戊辰の年の年賀状2-江戸柳生と鶴山先生-
これまで、演武大会またカルチャー講座の中で会員の一部には知られていたが、私(鶴山先生)が新陰流兵法をマスターしたことは外部の人には誰にも公表していない。この禁を破るのは稲益君の援助を得て完全に技法マスターが出来たからである。時々様子を探りに来るスパイが多々いる中、これに対応するための苦心もあるが、ようやく明るさが出てきた。
年賀状は、九州はもちろん、渡辺一郎(筑波大教授)さんを通じて武藤正雄さんにも話しが流れるだろう。渡辺忠成さんもいずれ知ることになるだろう。渡辺さんといえば、天真正伝神道(てんしんしようでんしんとう)流(神道流)開祖生誕600年記念の際、演武し天狗抄を公開したと聞いている(N君が見てきた)。いずれにせよ、私の研究テーマを知れば、武藤さんもギョッとするだろう、琢磨会はもっと驚くかも知れない。演武大会を見たい人が大勢出てくる、今年は「江戸柳生の表裏」をその次は「九箇之太刀の研究成果」を発表するつもりだ。これまで、発表出来なかったのは、ビデオの作成が間に合わなかったからである。江戸柳生及び尾州柳生の刀法が大坪先生を通じて鶴山晃瑞に流れたという系統図も出来上がっている。(続)
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