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univariety #8 卒業にあたって思うこと

 J-WAVEの大学生・専門学生コミュニティ、WACODESがお送りしているPodcast、「空きコマスタジオ」。

 3月配信のunivarietyのテーマは、「在学生が聞いておきたいこと、卒業生が話しておきたいこと」。こんな「ならでは」な話題で、今月に卒業を控える4年生と大学生活一年目を終えた1年生がトーク。このnoteでは、配信では収まりきらなかった話や、出演者の感想などを載せていきます。

〈まだ聴けていない方はこちら〉
https://open.spotify.com/episode/1MN2CGh2XaupMessaTJEnF?si=7e700a5f454e4421

 改めましてこんにちは。収録の段階ではまだ卒業が確定しておらず、単位は足りているけどなんとなく心配で怯えていたんですが、無事卒業も確定し、今は凪いだ感情でこのnoteを書いています。大体不親切だよ成績発表のシステムが。大学側だっていつまでも学生にいてほしいわけではないでしょ。
 愚痴はほどほどにするとして。最近いかがお過ごしでしょうか。私は最近遊び呆けていたあまり文章の調子がかなり悪いです。この文章も今後どうなるかわかりません。ボツになるかも。
 第4回となる今回は、4年生のみでのトーク。「卒業生が話しておきたいこと」について丸々1回分使わせてもらってます。1年生、過去3回のトークかなり面白かったのにごめんね。

 「卒業生が話しておきたいこと」。どうしようかな〜何か私(ら)に話せることなどあるかな〜と思って収録に臨んだわけですが(自分らで始めた企画のくせに勝手なもんである)、こうやって話したり、話すことを準備したりすることで、改めて大学生として過ごした期間を振り返ることができるので、意義があったのかなと思います。今回話す4人はそれぞれ分野がバラバラ(variety)ですが、その中で共通することといえば、卒論のこととこれからのことくらいかなと思い、そこらへん、「卒業を控え、今考えていること」について話しました。このnoteでも、話しきれなかったこととか(この、とか、の部分が重要)を書いていきます。
 前置きが長くなりました。それでは張り切ってどうぞ。


1. 卒業論文について〜意識しておいてほしいこと〜

 まずは共通の話題として卒論の話。執筆は本当に面倒でした。中長期的な締め切りに追われながら、それなりに大きな分量を筋の通った形で完成させなければならないというのは、20年とそこらの短い人生の中ではなかなか成し遂げられないことだと思います。その達成感は書かないと得られないので、自分の中では満足しています。ここからはnoteを任せられた特権を駆使してより自分の話をしてしまいますが、こういうものを完成させる上で学べたのは、自分の研究テーマで達成を得られた云々というものでは実はあんまりなくて、一つは「自分の疑問に自分で差し当たりの答えを出してみる感覚を得られたこと」と、もう一つには「まだまだ自分には知らないことが多すぎるし、一つ物事を知る上ではその歴史や派生をしっかり把握する必要がある」という「知ることに関する大元の部分」を感じることができたというところなのかなと思っています。だからなんだという感じではあるし、それぞれそのまんまなので深い説明とか出来ないんですが、これらのことを知って、また生きていく上で考えることへ真剣に向き合えるようになるとしたら(言い方は悪いかもしれないですが、自分の伸びた鼻を一度へし折ってもらう感覚)、卒論は結構意義のあることなんじゃないかなと思います。そのためにも、会話の中で出てきた「先行研究ちゃんと調べて!」とか「テーマ絞って!」とか「普段から読んだ本の気になった部分のページは記録しておこう!」などは割と意識してほしいかな……という風に思います。集大成、残してみませんか。


2. 卒業するけど、今どう?

 続いて、「卒業を控えてどう思っていますか」という話題へ。施設が使えなくなる不便さや、後輩との関係性など色々出てきました。なんとなく過ごしていた4年間やその景色も、いざ終わりを意識すると意外と見え方が変わってきたりするもので、それは去っていく人間が残る者にどれだけくどくど言っても前もって抱くことの出来ない感情なのだろうなと思います。

3. 「社会人」になるけど、楽しみ? 

 次は、「社会で働くことになりますが、楽しみですか」というところへ。今これを書いている人は進学してしまうので、これから働く人へのリスペクトがかなりあります。確かに、「自分で使えるお金が増える」とかは明確な利点かもしれないなと思います。社会は働いている人だけではなく、いろいろな人がコミットしながら作られていくものなので、「社会人」みたいな呼称にすごく違和感を持っていますが、まあこれはモラトリアム過ごしている人間の言い訳ですね。やめときます。トークにもあったように、学べたことが今後社会で生きていく上で(収入を少し上げてみたり、という実用的な部分ももちろん含まれます)少しは役に立つといいなというように思います。すぐに役に立つものなんて面白くないし、ふとした時に「あれ、これ前どこかで知ったやつだ」と思う瞬間が大事でしょう。



 このnote書きすぎでは?あまり説教臭くなるといけないので、この辺で。Podcastでしゃべったり、ここで書いたことは、4年生が勝手に「こうしといた方がいいぞ!」と言っているだけなので、これを読んだ人たちは、うまいこと先人のアドバイスもどきを取捨選択しながら楽しく大学生の身分を過ごしていただければなと思います。
 次回のunivariety、そして空きコマスタジオもきっと楽しい番組を発信し続けてくれると思いますので、お楽しみに。それでは!



文:ユーカリ(4年)

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