに前に書いたパターンが過去のものになったり、知らない情報がどんどん降ってきたりと中々筆が進まず、結局ほぼ0から作り直したようなものです……。
力尽きたのでPC向けページや視聴者向け資料短縮版、PBとSoB比較シート、チャート・用語解説など他に欲しかった要素を断念しましたが(多いな)、前から言い続けてきた攻略資料の完成を迎えられて良かったなと。
今後も改良は続けます。興味がありましたら覗いてみてください。
イベント用名刺作成(12/21~12/23)
以前拡散されているのを目にしたフルトしろ。さんのこちらの記事に影響されて、せっかくなので作ってみました。これも地味に大変だった。早く作らないとな~という焦りは負担でしかないです。
制作手順も記事にならい、印刷もプリスタ。さんを利用しました。ただしデータ作成はプリスタ。さんで推奨されていないInkscapeを使用しました。
実は一度事故っており、制作したPDFをPowerPointのテンプレートに入れて印刷してもらったところ、元データの解像度が悪く悲惨な出来になりました。痛い勉強代でしたが、今度はInkscapeで作成したPDFをそのまま印刷していただき満足の出来になりました。
『カドゥケウス NEW BLOOD』RTA視聴
アマノジャクの直前にあるゲームのRTAを見ておいて、本番前に楽しむ算段でした。実際は練習に手一杯でホール観戦できませんでしたが、本番は事前に見た映像より圧倒的に手際がよい手術で震えました……。
オフ環境&自宅環境調査
Twitterにて某STGプレイヤーが語っていた「オフラインイベントで全力を発揮できたことがない」が気がかりで、前回のRTA in Japanの会場の様子を調べたところ、なるほど普段と大分違ってきそうで心配でした。
自宅環境でも最適化を気にしたことがなかったので目線や椅子の距離などを計測。オフ環境で適用できればと思いましたが、最終的にそこまで余裕はなかったです。どちらかといえばオフ環境に自分が合わせるつもりで、会場練習を入念に行いました(後述)。
ちなみにキー割り当てソフトの使用は事前に許可を頂きました。
USBメモリの用意とコントローラーの手入れ(12/27)
会場練習で使うデータ、東方原作のあるフォルダのリンク等まとめ、LiveSplit、JoyAdapter、JoyToKeyなどをUSBメモリに保存。
せっかくなのでコントローラーも綺麗にしました。
カンニングシート作成(12/28)
出発直前にチャートのカンニングシート作成を思い出して急ぎで制作。
アイテムレベルアップのカットイン回数のメモです。あの面白い効果音のやつ。ワーオ!みたいな。
足と宿確保(11/13)
早めに採用を知ったアドバンテージを……活かすことはなく(というかスケジュールが決まってないので活かせません)、当落発表の1週間後に確定させました。金欠なので宿はAirbnbのゲストハウス・ホステルを利用し、飛行機も移動日で一番安い便を利用しました。帰りの便がえらく遅くなってしまったので旅支度は手荷物のみで済ませました。
本番は30日に決まり、東京滞在は28日~31日の3泊4日に決定。移動日の疲れを癒やす1日と本番疲れを癒やす1日を設けました。
余談ですが、AIR DOが北海道の航空会社らしいことを数日前に知りました。
現地入り~帰宅まで
東京には28日~31日の計四日間滞在しました。
一日目(12/28):衝撃のWR更新と迷子と事前導入
前日になってみすみすめたねさん(以下、みすめさん)のWR更新映像が投稿されます。記録狙いに最適化されたチャートと数々の新パターンがお披露目になって、それを見ていたら眠れませんでした。資料作成しながら朝を迎えます。
そしてまさかのカギ紛失等で出発が遅れてしまい、余計なタクシー代を要するなど先行き不安な一日目。
16:00頃にチェックインを済ませて渋谷の会場を目指しますが、note placeの詳細な位置を調べてなかったので考え無しに渋谷駅に移動してしまいます。最寄り駅は外苑前駅というらしい……ですが、そこに向かうための銀座線をこれまた見つけられず迷子になりました。
最初に見たかった『Pogostuck: Rage With Your Friends』のランに間に合いませんでしたが、なんとか会場入りできました。
会場の一体感は格別です。このライブ感がオフ観戦の魅力かもしれません。
