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【WACODES社会科見学 #5】ラジオに詳しすぎる「ラジオコラムニスト」やきそばかおるさんって何者?

こんにちは!J-WAVE WACODESです。
私たちは、東京のFM局「J-WAVE」の大学生・専門学生コミュニティで、「好きをつなげる、J-WAVEでつながる」をモットーに日々活動しています。
そんな私たちが運営しているPodcast番組「空きコマスタジオ powered by WACODES」では、メンバーが主体となって企画・出演・編集を行い、月替わりの企画を配信しています。

今回は、 空きコマスタジオ特別編。

「WACODES 社会科見学」と題して、WACODESがラジオ番組の制作の裏側を知るべく、ラジオ業界に携わる大人をゲストに迎えてお話を伺い、4週にわたって配信します!

今回のゲストは……
「ラジオコラムニスト」のやきそばかおるさんです‼︎


左から11期らく、9期りほ、やきそばさん、11期ゆうき、11期こういちろう

第1回配信の今回は、
「ラジオに詳しすぎるやきそばかおるさん(ラジオコラムニスト)って何者??」
ということで、9期・りほと11期・ゆうきが、やきそばさんの経歴や肩書きについてお話を伺いました。

やきそばさんのプロフィール
肩書きは「ラジオコラムニスト」。ラジオレコメンダーという別の愛称も!
山口県出身
小学生の頃にラジオを聴き始め、中学2年生の頃に初めてハガキを出した。
大学卒業後に、広島のテレビ局で夕方の情報番組のADを担当
25歳で上京し、文化放送の放送作家塾に通う。
その後、フジテレビの音楽番組に携わり放送作家の卵として働き始めた。
それと並行し、芸能事務所のお笑いライブのお手伝いをしたり、
テレビの雑誌や単行本、ウェブのライターをする日々を送る。
およそ10年ほど前の2014年頃から、「ラジオコラムニスト」として
ラジオにまつわる取材やコラムの執筆などをするようになった。

Q.「やきそばかおる」という名前の由来は?
好きな食べ物の名前で呼ばれたいという思いがあったんです。
昔、焼きそばのソース工場でアルバイトをしていたくらいにやきそばが大好きでね。コラムを書いていたこともあり、性別がパッとは分からない名前にするのも良いなと思い、また、やきそばが香っているというのは印象も良いなと、この名前に決めました。

Q.このお名前、完全にお一人で決められたんですか?
実は、他にも候補があって、かっこいい名前で行くとしたら、「やきそば〇〇シティ」って名前であったり、可愛い名前にしようと思ったら、僕は▲▲が好きなので「やきそば▲▲」にしようかと、色々迷ったんですよ(笑)…


なるほど、一度聞いたら忘れないインパクトのある名前には、こんな面白い背景があったんですね!!他にあった候補もインパクトがあったり可愛い名前があったり…☺️ 特に〇〇シティって名前の件は盛り上がりました。😆
やきそばさんは「後から考えたら少しダサいかも(笑)」と笑っておっしゃっていましたが、私はかっこいいと思いますよ!! 💪
やきそばを好きになったきっかけの漫画・アニメの『伊賀野カバ丸』の話は大変面白かったです!
「やきそばかおる」と名前を決めた理由や他の名前の候補、やきそばを好きになった話など、Pod castではさらに詳しいトークを繰り広げています!!


Q.「ラジオコラムニスト」という肩書きやそのお仕事について教えてください!

 元々テレビの放送作家の仕事をやっていたんですが、その一方で小学校の頃から本当にラジオが好きだった。雑誌のライターとかいろんな仕事をしていた頃、ラジオをもっと取り上げたい!と周りに話していたものの、当時の2000年代はラジオ業界が低迷していたこともあり、どこからも相手をされなかったんです。

 しかし、2010年のラジコの開始、14年にはエリアフリーが、16年にはタイムフリーが始まり、ちょっとずつラジオが盛り返してきて、丁度そのとき、ネットの記事でハガキ職人座談会というものを書いたんです。昔の伊集院さんやビートたけしさんの番組など色んな番組によくネタを送っていて、よく採用されていたハガキ職人の方で、しかも現役で放送作家をやっている方に集まっていただいて座談会をしたんです。それを記事にしたところ、アクセスが多くすごく盛り上がって、それをBRUTUSの編集長が見てくださり、今度ラジオ特集やるから入ってくれないかとオファーを受け、それと同時期にラジコの方から声をかけていただいて、ラジコのネット記事を書いてみませんかとオファーが入り、その頃からラジオのインタビューだったり、番組を紹介する仕事が増えてきたんです。


こちらがハガキ職人座談会の記事です!
https://www.excite.co.jp/news/article/E1385445401122/

座談会記事の内容もすごく素敵です!当時記事の中で上がっている番組を聞いていた方がこの記事を読んだら、深夜ラジオを寝ずにこっそりと聴いたあの夜や、一生懸命ハガキを書いていた出していたあの頃や、ラジオってここが良いんだよなという魅力だったり、懐かしい記憶や思い出を甦らさせてくれるのではないでしょうか。😌

お話を聞いて、やきそばさんがどのようにして仕事が増えていったかが分かり、すごく素敵なお仕事だなと思いました!実は「ラジオレコメンダー」という別の肩書きもあり、詳しく教えてくださいました!そちらは是非Podcastにてお聞きください!
 

