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大東流柔術講習会11

立合10本目四方投 1か条の四方投は基本であるので、3歩で投げる。四方に方向付けする場合は内小手の極め方を変えること、2歩で投げる。
基本は、東西の死角にぴったりと極め、鬼門(東北)に投げる。これが一番。二番目は、東南から入り表という。北西から入り東北で終わるのを裏という。四方投は死角に捌くことで投げの効果を出している。
四方投の応用として八方投もあるが、四方投の要領で体捌きを行う。東西南北と相対した場合、それぞれ直角に極める。この場合、投げより極めの方が効果的である。
これらのことから、死角から投げる四方投は多人数を相手にする場合の捌きで、東西南北に極める場合は一対一の場合の法形であることがわかる。
 
後捕2本目両肩捻 手刀は切り上げ切り落とすように捻り、右足を大きく踊るように敵の後に踏む。

後捕4本目抱締捕 抱きつかれた場合、両手で上下にもぎ離さないと、抱きついた手を解くことができない。

これで大東流柔術講習会は完結です。

鶴山先生得意のカメラ目線(居捕9本目抜手捕から)

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