『CupHead』を見届けたところで練習室を利用。まだ本番を迎えてない走者であれば自由に利用できます(占有はNG・本番の近い走者を優先)。
USBから必要なソフト・データの導入は簡単に済ませられましたが、肝心のゲームソフトが光学ドライブがなくインストールできません。ここは盲点でした。
CDからのインストールは想定外だったようで、結局Steamで購入しました。急いで練習したかったので必要経費と捉えましたが、これが意外にも練習時間の記録に繋がり面白い結果となります。この日は1時間ほどみすめさんの新パターンを実践しましたが、その後も合わせて会場では計8時間練習しました。(1時間強は本番分なのでカット)
最後に『A Dance of Fire and Ice』を見届けて宿に戻ります。
二日目(12/29):練習室に支配された一日
オフ環境への適応が大変で、ずっと練習していたいくらいでした。
この日は練習室が空けば練習、埋まればホールで観戦と忙しい一日となりました。ホールで観戦したのは『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』、『スターフォックスアサルト』の2作です。
練習では区間練習の後に本番環境と同様のモニターで2回テストランを行い、どちらも1時間9分台と好記録。普段より操作が遅れるのでごちゃごちゃした操作は極力封じ、ずっと遊んで遅延に慣らします(あとこれは普段の120Hzなんだと暗示をかけたりもした)。
練習室に鳴り響く『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!』の音声が印象的でした。練習室はゲームセンターです。
また一時、会場に1枚しかない240Hzのモニターを使用しましたが、誇張無しに翼をさずかったような気分でした。単に普段の環境に戻ったくらいの影響だと思いますが、あれはすごい。
細かい点だと会場モニターの設定を色々試したりしました。
区間練習ではみすめさんの映像を参考に「咀嚼玩味」の安定感が激増。やってる側にしか気づけない部分ですが、個人的に電撃が走るほどの発見があったのです。
三日目(12/30):本番
『真・三國無双7 with 猛将伝』のランの最中に会場入り。この一年と半年間でRTAイベントに何度か参加させていただいたおかげでRTA繋がりの知り合いができ、こうして知り合いのランをオフで見られるのは幸せなことでした。
さて、本番前最終調整ですが3回目のテストランは1時間53分と壊滅(本番では57分と言ってしまいましたが誤差です)。ESTは【1:35:00】です。
このうち40分程度を「天の詔琴」に使っています。リトライ数107。これを練習室の人前で延々と繰り返し、被弾するたびに一緒に唸り声をあげてもらって?ました。闇みそちゃんが出てこないはずもなく、久々に心折られる展開。この酷いランの最中に並走者みすめさん、解説者カプリエムさんに声がけいただき、各自更なる練習が始まります。
みすめさんは前々から自身が懸念していたとおり環境構築(最適化)に大苦戦。こちらも気になっていた弾のガクつきも酷く本来のパフォーマンスが発揮できてないようでしたが、最終的にモニターの箱やレッドブル(の箱)の力を借りて良い感じになったみたいです。しかし生でプレイを見るとその上手さがよくわかります。だんだん東方プレイヤーが部屋に集まり、コメントすら刺激になりました。
こちらも本番1時間前にさきほどのテストランで沼にはまった難所を再確認。「天の詔琴」は十数回程度で取得してメンタルリセット。最後に「十七条の憲法爆弾」を取得し、その流れを本番に持ち込みます。
メンタルリセットのおかげで十分なランを実現できました。実は開幕のリトライスキップ失敗(いつかやると思っていた)からペースを崩されまくり、集中も緊張感もいまいちで変なミスばかり目立ちましたが、終盤は意地を見せられたと思います。
いつかはやりたかった「フィットフルナイトメア」一発クリアもイベント5回目にして遂に成功。「ブラフマーの瞳」から「十七条の憲法爆弾」までのデッドヒートはお互いの一挙手一投足にどよめきが起き、最高の盛り上がりでした。
