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タイ移住先を決める決め手は「生活スタイル」だけでなく「性格や体質の違い」もしっかり検討することも重要でしょう。

タイ移住先として北部チェンマイや東部パタヤが日本人には人気のようですが、ネット上ではどこにするか迷う方が多いように感じています。


タイへの移住先を決める際には、日本人の性格や体質、生活スタイルの違いを考慮することは非常に重要だと思っています。
タイ国内の都市や地域によって気候、文化、利便性が大きく異なるため、自分に合った環境を選ぶことで快適な生活を送ることができます。
以下に、性格や体質に応じた移住先選びのポイントを紹介します。

◎性格による移住先の選択

◆社交的で都市型の生活が好きな人

  • おすすめ地域: バンコク(Bangkok)

    • タイの首都で、生活の利便性が高く、ショッピングモールやレストラン、ナイトライフが充実。

    • 日本人コミュニティや日本食レストランも豊富。

    • 注意点: 渋滞や乾季のPM2.5などの大気汚染があり、都会の喧騒が苦手な人には不向き。

◆静かな環境でゆっくり暮らしたい人

  • おすすめ地域: チェンマイ(Chiang Mai)

    • 北部の山間にある都市で、自然が豊かでのんびりした雰囲気。

    • 芸術や文化活動が盛んで、リラックスした生活に適している。

    • 注意点: 空気が良いが、乾季には山火事の煙害(スモッグ)に注意。

◆海が好きでリゾート気分を楽しみたい人

  • おすすめ地域: プーケット(Phuket)やサムイ島(Koh Samui)

    • 海に囲まれたリゾート地で、美しいビーチとリゾート施設が魅力。

    • 海洋スポーツや観光が楽しめる。

    • 注意点: 観光地のため物価が高め。バンコクより高い。

◆日本の地方のような生活を望む人

  • おすすめ地域: フアヒン(Hua Hin)

    • バンコクから車で約3時間の海辺の街で、静かで落ち着いた雰囲気。

    • 高齢者や家族連れに人気。

    • 注意点: 簡単にはバンコクに行けないため不便を感じる。


◎体質による移住先の選択

◆暑さや湿気が苦手な人

  • おすすめ地域: チェンマイやチェンライ(Chiang Rai)

    • 北部の山間地域は比較的涼しく、乾燥しているため暑さに弱い人に適している。

    • 夜間や冬季には肌寒くなるため、過ごしやすい

◆肌が敏感で湿疹やアレルギーが出やすい人

  • 注意が必要な地域: バンコクや湿度の高い南部地域(プーケット、クラビなど)。

    • 湿気が多いと肌トラブルやカビによるアレルギーが発生しやすい。

    • 換気や空調が良い住居を選ぶことが重要。

◆大気汚染やアレルギーに敏感な人

  • おすすめ地域: 海沿いの地域(フアヒン、サムイ島)や小さな町。

    • バンコクやチェンマイでは、特に乾季にPM2.5による大気汚染が問題になることがあります。

◆持病や体調管理が必要な人

  • おすすめ地域: バンコク

    • 医療機関が充実しており、日本語対応可能な病院も多数。

    • 緊急時の対応力が高く、慢性的な病気のケアに便利。


◎ライフスタイルや関心による選択

  • アウトドア好きな人: 山や自然が豊富なチェンマイやクラビがおすすめ。

  • 家族連れや教育を重視する人: インターナショナルスクールが多いバンコクやパタヤが適している。

  • 高齢者やリタイアメント目的: フアヒンやチェンマイはリラックスした環境と低コストで人気。


私の見解

性格や体質に応じてタイの移住先を選ぶことで、健康面や精神面でのストレスを軽減できる可能性があります。
単なる観光ではわからない事や見えない事もあります。短期滞在(プチ移住)や視察を通じて、候補地の実際の住環境を確認することも重要です。
特に雨期時に冠水や洪水するかどうかは実際に雨が降った後に確認したほうが確実です。タイやバンコクの冠水を甘く見ないほうが良いでしょう。
また、現地の気候や文化に適応するために、住む予定地に実際に住んでいる先人が書いているサイトやブログなどを見たり、管理者や投稿者に質問しておくと安心です。


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バンコク在住の元医療系コーディネーター|1997年よりバンコク在住|2006年タイ人女性と結婚|
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