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Devinのドキュメント和訳してみた【Introducing Devin】編

Devinのドキュメントを和訳していきます!
他のページも随時和訳していくのでお待ち下さい!

和訳したページ👇️


Devinは、意欲的なエンジニアリングチームがより大きな成果を上げるためにサポートする、協働型AIパートナーです。

Devinは、コードの作成から実行、テストまでを自律的に行うことができるAIエンジニアです。

コードのリファクタリングはもちろん、バックログが膨らむ前に小さなバグやユーザーからの要望に対応したり、プルリクエストのレビュー、テストコードの作成、バグの検証、社内ツールの開発など、さまざまな開発業務をサポートします。


Devinの強みは?

Devinが得意とする作業は以下の通りです:

1.バックログが膨らむ前に、複数の小規模タスクを並行して処理

  • ピンポイントなリファクタリング

  • 小規模な機能追加、フロントエンド作業、バグ修正、エッジケースへの対応

  • テストカバレッジの向上

  • CIの失敗調査と修正

  • リント/静的解析のエラー対応

2.コードの移行、リファクタリング、モダン化

  • 言語の移行(JavaScriptからTypeScriptへなど)

  • フレームワークのアップグレード(Angular 16から18へなど)

  • モノレポからサブモジュールへの変換

  • 未使用のフィーチャーフラグの削除

  • 共通コードのライブラリ化

3.一般的な定型開発作業

  • プルリクエストのレビュー

  • コードベースに関する質疑応答

  • バグの再現と修正

  • 単体テストの作成

  • ドキュメントの保守

4.カスタマーエンジニアリングサポート

  • 新規連携機能の開発と未知のAPIの活用

  • カスタマイズされたデモの作成

  • ソリューションのプロトタイピング

  • 社内ツールの開発

Devinが最も成果を上げられるタスクの特徴:

  • CIのパスや自動デプロイのテストなど、素早く正確性を確認できるもの

  • 新人エンジニアレベルの複雑さのタスク。インターンでも十分な指示があれば解決できるような、(1)判断が必要な作業や(2)失敗のパターンが予測できる作業を任せましょう

  • ベストプラクティスとタスク実行前のチェックリストに従ったもの

最も効果的な活用方法:

  • 同僚とバグについて話し合っているSlackのスレッドでDevinにメンションする

  • コンテキストの切り替えを避けるため、IDE上で直接タスクを依頼する

  • 一日の始めにTODOリストからタスクを切り出し、後でレビュー待ちのプルリクエストの下書きを確認する

Devinは、チームの一員として既存の開発フローに組み込むことで最も効果を発揮します。Cognitionチームでの活用事例をご覧ください。

アクセス方法

Devinを利用するには、app.devin.aiでTeamsアカウントにサインアップしてください。

すでにCognitionと取引のある企業の方は、管理者またはCognitionに直接権限をリクエストすることで、Webアプリケーション(app.devin.ai)からDevinにアクセスできます。

主な機能

Devinのインターフェース

Devinは対話型のユーザーインターフェースとして設計されており、ワークスペースセクションでDevinの開発プロセスや計画の進行状況を確認することができます。

Devinのワークスペースには、こんなものがあります:

Shell
コンピュータのオペレーティングシステムと直接やり取りするためのコマンドを入力できるテキストベースのインターフェースです。

Browser
Devinがドキュメントを閲覧したり、作成したWebアプリケーションをテストしたり、情報のダウンロード/アップロードを行ったりする様子を確認できます。インタラクティブブラウザを通じて、Devinのブラウジング作業をサポートすることも可能です。

Editor
Devinがコードを書く作業スペースです。Devinが書いているコードの監督、レビュー、編集(VSCodeガイドを参照)を行うことができます。

Planner
このセクションでは、Devinがタスクを完了するために作成した「TODOリスト」をリアルタイムで確認できます。これにより、Devinがどのように問題解決を計画し、考えているかを把握することができます。

制限事項

Devinは新人エンジニアのような存在で、まだ学ぶべきことが多くあります。Cognitionチームは、Devinの機能の幅を広げるために日々努力を重ねています。

Devinを使用する際は、以下のような作業が苦手であることを念頭に置いてください:

  • 大規模な課題:Devinは小規模で明確に範囲が定められたタスクの方が得意です。より複雑な編集が必要な場合は、プロジェクトを小さな独立したタスクに分割し、それらを段階的に別々のセッションで実行することをお勧めします。複数のセッションを並行して頻繁に実行する必要がある場合は、外部APIを使用してセッションを作成し、結果を体系的に取得することができます。

  • 信頼性:Devinが時々軌道を外れることがあります。軌道修正できる場合もありますが、人が作業を引き継ぐ方が良い場合もあります。

  • UI関連のデザイン:Devinは機能的なフロントエンドを構築できますが、見た目の調整には支援が必要です。Devinは視覚的な判断が得意ではありません。

  • モバイル開発:Devinはモバイルアプリケーションの開発をサポートできますが、実機でのテストはできません。

  • セキュリティ:これはCognitionにとって最優先事項ですが、Devinに認証情報を共有したり、特定のプラットフォームへのアクセスを許可したりする際は、慎重に判断してください。認証情報を共有する際は、必ずシークレットマネージャーを使用するか、Devinがチャットで提供する安全な認証情報共有チャンネルを利用してください。

フィードバック

私たちは日々学習を重ねており、お客様からのフィードバックは非常に重要です!フィードバックは、support@cognition.aiへのメール、Slack Connect(Teamsユーザーが利用可能)、またはWebアプリ右端の「フィードバック」ボタンから直接お寄せいただけます。

お客様からいただいたすべてのフィードバックを記録し、Devinの迅速な改善や製品の優先順位付け、ロードマップの策定に活用させていただいています。

デモ

詳しくは、Devinのワークフローやブログをご覧ください。

Cognitionについて

私たちは、エンドツーエンドのソフトウェアエージェントを開発する応用AI研究所です。

意欲的なエンジニアリングチームがより大きな成果を上げられるよう、協働型AIパートナーの開発に取り組んでいます。

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