みすめさんは流石の安定感でした。本人曰く序盤が懸念点とのことでしたが、むしろ自分の方が序盤に当たりまくってます。こういうミスが積み重なって差ができていることを痛感します(タイム的には「十七条の憲法爆弾」の差でしかありませんが、これまでの記録の差はここにあるわけですね)。この披露がここまでハイレベルなものになったのは間違いなくみすめさんのおかげです。本当にありがとうございました。
カプリエムさんも三回目の解説でパワーアップしており、見るべきポイントを上手く伝え、盛り上げる最適の解説をしていただきました。周りの評価も非常に高かったように思います。目まぐるしく展開されるTAなので1時間近く急ぎで喋りっぱなし、感謝してもしきれません。本当にお疲れ様でした。
時々数字を盛るのもコントになって良いアクセントになったかも?しれませんね。
本番終了後はみすめさんにサインを頂いたり(CDジャケット)、いろんな走者さんと挨拶したり、ラウンジで観戦しながら東方プレイヤーの方々と雑談(詳しくはおまけにて)したり、また別の東方プレイヤーとご飯に行ったりしました。クッソ疲れた身に染みる最高の体験でした。
その後会場に耳当てを忘れたことに気付いて再び会場入り。ちょうど裏で『A Dance of Fire and Ice』走者の紲空現さんに『東方花映塚』の対戦を誘われていたのでバトル。対戦自体初めてなのでまた一つ貴重な体験ができました。
対戦会になってしまった。
実は『弾幕アマノジャク』も『東方花映塚』も実質パズルゲームなんです。前者は本番のRTAで披露したのがノーアイテムなのでわかりにくいですが、ぜひやってみて欲しいです。
そして宿の消灯時間ギリギリまで会場にいて、その雰囲気を楽しみました。朝・昼・夜の会場を三日間でコンプリートしたので今回は満足です。ぜひともまた行きたいです。
四日目(12/31):帰宅まで休息
3年前の夏コミ以来の東京入りなので、東京の楽しみのひとつ・有名なゲームセンターに突撃。東方プレイヤーとも遭遇しつつ、羽田空港に向かうまでずっと遊んでました。
遊んだゲームは『アカとブルー タイプ レボリューション』『東方電幻景』『怒首領蜂』『怒首領蜂大往生 ブラックレーベル』。exA-Arcadia筐体は初めて触ったので感動しました。(現状でっかいどうには無い)
なかなか摂取できないゲームセンター成分も得られて、大満足の四日間でした。そしてこの記事を書いている間、実家で充電中です。
まとめ
今回のイベントではこれまでの集大成を見せたいと思い、色々準備してきました。その成果のほどはともかく、ここまで熱意をもって取り組めたことが初めてで、良い経験になりました。
噂によると今回は倍率10倍近くの応募があったそうで、この貴重な枠を頂いて走ることへの責任も感じていました。それは何より走者が一番楽しむ姿(=納得のプレイ)をお見せすることで答えられたらと思っていたので、本当に楽しい披露になってよかったです。
大事なことを伝え忘れていました。
『弾幕アマノジャク』のRTAは今回披露したAll Scenes No Itemsだけではありません。
本来の遊び方である「反則アイテムでパズルのように弾幕を解き進める」方は弾幕初心者にもおすすめの内容です。そのRTAは競技人口も多く、なんと30分で完走されます。その驚異の高速走行はぜひ見ていただきたく(体験していただきたく)思います。自分もこれから練習するつもりです。
残念ながら究極反則生命体はこのゲームの経験のみでは獲得できないほど高難度なので、遊ばれる際は一度忘れていただければとオモイマス…
あらためて、最高の機会をありがとうございました。
すっかりRTAにハマった1年間だったと思います。2023年は充電の年にするとともに、更なる記録・更なるRTAにも挑戦できればと思います。たくさんの走者さんとお話できたのも嬉しかったですし、またいつかオフラインイベントに行くぞ!!!!
おまけ
今後参加される方に向けて、少しでも雰囲気を伝えられたらと思います。
※誤っている記述がありましたら教えてください
ちょっとした反省点
解説資料を「事前に読み切りたい人向け」「走りながらの閲覧向け」など誰に向けたものかわかりやすくするべきだった
光学ドライブの有無を調べるべきだった
本番直前のセットアップ(音声周り)は妥協すると却って時間を使うので、初手からたくさん注文するべきだった
note placeの最寄り駅を調べるべきだった(渋谷駅じゃないよ!)
観戦でも本番でもパフォーマンスのため睡眠時間を最優先するべきだった
通路を塞がない!
