キーワード人気度から見る「プログラマティック広告」
インターネット広告?OR デジタル広告?
このnoteを書くにあたって、言葉を統一したいと思い一番使うであろうキーワードにちょっとだけ触れておきたい。
そのキーワードとは、インターネット広告とデジタル広告だ。
よくこの2つは文脈で一緒にされてしまうのだが、
デジタル広告はインターネット広告を包括するもので、概念的には上位だと認識している。
なので、
デジタル広告>インターネット広告>プログラマティック広告
となる。
よくどちらがメジャーなキーワードなのかを知る時にGoogle Trendsで確認することが多いのだが、結果はこうだ。
ちょっと小さいのだが、期間は2004年から2023年3月
ブルー:デジタル広告
レッド:インターネット広告
イエロー:プログラマティック広告
相対的に「インターネット広告」がメジャーなようだ。
面白いのが、2点
- 「インターネット広告」の検索数が2004年から2012年まで右肩下がりで、それ以降は横ばい。
- 2021年あたりから「デジタル広告」の検索数がインターネット広告を逆転。
この逆転はインターネット広告よりも外、例えばDOOH(デジタル屋外広告)や、CTV(コネクテッドTVやスマートTV) など広告の配信面が増えてきた事が背景にあるのかもしれない。
そして、「プログラマティック広告」の人気度
2006年〜2007年にかけて一つの波
2009年にもう一つの波
2017年〜2021年にかけてさざ波
ただ、2010年以前のプログラマティック広告というのは、現在でいうところのプログラマティック広告とは違うものだと思われる。
英語でプログラマティック広告を意味する「Programmatic Advertising」の人気度。対象はすべての国。
2012年から2017年4月にむかって急激に上昇している。
人気度から見れば、この上記5年で急速に普及し、その後定着したように見える。
最後は、「プログラマティック広告」と「Programmatic Advertising」の比較
期間は、Programmatic Advertising が急速に増えてきた2012から現在だ。
ここに日本と海外でのプログラマティック広告の注目度の違いが如実に現れている。
海外(このケースは英語圏となるだろうが)のプログラマティック広告は順調に普及したが、日本では今となっても注目されてはいないように見える。
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プログラマティック 広告・道。
インターネット広告が曲がり角に来ている。 強大なウォールドガーデンを持つ、Google, Apple, Meta, AmazonなどのGA…
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