Q.今まで前例のない「ラジオコラムニスト」や「ラジオレコメンダー」の肩書きを名乗ってから、変化とかありましたか?
やきそばさん
元々「ライター」や「編集」、「編集担当」という肩書きだったんです。ところが、それらの肩書きからは、ラジオが好きということは伝わらなくて…「ライター」といっても漠然として何でも屋になってしまう。ラジオが好きでラジオの記事を書きたいと思っていても、当時は全然関係ない不動産関係の記事を書いてたりもしていました(笑)。それはそれは大変で、ラジオに特化してるというイメージをつけたく、肩書きに「ラジオコラムニスト」という具体的な名前をつけたんです。そしたら一気に仕事が増えて…

なるほど、自分に得意分野があるのならば、それを見える形で肩書きに添えると、未だ自分という人間を知らない人にそのアピールができますね! 動画配信サイトやSNSでインフルエンサーと呼ばれる方は多くいますが、そういった方々は自分の強みや個性を非常に上手に使い発信しているのだと思います。分かりやすく印象的な肩書きでもって自分の強みを表現することも「セルフプロデュース力」の一つかなと思いました。


日本中のラジオ番組の情報をリサーチしたり、記事を書くお仕事をしているやきそばさんならではのこんな話も!


全国約100局の民放がある中で、自分が知っている方やお世話になっている方が24時間常にどこかで喋っていたり、スタッフとして働いている状況になるんです。

なんか、愛しくなってくるんです😊

だから知り合いがちょっと喉を痛めているとなるとすごく心配になったり、すごい盛り上がっている番組があると、「あぁ!よかったぁ!」と思ったりと、感情が忙しいですね😅


やきそばさんのラジオ愛と優しさが垣間見える非常に素敵な瞬間でした。
9期りほ「違うところに住んでいたり、違うところで仕事をしているけども、同じ時間にこの人も仕事しているんだとか、この人頑張っているんだなというのは、ラジオ業界に通じている人ならではの感覚ですね」
本当にその通りだと思います。メディアならではの、「人と人を繋ぐ」ということをまさに体現されていると思います。🤩


Q.好きなことを仕事に繋げてきたやきそばさんが考える、好きなことを極めるための極意を教えてください。

少し、裏の話をしてしまうんだけど、元々フリーランスでずっと仕事をしているので、見られ方をとても大事にしているんです。一つはSNS上でどう見られるかをすごく大事にするので….

情報化社会で、個人だけでなく多くの企業や団体、さらには学校までSNSを使う時代。実際にフリーランスで仕事をする方ならではの貴重な心がけをお聞きしました。さらに..

ラジオに限っていうと、普通に考えたら自分の好きな番組を梯子して聴けばいいけど、面白い番組の分析は勿論、自分にとってハマらない番組も正直ある。そのときになぜハマらなかったのか、どうすればハマるのかを必ず考えながら聴いています。それを積み重ねていって….

りほ「この番組あまり好きじゃないな、タイプではないなと思っても、じゃあもう聴かない!ではなく、あえて聴いてみるということを大事にされているんですね」
私もラジオが好きですが、やっぱりいくら好きなことでもハマらないものはやきそばさんにもあるのだなということが分かり、親しみを感じました(笑)それに加え、自分にハマらない番組をこういった視点で聴いて見たらたら、非常に楽しいだろうなとも感じました!今度からそうやって聴いてみようかな!😆


私(ゆうき)「何が面白くて何がハマらないのか、言語化して論理的に表すと良いのかなと思いました!」


言語化がとても大事になってくるんです!2023,4年あたりは言語化をどのするかという本がめっちゃ売れたんですね。それだけ今、人に伝える方法ってのを悩んでいたりするんですよ。細かいところが伝わらないとか、自分の好きなものいわゆる推しを人に勧めたいけど、どういうふうな言葉を使ったら良いか分からないとか。…..


まさに私も悩んでいた言語化についてお話を伺うことができました!✌️実際に沢山のラジオ番組やPod castを記事やSNSの文面に加え、ラジオ番組では話し手としても活躍されているやきそばさんから、そのことを教えていただくと言葉の重みも違いましたし、非常に納得しました。🧐ラジオでは作り手も、話し手も目の前におらず、映像もないわけで、言葉や流す音楽やジングルだけで人に届ける難しさと面白さを感じました。

スタジオでは、言語化の大切さやどのような訓練や練習があるか、具体的な例を交えてお話ししてくださいました!さらに、実際やきそばさんが思う良いパーソナリティ象やラジオの喋り手・作り手に求められるスキルとは?そのことについて深く、熱く語っていただきました!!是非、Podcastをお聞きください!

さて、今回は、やきそばさんの名前の由来からお仕事の経歴、好きを仕事にすることや、ラジオにかける愛について沢山お話を聞けました!

次回のWACODES社会科見学は
「やきそばかおるさんとラジオトークをしてみよう!」
ということで、ラジオレコメンダーのやきそばさんに直接、面白いラジオ番組やPod castを伺ったり、実際にラジオを聞いていてテンションが上がる瞬間などをお聞きしようと思います!
今回のインタビューの様子はWACODESのX、Instagram、noteに載っていますので是非チェックしてみてください💪

(執筆:11期ゆうき)


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