会場練習室の環境
note place ミーティングルーム使用
これから出番の走者で、出番の近い走者優先、占有禁止でいつでも利用可能
PCはどれも同じ、光学ドライブは無し(東方原作とかやるなら持参)
各PCに番号が振られている
数に限りがあるので、PC使用で並走のプログラム中は特に練習の優先順位に気をつけたい
モニターもどれも同じだが、1枚だけ高リフレッシュレートモニターあり(240Hz)
標準のモニターはこれ
View Modeを変更可能
PCはどれもインターネットに接続されている
Steamのゲームは各自ログイン→インストール
もし会場で購入→インストールの場合、決済記録など残さぬようスマホで購入することを推奨された
練習や出番を終了したら必ずログアウト
HDMIやDPはグラボ側(PC裏下部)に差し込む
キー割り当てソフト(JoyAdapterなど)は使用可能
自分の場合、USBメモリに入れて導入
ほかに練習用データとLiveSplit、JoyToKeyも持ち込んだ
出番が終わったら必ず切る
本番は事前に走る環境を導入したPCをホールに持ち込んでプレイする
自分の場合、練習の影響で3台くらいに導入した
椅子の高さは(専用のものを借りて)高くすることはできる
目線を上げるためにはモニターの位置を上げる必要あり
みすめさんの場合、モニターやレッドブルの箱で高さを稼いでいた(スタッフさんのご厚意!)
持ちもの・貴重品は自己管理
会場練習室の体験
自分のモニターとインチがほぼ変わらないおかげか違和感は少なかった
ただしリフレッシュレートの違い等で操作は遅れた
ごちゃごちゃした操作をしないなど、遅れる前提の本番用の操作を心掛けたい(普段が良くない操作をしているとも言える)
逆に普段のモニターの立て方に問題がある可能性が浮上した
東方特有の弾のガクつき(スタッタリング?)が頻発した
60.0FPSから少しでもズレると発生
「画面内の動くものを極力減らす」のみでは対処できなかった
本番も同様 相手も同じなので気にするな!
音量控えめの影響で撃破寸前の効果音(ドゥルドゥル音)が聴こえなかった
特に「天の詔琴」に影響した
撃破前に自分で体力を確認しようとする意識が生まれた
部屋が明るい
ほかのタイトルの音声も聴こえてくるのでゲームセンターみたいな感覚
もちろん避けたいならイヤホンを使えば解決
会場本番台の環境
note place ホール使用
モニターは練習室と同じ種類
椅子にキャスターはない
モニター付近のスペースは広め
ヘッドセット使用 左手にマイクがついている
ビデオライトによりモニターの奥が明るい
日中はブラインドから差し込む光もあり 影響は無いか
ウィンドウ位置、ゲーム音声(ゲーム内オプション・音量ミキサー)は好きなように調整可能
配信に乗せる音声はスタッフが調整
ウィンドウは一度クロップしたら動かさない
耳に入る音声(ゲーム・他参加者)の大きさはスタッフとコミュニケーションを取りながら調整してもらう
自分の場合、初期段階ではゲーム音声もボイスチャットも非常に大きかった
少しずつ下げながら調整
会場本番台の体験
全体的に音声を控えめにしてもらったので、隣の人の声が直接入る
ボイスチャットと二重に聴こえる感じ 影響はほぼ無い
最初OKしてから再度調整していただいたので時間がかかった
最初から納得するまで調整してもらう方が良い
隣の進捗は視界の端で確認できる
人は直接見えなかった(と思う)ので人が気になるタイプでも問題無し
自分の場合、前に人がいると気になる方
並走だと相手の進捗がわかるが、気にするとミスが嵩んだ
会場の歓声や拍手は聴こえる
特にソファ席付近の人の会話はほぼ入ってきた……気がする
「フィットフルナイトメア」のときの「これだよこれ!」(だっけ)とか
悲鳴も近くなら誰のかわかる!
オンラインイベント慣れや入念な練習、メンタルリセットの影響で緊張はほぼなかった
が、開幕いきなりミスしてからずるずるとミスが連鎖した
少しのぼせていたかも?
