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呼吸体操の秘密(下)

さて、呼吸体操の稽古階梯は3段階あります。動きを覚え、呼吸法を覚え、次のレベルへと進みます。呼吸法とは、体の動きと呼吸法をセットで稽古するというものです。ゆっくり時間をかけながら呼吸体操を行うと効果的です、暑いときに行えば汗だくになります。
呼吸体操は武術の形ですから、体操の動きがそのまま形になります。例えば、入身投の形であれば入身投が出来るのは当然ですが、この他に応用・変化技につながります、参考のため代表技法としてそれぞれに3本程度例示されていますが、変化は自在です。この形の優れているところは、初心者にも分かりやすくそれなりに技が出来ますし、上級者の稽古レベルにも十分対応できる内容となっている点です。言い換えると、初心者が柔術的に使ってもOKだし、上級者が陰の合気から微細な陽の合気を用いる猫之手をマスターするための稽古が出来る、ということです。得物を用いれば、更に世界が広がります。これも初心者的な使い方から、上級者の手の内を用いた捌きまで稽古できるのです。見かけ上、差がないように見えますが、中身は全然違うということです。

代表技法 入身投・一本捕・小手返・回転投・四方投

ここから先、興味がある方は、呼吸躰動法-合気之術入門技法解釈総伝-(表紙を除きA4版3頁)と手順書(4頁)をご覧ください。独習可能です。

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