直前のセットアップは少し緊張感があった
最大限のパフォーマンスを発揮するためにも、適度な緊張感(集中)は欲しかった
会場観戦あれこれ
会場のほぼどこでも映像が見られる
走者解説の声も聴ける
練習室の音も近くなら聴こえる
後ろの人は全員映るわけではない(ので避けることもできる)
映像で見るより人は多い
コメントは読みたかったら各自スマホなどで確認
配信に乗らない音も聴こえる
思ってたより暖かい
特に寒いところから来る人は防寒し過ぎないように注意
調整しやすい服装が〇
受付の方が易しい
運営さんからオーラを感じた
まさにスターを見るような感覚
hoishinさんに質問したときは正直緊張してしまった まぶしかった……
名刺があると相手と配信での姿が一致しやすい
会話を切り出すきっかけにもなるので意外とおすすめ
トイレが非常に綺麗
ペーパータオルが設置されている
ゲストハウス・ホステルの体験
3泊で1万〇千円くらい
消灯時間(=静かにする時間)があって早起きしたい人には向かないか
これもあって30日の『真・三國無双7 with 猛将伝』開幕に間に合わせるのは難しかった
何かトラブルがあると(やってしまった)スタッフさんのいる間しか対応できず、尚更早朝出発は難しい
某東方原作トッププレイヤーから聞いたありがたい話
『弾幕アマノジャク』の観覧に来ていた世界一LNN機体数が多いあの方としばらく(計2時間くらい?)雑談しました。
参考になりそうな話を覚えている限りで挙げます。
上手くなるためには「密度」が大事
効率よく上手くなるためには短期間でも集中して取り組むのが重要
例えばLNNでも通している間よりは練習している間の方が上達に繋がる
ただ通るのを待つ時間はつまらない
終盤の緊張を防ぐために、適度に全体を通すこと
例えばLNN通り待ちを繰り返していると、急に来た6凸の緊張に負ける
「流れ」を掴むためにも区間練習のみに固執してはならない
これはTouhou World Cup 2022虹龍洞講習のときのコメント
(みその場合)初めてのLNNは風神録、地霊殿あたりがおすすめ
練習難度と実際の面白さを見ての評価
星蓮船も良いけど練習が大変
虹龍洞は弾幕自体は特別難しいわけではない(のでありっちゃあり)
けど、パワーの問題であまり楽しくないか(通し練習)
何やりたいかと聞かれて「せっかく1Mまで詰めたので……」と返していた
「わかる……w わかるけど」って反応
社会人になるとどうしてもマラソンのように取り組むことになる
これは何事も詰め込むことになるという意味?
学生時代のような長期休みがないので、新しいことに腰を据えて挑むハードルは高くなる
覚悟しておけ!
RTAの細かい感想
1-1のリトライスキップを遂にイベントの場でミスしてしまった
普段は即切りだが本番だとそうはいかない
2-6の誘導ミスは知識不足ではあったがどちらかといえば欲張り過ぎた
3-1の尻撃ち脱出ミス
意識してないと忘れるので緊張感の無さが露呈
アイテムレベルアップ等のカットインの挟まるタイミングと回数を書き込んだカンニングシートを正確に読めなかった
読むべき箇所がずれてた
この辺から勢い任せのランになっていることを自覚
3-6で一度避けた後ろの弾に激突 辛い
3-7の「リザレクション」でキーから指が外れるも生還
覚えてる限りでは本番中に指が外れたのはこれだけ
キャパシティオーバーでこうなる?
4-4上手かった
練習中に細かい下ちょん入力をノック形式で練習した
爪先で弾く入力から指先で弾く入力に切り替えた
上はこれだとさらに精度出しやすかった
5-1で攻める余裕はなかった
オフ環境の影響だったりミスの連続による焦りだったり
6-4欲張って激突
6-6尻撃ちからの脱出が早く被弾
6-8経験不足で被弾
みすめさんのように途中から避けに入るのもありか
1-4完全にラッキー ありがとう
反動で1-5被弾しまくり
ここはイベントなら攻めっけ減らすべき
2-4後半の動き要調整
3-4はイベントのため守りの立ち回りを執ったのが功を奏した
4-1の被弾は撃ちこみ意識によるものが多かった
4-3被弾しまくった
難所なので仕方なくはある
ガン攻めパターンも試用する価値あり?
七日目ナイス!!
7-3はまだ経験不足か
八日目出来過ぎた
8-5だけまだ不慣れなパターンを完遂できなかった
九日目のミスは撃ちこみ意識によるものが多かった
最終日は本当によく頑張った
10-3だけ本当に沼ってた 要練習
正直相当焦っていた
10-7の自責点はほぼ無し!